恒例のiPhoneはどうやったら安く買えるのか?を試算して数字で判断する
フリマアプリを閲覧したことで始まったiPhoneを売却することを前提とした長期的に安いポイントを探す試算企画なんだけど、これまでのProシリーズと無印シリーズでは毎年買い替えた方が安いという結論になっている。
そこで最も安いモデルであるSEシリーズを対象とした場合の試算を行いたくなった。
ただし、SEシリーズは毎年必ず新型モデルが登場するわけではないので、登場してからどれほどで値下がりをしているのかをまずは試算してみたい。
恐らく、毎年登場しないことからProシリーズと無印シリーズは別の観点で判断する必要が出てくるだろう。
iPhone SE 第2世代とiPhone SE 第3世代の価格を比較してみる。
今回はエントリーモデルである64GBと128GBと256GBの両方で一度に試算してみる。
いつもどおり中古価格は、複数のフリマサイトを元に直近で売れた価格の中央値を独断と偏見で可能な限り正確に算出している。
もちろん使用してからの売却想定しているため、未使用品価格を除外する。
製品名 | 新品価格 | 中古価格 | 差額 | 1年あたりの費用 (販売開始年で算出) |
iPhone SE 第2世代 64GB | 44,800円 | 17,000円 | -27,800円(62%減) | -27,800円/3年=-9,267円 |
iPhone SE 第2世代 128GB | 49,800円 | 20,000円 | -29,800円(60%減) | -29,800円/3年=-9,933円 |
iPhone SE 第2世代 256GB | 60,800円 | 25,000円 | -35,800円(59%減) | -35,800円/3年=-11,933円 |
iPhone SE 第3世代 64GB | 57,800円 | 43,000円 | -14,800円(26%減) | -14,800円/1年=-14,800円 |
iPhone SE 第3世代 128GB | 63,800円 | 53,000円 | -10,800円(16%減) | -10,800円/1年=-10,800円 |
iPhone SE 第3世代 256GB | 76,800円 | 70,000円 | -6,800円(9%減) | -6,800円/1年=-6,800円 |
iPhone SE 第3世代 64GB(値上がり後) | 62,800円 | 43,000円 | -19,800円(31%減) | -19,800円/1年=-19,800円 |
iPhone SE 第3世代 128GB(値上がり後) | 69,800円 | 53,000円 | -16,800円(24%減) | -16,800円/1年=-16,800円 |
iPhone SE 第3世代 256GB(値上がり後) | 84,800円 | 70,000円 | -14,800円(17%減) | -14,800円/1年=-14,800円 |
iPhone SE 第3世代は、2022年3月に登場してまもなく値上げされたため、試算として正しいデータであるかが正直微妙なところである。
ただし、iPhone SE 第2世代に関しては1年あたりの費用が10,000円を切っているため、コストパフォーマンスが良いことがわかります。
値上げ後の1年あたりの価格で見ると、14,000円〜19,800円のレートであるため、無印モデルと変わらないことが試算できた。
iPhone SEの試算結果をどう判断するか?
iPhone SEに関しては、値上げ後の影響が大きいため価格の分析が難しい印象がある。
少なくとも、iPhone SE 第3世代は1年あたりのコストが無印モデルであるiPhoneシリーズと差がないため、魅力として欠けるようにも思える。
さらにデータとして分析するためにiPhone SE 4の登場を考慮するために歴代のiPhone SEシリーズの販売年を出してみる
世代 | 販売年 |
iPhone SE 第1世代 | 2016年 |
iPhone SE 第2世代 | 2020年 |
iPhone SE 第3世代 | 2022年 |
このことから、iPhone SEシリーズは、4年または2年で登場していることがわかります。
iPhone SE 4はiPhone 14をベースとして早ければ2024年に登場する可能性があることも報じられております。
現段階で判断するとしたら、iPhone SE 第3世代の購入は見送りiPhone SE 第4世代に向けた計画を立てたほうが良いように思われる。
iPhone SEは円安に弱い。景気を見て計画的に購入することが今後の教訓
Appleは、円安の際に製品の価格を見直す企業であることは言うまでもないでしょう。
世界的な動きとして、お金のバラマキの後にインフレが加速。その後、インフレを抑えるために金利を上げることで日本が円安になるという流れが起きている。
今後、世界的なパンデミックが発生しお金のバラマキが実施された際には、早めにiPhoneを含む海外製品を購入したほうが良いだろう。
その後、円安による海外製品の値上げにより所持しているiPhoneの価値も上がるため、世界情勢に合わせて戦略的に買い替え購入を立てたほうが良いでしょう。
【まとめ】iPhone SEは他のiPhoneとは別の見方で考えるべき
まとめとして、iPhone SEの買い替えサイクルとして要因となるのは以下の観点が必要となりました。
- iPhone SEシリーズは2年または4年ごとに登場している
- iPhone SEは無印モデルと1年あたりのコストがそれほど大差がない
- 旧モデルとなったら価値が2万円ほどとなってしまう
このことから、これまで報じてきたProシリーズや無印モデルとは別の観点で考えなければならない。
個人的な感想としては、iPhone SEシリーズは販売開始した直後に購入し、新モデルが登場するたびに購入したほうがよいかもしれない。
ただし、4年間も新モデルが登場しなかった場合、バッテリーが劣化してしまうため、その際は売却またはバッテリー交換を検討したほうが良いでしょう。
重要な観点としてiPhone SEシリーズは大手キャリアや格安SIMブランドにてセール販売されているため、コストパフォーマンスを考えるとセールの際に購入したほうが良いかもしれません。
2023年に規制が入るが、土日の家電量販店で一括購入で1円で販売されていることもあります。
まとめると特に通信会社に依存しないユーザーは、新モデルが登場するたびに通信会社の割引を適応しながら売却と乗り換えをすることが最もコストパフォーマンスが良いでしょう。
UPDATE:他の試算シリーズやほぼ無料で毎年最新のiPhoneを持つ方法も
iPhoneの試算シリーズだが、本サイトにて人気が集まってきている。
今回のiPhone Proの他にもiPhone SEや無印iPhoneシリーズの試算もあるのでぜひ見て欲しい。
みんなが欲しいと思っているProシリーズは需要が高いので見てほしいと思っている。
中でも、みんなが持っている無印iPhoneの試算は一番人気な記事なので見て欲しい。
また、円安時代に実施できるほぼ無料で最新のiPhoneを買い替え続ける購入プランもあるので、こちらも見て欲しい。
[画像引用元:Apple]
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