値上げ前にMacbook Air M5の購入はできたが、今後も同じ構成で買える自信はない
Appleが、MacとiPadの値上げを実施した当日の朝にMacbook Air M5の注文に成功していた。

購入した構成は以下にリスト化した。
構成内容としては、ほぼフルスペックと言っていいほどカスタマイズしている。
- 10コアGPU
- 32GBメモリ
- 2TBストレージ
- USキーボード配列
- ミッドナイト
- 価格は税込みで334,800円
値上げ前に購入したため、334,800円で済んでいるが、値上げ後に同じ構成にすると440,800円となる。
直感と勢いで注文してしまったが、値上げ前後に11万円の差があるのであれば、現行モデルを購入してよかったと感じる。
ただ長期目線で考えたときに、プライベートで使用するPCとして44万円のPCを購入することは費用的に厳しい。
このMacBookが生涯で最も高い買い物であってほしいと強く思う。
一番の弊害としては、今後日本国内でのクリエイターがMacを購入したいときにPCが高額で買えない問題が発生することだ。
日本国内にクリエイティブな活動をする土壌が生まれづらくなることは大きな危機感にも感じる。
特に自分のように仕事ではなく、プライベートでクリエイティブな作業をする人にとって今後は死活問題となるだろう。
流石に仕事でもないのに44万のPCを買うことも、オススメすることも今後はないだろう。
Macbook Air M5ミッドナイトは傷や汚れが目立つ。防御力強化を余儀なくされた
Macbook Air M2のときはシルバーカラーだったから、あまり気を使わずに使用できた。
今回購入したミッドナイトは、レビューなどを見ると色ハゲや汚れが目立つなどネガティブな口コミが多い。

特に指紋汚れや色ハゲ、擦り傷の3点に気を使わなければならず、神経質な自分にとっては、カラーは選択ミスとしか言いようがない。
素直にシルバーにすればよかったと反省している。
実は、今年は家族用にMacbook Air M5 16GB 1TBモデルを購入しており、傷防止対策をすでに実施していた。

Macbook Air専用のケースで塗装ハゲを防ぐ
しょうがないので、Macbook Air M5スカイブルーでも購入したケースをもう一度購入した。

今回は、ケース本体もブラックカラーにしている。
理由は、ミッドナイトは少し青みがかっているため、Macbook Proのようなブラックカラーを目指してみたくなったから。

前面につけるとこんな感じで、りんごロゴが薄いMacbook Proのようにイメージチェンジができる。

このケースの良いところは、ケース本体の足にちゃんとした滑り止めがあることだ。

この滑り止めは純正のデザインと全く同じであるため、使い勝手が変わらないことが大きなポイント。
続いて、トリニティの「スマ冷PREMIUM」をあえてMacbook Airに取り付けてみた。

この「スマ冷PREMIUM」は、以前にトリニティ様からご提供頂いた、スマホ用の冷却シートとなる。

Macbook Airへ取り付けた理由は、Macbook Proと異なりファンレス設計のため、少しでも排熱をしたいからだ。
今回はケースを取り付けるため、どこまで効果があるかはわからないし、推奨的な使い方ではない。
しかしながら、エンコード時に少しでも排熱できるのであれば、試してみたいと思っている。
Apple Watchバンドの擦れや傷から守るアームパッドを取り付け
続いてアームパッドとしてClearViewの保護シールを購入した。

Macbook Airのトラックパッドの左右のスペースは、微妙に違うらしい。
以下の画像の上部に薄く「左」と「右」と書かれており、それぞれが専用設計となっている。

シールを取り付けると以下のようなデザインとなる。

光の反射で目立ってしまっているように見えるが、実際に使っているときは反射は気にならない。
また、写真の気泡も翌日には消えていたが、大きな気泡はあらかじめ入らないようにしたほうが良いだろう。
このアームパッドを取り付けた最大の理由は、Apple Watchによる塗装ハゲが嫌だからだ。

特にバンド部分で塗装ハゲになることが多く、擦り傷が積み重なって傷物になることがある。
ミッドナイトは傷がよく目立つためこのアームパッドはほぼ必須と言ってもよいだろう。
なお、Macbook Proでも塗装ハゲは起きるので、ミッドナイト以外でも発生する問題として認識しておくと良いかもしれない。
キーボードのテカリ問題から防ぐキーボードカバー
Macbookのキーボードは、使用すればするほど油などを吸収しテカリが発生してしまう。
このテカリ問題を解決するためにSoonjetのキーボードカバーを購入してみた。

キーボードカバーを取り付けると以下のようなデザインとなる。
電源ボタンことTouchIDのみ保護の対象外となっている。
そのため、ケースを取り付けたときの質感をTouchIDのキーと比較して見ることができる。

