Mac・iPadが最大37%値上げ!Appleが日本で価格改定した理由と今後の買い時ややすく解放法を解説

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Mac・iPadが2026年6月に大幅値上げ──何がどれだけ上がったのか?

2026年6月25日(木)、AppleはMacとiPadの日本価格を一斉に改定した。
最大値上げ幅はMacBook Pro 14インチの+91,000円(約37%)と、ここ数年で最大級の改定となっている。
「また値上がりか…」と思った人も多いと思うけど、今回は円安だけが理由じゃない。
背景にある理由と、実際の新旧価格をざっくり確認しておこう。

Apple製品が2026年6月に値上げされた背景

メモリ・半導体価格が2026年初頭に最大98%急騰

今回の値上げの直接的な引き金は、世界的な半導体不足だ。
市場調査会社TrendForceによると、2026年第1四半期のDRAM価格は前年比で約98%上昇している。
ほぼ倍になったわけで、スマートフォンやパソコンに大量のメモリを搭載するAppleが影響を受けないはずがない。
なぜここまでメモリが高騰したかというと、生成AI向けデータセンターの急拡大が主な原因だ。
ChatGPTやGemini、そしてApple Intelligence、これらのAIサービスを動かすために、世界中のデータセンターがDRAMとストレージを爆買いしている。
その結果、スマホやPCに回ってくる分が減り、コストが跳ね上がっている。

ティム・クックCEOが「これ以上コストを吸収できない」と認めた

Appleは公式コメントでこう述べている。
「AIデータセンターの急速な拡大が、メモリとストレージへの前例のない需要急増を生み出した。
これほど急激なコンポーネント価格上昇は見たことがない」
メディアでは、ティム・クックCEOが「100年に1度のメモリひっ迫」と表現したと伝えられている。
正直、これだけはっきり言われると腑に落ちる部分もある。
これほどのコスト増をメーカー側が全額負担し続けるのは、さすがに限界だったのだろう。
なお、日本での大規模値上げは2022年7月以来、約4年ぶりのことだ。
発表当日にはAppleの株価が6.12%下落しており、市場の反応も決して良くはなかった。

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MicronがAppleの価格交渉を「建設的でない」と異例の批判

今回のメモリ不足には、Appleが一因として関わっているという指摘が業界内で浮上している。
Micronのチーフ・ビジネス・オフィサー(CBO)であるSumit Sadana氏は2026年6月25日、The Wall Street Journalに対し、「2023年のメモリ市況低迷期に、一部の大口顧客が極めて攻撃的な価格交渉を仕掛けてきた。当時、そのような交渉は建設的ではないと伝えた」と述べた。
名指しこそしていないものの、発言のタイミングはAppleがiPadやMacBookの値上げを発表した直後であり、業界メディアは揃ってAppleを指した発言だと報じた。
恐らく、Appleが今回の値上げがメモリの価格高騰としたため、反論として述べたものだと推測できる。

Micronは2023年の低価格・低マージンの時期に設備投資を大幅に抑制せざるを得なかった。
その結果、AIブームによる需要急増が起きた際に増産が間に合わず、現在の深刻な供給不足につながったとSadana氏は説明している。
つまり、Appleが数年前にコスト削減のために価格を押し下げた行動が、現在Appleを直撃しているメモリ不足の遠因になったという皮肉な構図が報じられている。

Mac・iPadの新旧価格を一覧で確認(表)

MacBook・Mac miniの新旧価格比較

MacはNeoからProまで幅広く値上げされた。
特にMacBook Pro 14インチが+91,000円(+37%)と突出しており、一気に33万円台に乗ってしまった。

