iPhone 18 Pro/Pro Maxが正式発表、進化のポイントをざっくり整理
iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxが、2026年9月9日(現地時間)に正式発表された。
新チップ「A20 Pro」と、iPhoneとして初めて搭載された可変絞り対応カメラが目玉機能だ。
今回は前モデルのiPhone 17 Pro/Pro Maxとの違いも価格とスペックの観点で整理してみる。
先に結論を出すと、今回の発表のハイライトとしては以下のとおり。
- iPhone 17 Proからのデザイン変更はなし
- A20 Proは性能の進化が凄まじいが、メモリ容量は変更無し
- カメラが可変絞りに対応
- 動画撮影時にシャッタースピードを制御できるようになった
- バッテリー性能が向上
iPhone 18 Pro/Pro Maxの価格(税込)をチェック
まずは価格から見てみよう。
6.3インチのiPhone 18 Proと6.9インチのiPhone 18 Pro Maxで、ストレージが4種類である点は共通となっている。
| ストレージ | iPhone 18 Pro(6.3インチ) | iPhone 18 Pro Max(6.9インチ) |
|---|---|---|
| 256GB | 219,800円 | 239,800円 |
| 512GB | 254,800円 | 274,800円 |
| 1TB | 324,800円 | 344,800円 |
| 2TB | 429,800円 | 449,800円 |
256GBだけ見てもPro Maxとの差は2万円で、これは前モデルからほぼ変わっていない。
ただし後述する通り、実際の値上がり幅は前機種との比較でけっこう効いてくる。
iPhone 18 Pro/Pro Maxの主なスペック
価格だけでなく中身もしっかり進化しているので、順番に見ていく。
A20 Proチップ、体感でどれだけ速くなる?
新しく載った「A20 Pro」は6コアCPU・7コアGPU・デュアル16コアNeural Engineという構成だ。
高性能コアが2つ、効率コアが4つという内訳で、GPUは前世代から最大40%ほど性能が上がったと案内されている。
CPU性能についても前モデルから20%早くなっている。
高速化の要因としては、チップ設計が2nmとなっており、チップの最適化が進んでいることが挙げられる。
さらにMシリーズチップから着想を得ることで、チップの中身を再設計した点も大きなポイントとなるようだ。
Neural Engineも実質32コア相当まで強化されていて、オンデバイスAI処理はかなり余裕が出てきそうな気がする。
ただし、メモリ容量は変わっていないようなので、AI処理として高性能モデルを動かすことはできない。
基本的には同じモデルを高速で動かすことができるようになる程度だと予想できる。
48MP Pro Fusionカメラ、可変絞りが新搭載
今回の一番の目玉はここだと思う。
メインカメラに可変絞り機構が新しく搭載され、シーンに応じて絞りを自動調整してくれるようになった。
絞りはƒ/1.48・ƒ/1.8・ƒ/2.8・ƒ/4.0の4段階で切り替わり、暗い場所では開いて光を多く取り込む仕組みらしい。
超広角・望遠との組み合わせで、暗所や逆光のカットがどこまで変わるか実機で試してみたいところだ。
フロントカメラも18MPのセンターフレームになっていて、自撮りの解像感も上がっている。
動画撮影時にシャッタースピードをコントロールできるようになった点も大きなポイント。
写真については、自分が撮影したことを証明する署名機能が追加された。
これは、Apple独自のクラウド処理「Private Cloud Compute(プライベート・クラウド・コンピュート)」が処理することで変更することができない「リファレンス画像」としてデータを作成するようだ。
ディスプレイ・バッテリー・その他
ディスプレイはSuper Retina XDR、ProMotion対応、常時表示、Dynamic Islandといういつもの組み合わせ。
ベイパーチャンバーが大型化することで、冷却性能が上がっている。
これにより、将来的にSiri AIを使用してもうまく排熱することができそうだ。
バッテリーはPro Maxで最大45時間となっており、2nmプロセスのチップ設計の恩恵が感じられる。
iPhone 17 Pro/Pro Maxとの比較、買い替える価値はある?
ここが一番気になる人が多いと思うので、前機種と並べてみた。
| 項目 | iPhone 18 Pro/Pro Max | iPhone 17 Pro/Pro Max |
|---|---|---|
| チップ | A20 Pro(6コアCPU・7コアGPU) | A19 Pro(Neural Accelerator付き6コアGPU) |
| メインカメラ | 48MP Pro Fusion(可変絞り対応) | 48MPトリプルカメラ(可変絞りなし) |
| 256GB価格(Proモデル) | 219,800円 | 194,800円 |
| 256GB価格(Pro Maxモデル) | 239,800円 | 214,800円 |
| Pro Maxバッテリー | 最大45時間 | 最大39時間 |
チップ・カメラ・価格の3点で見ると、正当な進化ではあるが値上がりしている。
iPhone 17 Proに関しては、値上げ前で179,800円であることを考えると、4万円も値上がりしている。
しかしながら、可変絞りカメラはiPhone初搭載の機能なので、写真をよく撮る人にとっては買い替え理由になりそうだ。
一方で値上がり後で比較してみると、256GBの価格差は25,000円前後あるので、Neural Engineの余力やカメラにそこまでこだわらないなら、iPhone 17 Proでも当分は困らない気がする。
結論としてはiPhone 17 Proユーザーは乗り換える必要が全く無い
結論として筆者を含めてiPhone 17 Proユーザーが乗り換える必要性は全く無いと感じている。
試算シリーズとしては、インフレ傾向にある場合は毎年乗り換えたほうがコスパが良いと紹介している。

であれば、買い替えても良いんじゃないの?となるが、アップデートの中身が正直なところ薄いと感じてしまう。
そのうえで値上げ前の価格から4万円も高くなっている。
コストだけで見ると「コスパは良い」のだが、乗り換える理由としては流石に足りない。
A20 Proチップの性能は魅力的だし、iPhone 16 Pro以降のユーザーであれば是非オススメしたい。
しかしながらiPhone 17 Proのメモリはすでに12GBだし、最新モデルも同じ。
まだ日本で使えない本格的なSiri AIが登場しても、恩恵は感じられないだろう。
可変絞りカメラに関しては興味がある人は購入してみると良いと思う。
筆者は、別途カメラを持ち歩いているため、iPhoneのカメラをそこまで使わない傾向にある。
むしろ、Proユーザーこそ映像の品質を上げるためにミラーレスカメラを検討してみて欲しい。

今回はiPhone 18 Proへ乗り換える理由を頑張って探してみたが、残念ながら見つからなかった。
レビューもしないだろう。


コメント