Internet Explorer 11の完全無効化に伴いWindows 10ではEdgeへリダイレクト
Microsoftは、現地時間２０２３年２月１４日をもって、「Windows 10」上の「Internet Explorer 11」のデスクトップアプリを完全に無効化いたしました。
Microsoftは、「Windows 10」向けに２０２３年２月１４日に配布する「Microsoft Edge」のアップデートにて「Internet Explorer 11」を完全に無効化する処理を組み込んでおります。
２月１４日以降からは、「Internet Explorer 11」を使用しようとすると強制的に「Microsoft Edge」へリダイレクトする処理へ変わります。
このリダイレクトを受ける対象は以下のとおりとなります。
- Windows 10 クライアントSKU
- Windows 10 IoT
- Windows 10 Enterprise Muti-Session
さらにスタートメニューやタスクバーに表示されている「Internet Explorer 11」のアイコンも２０２３年６月１３日のセキュリティアップデートにて削除予定となっております。
Internet Explorer 11は２０２２年６月サポートが終了している。早めに乗り換えを
Microsoftは、２０２２年６月に「Internet Explorer 11」のサポートを終了しております。
現在Microsoftは、オープンソースである「chromium」ベースの「Microsoft Edge」への移行を推奨しております。
「chromium」であるブラウザが主流となっている現代にて、同じく「chromium」である「Google Chrome」も中身としては「Microsoft Edge」と変わりません。
しかしながら、「Microsoft Edge」には対話型AIである「ChatGPT」が搭載さております。
対してGoogleもBardと呼ばれるチャットボットを発表しており、検索エンジンから使用するブラウザまで変化が起きている時代となります。
正直、現段階に置いては、Microsoftアカウントを持っていれば「Microsoft Edge」、Googleアカウントを持っていれば「Google Chrome」を利用すればよいかと思います。
今後の、チャットボット戦争において勝利した方へ乗り換えがユーザーにとっての恩恵が強いと思われます。
なお、この度のInternet Explorer 11デスクトップアプリの終了関する公式情報はこちらをご参照ください。
[引用元：Microsoft]
[画像引用元：Microsoft]
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