製品旧価格(税込)新価格(税込)値上げ額値上げ率
MacBook Neo(256GB)99,800円119,800円+20,000円+20%
MacBook Air 13インチ(512GB)184,800円224,800円+40,000円+22%
MacBook Air 15インチ(512GB)219,800円264,800円+45,000円+20%
MacBook Pro 14インチ(1TB)248,800円339,800円+91,000円+37%
MacBook Pro 16インチ(1TB)449,800円519,800円+70,000円+16%
Mac mini(最小構成)124,800円134,800円+10,000円+8%

iPadの新旧価格比較

iPadも全ラインナップが値上げされた。
無印iPadとiPad miniがともに+27%、iPad Air 11インチは+31%と、Macに負けない値上げ幅になっている。
エントリーモデルの無印iPadが74,800円(税込)になったのは、正直しんどいと思う。

製品旧価格(税込)新価格(税込)値上げ額値上げ率
iPad(128GB)58,800円74,800円+16,000円+27%
iPad mini(128GB)78,800円99,800円+21,000円+27%
iPad Air 11インチ(128GB)98,800円129,800円+31,000円+31%
iPad Pro 11インチ(256GB)168,800円209,800円+41,000円+24%
iPad Pro 13インチ(256GB)218,800円269,800円+51,000円+23%

iPhoneとApple Watchは今回の値上げ対象外

補足として触れておくと、iPhoneとApple Watchは今回の価格改定の対象外だ。
MacやiPadはメモリ・ストレージを多く使う構成のため値上げ幅が大きくなりやすいが、iPhoneはラインナップごとの構成管理が異なる影響もある。
今後の機種変更を検討している人は、iPhoneとApple Watchについては現時点の価格を維持している点を参考にしてほしい。

高い確率で2026年に発表されるiPhone 18は、値上げされるだろう。
価格を重視するのであれば、今のうちに現行モデルを購入することをオススメしたい。

値上げ後でもApple製品を安く買う方法はある?

認定整備済製品(Apple Refurbished)を活用する

Appleの公式サイトでは「認定整備済製品」(Refurbished)を販売している。
これはApple自身が整備・検査した中古品で、新品と同じ1年保証が付く。
値上げ後の新品と比べると、1〜2世代前のモデルが10〜15%ほど安く手に入ることも多い。
「最新スペックじゃなくてもいい」「とにかくコストを抑えたい」という人には、最初にチェックしてほしい選択肢だ。
在庫は日替わりで変わるので、目当ての機種があれば定期的に見ておくといいと思う。

Amazon・楽天で最安値をチェックする

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでは、セール時期(プライムデーや楽天スーパーセールなど)にApple製品が割引になることがある。
特に型落ちモデルは定価より数千円〜数万円安く手に入ることもある。
今回の値上げで「Apple Storeで買うのはちょっと…」と感じているなら、各サービスの最安値を比較してみるのが現実的だと思う。

さらに、2026年7月10日からAmazonプライセールが開催されることがわかっている。
対象製品にApple製品がすでに入っていることがわかっているため、少し待ってみるとよいだろう。

値上げが予想できていたので事前にiPad Air M4とMacBook Air M5を注文していた

幸い、本業がIT関連であるためAIの進化と半導体不足は肌で感じている。
SSDやメモリの価格を定期的に見ていると、Apple側に利益が薄いことは想像できた。
つい最近では、任天堂がNintendo Switch2の値上げをしており、コンピュータ自体の価格が上がっていることは明白だ。

以上の理由から価格の値上げを予想できたので、iPad Air M4の購入を早い段階から完了していた。

無印iPadだと、将来的なAI処理やiPadOSに耐えられないと予想してiPad Air M4を9万円ほどで購入している。

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現在のiPad Air M4の価格は、129,800円となっており、購入した金額よりも4万円も高くなっている。
iPad Air M4は3台購入したため、実質的に12万円の値上げを回避できた。

続いて、MacBook Air M5をメモリ16GB、ストレージ1TB構成で学割で購入している。

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ヨドバシカメラの学割を使用したため、18万円ほどで購入した記憶がある。(さらにポイントが付いたと思うが詳細は忘れた。)
現在、同じ構成で購入すると278,800円であるため、10万円も値上げを避けることに成功した。

昔のMacは、Windowsよりも遥かに高額で誰でも気軽に購入することができないPCだった。
値上げ後は、昔のMacが戻ってきてしまったような印象で、誰でも買えるようなものではなくなったのかもしれない。