基本的なタイピングは個人的には気にならない。
そもそも、家ではHHKBを使用しているため、あまり触らないからキーボードカバーを取り付けてもストレスはない。

カバー自体も0.15mmと薄いため、打点感も気にならない。
ちょっと質感がプラスチック感というかビニールっぽい感じになるのが気になるところ。
悪く言うと安っぽいが、キーボードカバーに高級さを求めることも間違っているため、気にしないで運用していく。
Majextandの移植はほぼ不可能だった
気に入っていたスタンドであるMajextandの移植をしてみた。
結論としては、粘着性が強くて移植が難しいと言わざるを得ない。

無理やりMajextandを移植しようとすると、フレームが曲がったりするため、注意を払いながら剥がす必要がある。
とはいえイメージどおりに作業が進むことも無いため、公式サイトの推奨作業であるカードで切ろうとしてもうまく行かなかった。
カードでテープを切る作業は、強い力が必要とするため、PC本体への傷が気になってしまう。

しょうがないので、エタノールを使用して粘着テープを溶かしながら進めることにした。
粘着テープの使いまわしができなくなるが、Majextandには予備のテープが付属されているため、1回の乗り換えであれば対応できる。
で、エタノールを使用してMajextandを取り外してみたが、テープ側がノートPC側に残ってしまった。

Macbook Airの排気口にエタノールが入らないように慎重に操作することで、完全に取り外すことはできた。

今回の作業は二度としたくないため、ケース側にMajextandを移植した。

カラーが合っていないことは百も承知だが、使用している場面で視界に入ることもない。
相手に見えることだけがデメリットだが、そもそも色を合わせる事自体が固定概念であると考えると、全く気にならない。
予備のテープは使用してしまったが、M3テープを別途購入して長さや幅を調整することで、また同じ手順(エタノールを使った作業)で移植することができるだろう。
Macbook Air M5で動画や写真の処理はどこまで早くなったか?
正直なところ、Macbook Air M2でも全く不便していないから、M5になったところでスペックアップについて語れることは少ない。