頼みの綱としては、MacBook Neoがあり、こちらは値上げ後でも119,800円に収まっている。
最低限の実用的なスペックである512GBでも137,800円であるため、こちらのシェアが伸びていくことが想定される。
MacもiPadもAirシリーズは、頑張って買うものとなり、今後はNeoや無印がAppleを牽引していくのかもしれない。

すでにApple StoreでもMacBook Neo 512GBの整備品モデルも登場してきており、116,800円で購入することができる。
今、初めてMacを触れたいのであれば、整備品を購入することをオススメする。
新古品じゃなくて、新品が良いユーザーは、Amazonのセールを狙うことをオススメしたい。

値上げ当日にMacBook Air M5を注文することにも成功-Apple Storeを攻略

実は今回、MacBook Air M5の32GBメモリ・2TBストレージ構成を値上げ前に注文している。

6月25日に家電量販店などで一部価格変更があったため、午前中に以下の構成のMacBook Air M5を追加注文した。

  • 2TB SSDストレージ
  • 40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W対応)
  • Touch ID搭載バックライトMagic Keyboard – 英語(US)
  • 32GBユニファイドメモリ
  • 10コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine
  • 価格 : 334,800円

納期が「2026/07/28〜2026/08/04」と約1ヶ月先であることがわかったため、とった戦略が、「保険としての注文」だ。
納期まで1ヶ月あるということは、その間にM6モデルが発表される可能性がゼロではない。
もしM6が出て価格差が小さければ、キャンセルしてM6を買い直せばいい、値上げ幅が小さい場合もキャンセルも可能という考えだ。

Apple Storeのオンライン注文は、出荷前であればキャンセルできる。
カスタマイズ構成(BTOモデル)でも同様で、発送処理が始まる前ならキャンセルが通りやすい。
「とりあえず値上げ前の価格で押さえておいて、納期中に状況を見てキャンセル判断」という使い方もあり、意外と有効な選択肢だと思っている。

値上げ後にこの構成で注文すると440,800円となるため、こちらでも10万ほどの値上げを回避できた。
合計で30万円ほどの値上げを回避できたと言えば都合がいいが、値上げ後の価格で今後変えるかは正直微妙。

なので、このまま注文を継続してM6の購入は見送ろうと思う。

Apple Storeのキャンセル・返品ポリシーを確認しておこう

「注文したけど気が変わった」「受け取ってから後悔した」という場合のために、Apple Store(日本)の公式ポリシーを整理しておく。

  • 返品可能期間:製品を受け取った日から14日以内
  • 返品条件:付属のすべてのパーツ・アクセサリ・製品パッケージを含む元の状態であること
  • カスタマイズ(BTO)モデル:返品自体は可能。ただし店頭での交換はできず、返金後に新たに注文し直す形になる
  • キャンセルのタイミング:出荷前であればキャンセル可能。支払い済みでもキャンセルすれば全額返金される

「14日以内なら返品できる」というのはかなり余裕があるルールで、「やっぱり別の構成にすればよかった」「思ったより使わない」という場合でも、購入後すぐに気づけばリカバリは効く。
ただし、開封済みでも返品はできるが、コンディションが元の状態に近いことが前提になる点は注意しておこう。

理想的な買い方ができているように見えるがiPad Pro M5とApple Watch Ultraは間に合わなかった

MacとiPad Airを見ると理想的な買い方ができているように見えるかもしれないが、自己評価として点数は70点。

理由は、現在使っているiPad Pro M1とApple Watch Ultra(初代)をリプレイスできなかったからだ。
特にApple Watch Ultraは、以下の記事でも解説しているがwatchOS27にてサポート対象外となっており、本来であれば買い替えたいところ。