体感としては、動画関連はよりスムーズに「つっかかりがなく」動くことができると感じる。
写真現像に関しては、RAWの書き出しが驚くほど早くなっており、体感として5倍ほど早く感じる。
他のレビュワーと異なり、実際のQOLを重要視している本サイトだが、一応M2とM5のスペックを比較してみる。
| 項目 | MacBook Air M2 | MacBook Air M5 | 体感差 |
|---|---|---|---|
| 発売 | 2022 | 2026 | 約4年分の進化 |
| CPU | 8コア(4P+4E) | 10コア(4P+6E) | マルチ性能が大幅向上 |
| GPU | 8〜10コア | 8〜10コア(新世代) | GPU性能は大きく向上 |
| メモリ帯域 | 100GB/s | 153GB/s | 約53%高速 |
| メモリ | 8/16/24GB | 16/24/32GB | 標準16GBになった |
| Neural Engine | 16コア | 16コア(新世代) | AI処理高速化 |
| Media Engine | H.264/HEVC/ProRes | H.264/HEVC/ProRes + AV1デコード | 最新動画形式対応 |
| SSD | 最大2TB | 最大4TB | 大容量構成が可能 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 7 | 通信性能向上 |
これによる動画編集の恩恵は以下のとおり。
| 作業 | M2 | M5 |
|---|---|---|
| 4K H.264編集 | ◎ | ◎◎ |
| 4K HEVC | ◎ | ◎◎ |
| ProRes編集 | ○ | ◎ |
| カラーグレーディング | ○ | ◎ |
| エフェクト多数 | △ | ○ |
| 書き出し | 基準 | 20〜40%程度高速(ワークロード次第) |
書き出しは理論値だと言われており、実際にはチップに熱が溜まるとサーマルスロットリングが発生する。
そのため、Macbook Air M5のレビューとしては、熱対策次第で書き出しが変わると言われている。
逆に言うと熱対策ができていれば、Macbook Proと同等の書き込み速度を得られる可能性もある。
ただ、書き出し速度を重要視するのであれば、最初からMacbook Proを購入したほうが良いだろう。
また、カラーグレーディングなどの作業については、Macbook Air M2でも引っかかった印象はない。
やはり、総合的にMacbook Air M2でも完成されたPCだったと言えるだろう。
続いて、写真の観点での評価は以下のとおりとなる。
| 作業 | M2 | M5 |
|---|---|---|
| RAW読込 | ○ | ◎ |
| AIノイズ除去 | △ | ◎ |
| マスク生成 | ○ | ◎ |
| 書き出し100枚 | ○ | ◎ |
| Photoshop AI機能 | ○ | ◎ |
RAWなどの処理は、M2から一番体感できるポイントだった。
明らかにM2よりもM5の方が早いしストレスが少ない。
M5チップは、映像やAI関連機能が強化されている。
最近の写真に対する工程は、AIによるノイズ除去を含めてAI処理が多く使用されている。
写真を多く使用する人は、M2からM5へ乗り換えることで大きな恩恵を受けることができる。
Macbook Air M5 32GBメモリでローカルLLMがまともに動くようになった。
続いて、メモリについて語りたい。
Final Cut Proにて、4K60PのLog撮影の動画を1,2時間編集することがある。
M2チップでもGPUが10コアだし、メモリも24GBだったので、不便なく作業はできていた。
しかしながら、ローカルLLMことGemma 4を動かすとPCがフリーズするほど高負荷となり、全く動かすことができなかった。
ざっくりとメモリごとのモデルの選び方は以下となる。
| メモリ量 | 推奨モデルのサイズ | 推奨量子化ビット数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 24GB | 26B ~ 30B | 4-bit / 5-bit / 6-bit | 現在のモデルが最適。少し精度を上げたいなら6-bit。 |
| 32GB | 26B ~ 30B | 8-bit | 現在のモデルの「最高精度版」が動かせる。 |
| 32GB | 30B ~ 40B | 4-bit | より巨大で賢いモデルに挑戦できる。 |
結論として、Macbook Air M5 32GBメモリでは、「gemma-4-26b-a4b-qat」というモデルが快適に動いている。
現在はLLM StudioでChatGPTのように使用しているが、今後はollamaなどでコーディング関係でも試してみたいと思っている。
数値的にはM2でも快適に動くはずなのだが、やはりメモリ帯域幅の違いなのかM5のAI用のチップの恩恵なのか体感が全く違う。
ローカルLLMを使用したいのであれば、M2からM5へ乗り換えることを強く推奨したい。
Macbook Air M5ではWindowsのゲームはほぼできない
前提として、Windowsのx86_64向けのゲームをMacで動くのか?の観点で語っていく。
環境は、Mac上にParallels Desktopを立ち上げ、Windows 11のArm版でソフトをエミュレーションする流れとなる。
前回のMacbook Air M2では、METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAINが、若干操作ラグがあるが、グラフィックが性能としては問題なく動くことが確認できていた。
M2で動かなかったのは、モンスターハンター:ワールドだ。
排熱や軽量Modなどあらゆる方法を試したが、チュートリアルまでしか進めることができなかった。
今回のMacbook Air M5でモンスターハンター:ワールドを起動したところ、チュートリアルは進めることができたが、画質はPSPのような感じになってしまった。
また、プレイしていると排熱問題によりカクつくことも多かったため、やはりMacbook Airでゲームは不可能だと言えるだろう。
そもそもこの検証方法は、WIndows 11をエミュレーションした上で、さらにソフトをx86_64としてエミュレーションしているため、効率が悪すぎる。
希望があるとしたら、Mac側にネイティブに対応したモンスターハンター:ワールドであれば、快適に動く気がする。
Thunderbolt 3によるデータ移行で1.5TB未満を1.5時間で完了
今回は、M2もM5もストレージ容量が2TBの構成としている。
実際に使用しているデータ容量は、1.5TB程となる。
このデータ容量を転送するためには、Wi-Fiや普通のUSB-Cケーブルだと遅くなると感じたっため、Thunderbolt 3ケーブルを使用してデータ転送を開始した。
大体、1秒あたり400MB〜700MBの範囲でデータ転送ができていた。
1GBの転送速度には満たない状況ではあったが、すべてのデータ転送にかかった時間は約1.5時間ほどとなった。
すごく真面目な話をすると、Thunderboltケーブルは、インテルの認証を取得しているものを本来は使用する必要がある。
しかしながら、インテルの認証を取得しているケーブルの価格は、6,000円〜10,000円と高額な価格となる。
今回使用したケーブルは、インテルの認証を取得していないものであるが、Mac上でもThunderboltと認識して使用することができた。
自己責任ではあるが、今回使用したThunderboltケーブルのリンクを乗せておく。
まとめ!Macbook Air M2からの乗り換えでM5は間違いなく体感できるレベルで変わった
まとめとして、Macbook Air M2からMacbook Air M5へ乗り換えたことで画像編集やローカルLLMなどの分野で大きな違いを感じた。
一方で、チップの性能ではなくメモリが24GBから32GBへアップグレードしたことによる体感の違いもあるとは思う。
正直なところ、WEBサーチやプログラミング、動画編集の分野では自分の作業環境として大きな違いは感じられなかった。
特に動画編集は、4K60PのLog動画に対してカラーグレーディングとテロップを付けるくらいにしか使用しないため、エフェクトなどを多用すると違いは感じられたのかもしれない。
結果的には、値上げ後の価格が44万だったので、この時代にこのスペックで33万円で購入できた事自体が大きなメリットに感じる。
一方で、この値上げがなければあえて購入する必要もなかったかなっと思えてしまう点も正直に記録したい。
コスパを重視するのであれば、Macbook Air M2のフルスペックモデルを中古で購入することが一番いいかもしれない。
ただ、OSのサポートとしては、あと2,3年で終わってしまう可能性もあるから、価格と将来性を見て考えてみて欲しい。
以下にMacbook Air M5のリンクを貼るが、今回紹介した構成はApple Storeでカスタムオーダーする必要がある。
Amazonを中心として、高スペックモデルのリンクを張っておくので、興味があれば見て欲しい。
US配列はこちら
JIS配列はこちら


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