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Apple Watch Ultra 3を購入してもAIに最適化されていないだろうから買い替えはApple側の様子を見て検討することにした。
Apple Watch UltraがwatchOS27に対応していなくても、しばらくはセキュリティアップデートの対象にはなるだろうし、現状は通知と睡眠記録くらいにしか使っていないため、支障はないと判断。
支障があるとしたらリセールバリューだが、現時点で5万ほどであるため、もはや誤差だろうと思う。

iPad Pro M1に関しては、早いうちから買い替えたいが、YouTubeとLine、ブラウジングにしか使用していない。
iPadOS27に対応するみたいだが、そろそろサポート切れになることが予想される。

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自分の使用用途では、M5くらいでちょうどいいのでAirまたはProを来年あたりに検討したい。

最大の懸念点は、Magic Keyboardが5万円と高すぎる問題がある。
流石に高すぎるし、消耗品であるケースでもあるので躊躇するものだが、これがなくては生きていけない。
サードパーティは無線だし、バッテリーを積んだことで重くなるしで、結局純正しか魅力的に見えない。

折衷案として、中古で購入したいがUS配列が市場に少ないため、購入計画の完了まで時間がかかりそうだ。
あと1年はiPad Pro M1を使用することは覚悟する。

次の業界的な値上げはHDD。NASなどを検討している人は早めに購入しよう

AIによる半導体はまだまだ続いており、メモリやSSDでは終わらないと予想している。
次の波は、AIの学習データを大量に記憶するHDDの価格が上昇すると予想している。

すでに2025年と比較して、HDDの市場価格は2倍ほどになっている。
これでも高いと感じるだろうが、SSDのように3,4倍に上がっていないため、まだ値上がりする余力があると考えたほうが良い。

現実的に最近になりHDDのメーカーであるウェスタン・デジタルの株価が急上昇している。
これはAI需要により、売上が上がることが見込まれていると分析されている。

一般的にHDDは使用しないのでは?っと思うかもしれないが、データの保管場所としてクラウドも値上がりするかもしれないので、NAS側でコストを抑えたいと思っている。

データが今後も増えることを想定して、2年以内に保管庫が必要な人は購入計画をしたほうが良いだろう。

MacBook・iPadは今すぐ買うべきか?値上げ後に買い時はあるのか

個人的には、「今すぐ必要な人は買うべき、そうでない人はもう少し様子見でもいい」と思っている。
理由はこうだ。
今回の値上げはメモリ・ストレージの世界的な価格高騰が主因で、AI需要が落ち着かない限り短期間で元の値段に戻る可能性は低い。

明日にでも欲しい場合はしょうがないが、1,2か月以内に欲しいのであれば、セールや新古品の中古などを狙うとよいだろう。
Apple Storeの整備品を狙う方法もあったが、整備品も合わせて値上げされているため、型落ちなどを検討する必要がある。

価格が下る時期については今のところ不明だが、AIバブルが弾けると価格が暴落することが予想される。
AIブームの引き金となったChatGPTを提供しているOpenAIは、今年中に上場を予定している。
上場後、大幅に株価が下がることがあれば、半導体の値下がりの可能性が出てくる。

AIブームが起きていることは間違いないが、AI会社が利益を出しているかは正直微妙であり、設備投資にすべて回っている印象がある。
投資した設備も3年ほどで入れ替えが発生するため、少なくともあと3年ほどは価格は下がらないと思う。

コストを重視するのであれば、やはり早めに購入するか4年後に購入することを視野に入れるしか無いだろう。

Apple製品を安く購入するなら楽天市場でポイ活が一番いい

最後にApple製品を安く買う方法を伝えて終わりたい。
ただし、伝えたいのは短期的ではなく、長期的な計画だ。

楽天では、Apple製品の購入に使えるAppleギフトカードを買うことができる。

楽天市場にてお買い物マラソンや楽天モバイルなどを駆使することで、13倍のポイントを受けることができる。
毎月日用品をお買い物マラソンで購入することで、期間限定ポイントを3,000~8,000ポイントは獲得できる。
これにより、Appleギフトカードを年間で数万円は貯蓄することは可能だ。

実質的にiPhoneを毎年買い替えてもいいし、今回のように急な値上げを予想してiPadやMacを購入することもできる。
興味があれば以下の記事をぜひ読んでみて欲しい。

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