iPhoneはカメラが進化しているという風潮に疑問を持ってみた
iPhoneは、新作が出るたびにカメラが進化しているという認識があるが、急に疑問が湧いてきた。
巷で聞く文言として、もはや15万円もするiPhoneは、スマホを買うのではなくカメラを買っているのだ!っと言われる始末。
ふっと我に返ったときにカメラとしてどのような進化があるのか気になったので、調べてみた。
きっかけのスクショはこれ。
標準ズームは12MPから48MPへアップグレードされている。
しかし、超広角や望遠は12MPのままなんだ。
つまり、15万円払って得られるカメラは、メインカメラの画素数アップと望遠カメラくらいとなる。
iPhone 13~15 Proではカメラがどのように変わったのか?
iPhone 13からiPhone 15までのカメラのアップグレードを見てみる。
数値的には、iPhone 14 ProとiPhone 15 Proはほぼ変わらない。
スマートHDRが変わっているため、色合いが少し変わっていることが想定されるくらいだろう。
iPhone 13 Proに関しても、メインの画素である12MP意外は、ほぼ変わりはない。
唯一、「Photonic Engine」の有無があるけれども、写真にどのような影響があるのかは微妙なところ。
つまり、iPhoneは12MPから48MPの画素のアップグレード以外では、そこまで数値的に変化がないことが疑いの答えとなったなっていたんだ。
そもそも、標準カメラってどこまで使うのか?
標準カメラの画素数が12MPまたは48MPなのかが、iPhoneの大きな違いであることがわかった。
逆に広角カメラを使用しているユーザーは、別にiPhone Proシリーズじゃなくても良いことも数値からわかる。
※もちろん、標準カメラと広角カメラが搭載されているモデルに限るが。
逆に望遠であれば、iPhone Proシリーズの1択である。
標準カメラをメインとしているユーザーの中で12MPと48MPの違いがわかるユーザーがどれほどいるのかが最大の疑問点となる。
逆に標準カメラしか使わないで、画素も気にならないのであれば、iPhone SEがオススメになるだろう。
iPhone 15 ProのLog撮影は正直羨ましいが実用的なのかが気になる
これまでiPhone 15 Proをほぼ全否定してきたけど、Log撮影機能が搭載されたのは羨ましいし、魅力的だと思う。
Log撮影とは、明るい部分と暗い部分の情報中心として記録した撮影方式となる。
明るさと暗さだけではなく、色付けできるのもLog撮影の魅力である。
とにかく、ハイクオリティな動画撮影をできるのがLog撮影で、iPhone 15 Proから対応している機能となる。
ただし、暗さや明るさはカメラ本体のイメージセンサーの大きさに大きく依存する傾向にある。
スマートフォンのイメージセンサーで撮影したLog映像が、フルサイズカメラのようなLog撮影ができるのか?は疑問に思われる。
日中の明るい場所でのLog撮影であれば、iPhone 15 Proでも十分かもしれない。
ただし、すでにα7c iiを持っている身としては、手軽さ意外に魅力は感じづらいだろう。
iPhone 15 ProのLog撮影機能の印象として、フルサイズカメラを持っているユーザーも同じ感想ではないだろうか?
カメラ=iPhoneではない。Androidのほうが画素は良い。デジタルズームで差が開く
「iPhone=カメラがすごい」の理屈で、iPhoneだけを盲信するのも良くない。
GoogleのスマホであるGoogle Pixel 8 Proの背面カメラは、50 メガピクセル(5,000 万画素)のメインカメラ、48 メガピクセル(4,800 万画素)のウルトラワイド カメラ1、望遠カメラのトリプルカメラとなっている。
iPhone 15 Proよりも画素数が多いので、デジタルズームでもノイズが減ることが想定される。
スペックだけ見てもiPhone 15 Proよりも良い。
iOSにこだわらなければ、Androidの方がカメラ性能は良い可能性があることも重要だ。
ただし、iPhoneはコントラストなどが優秀であるため、色味などで軍配があるのも事実である。
答えは出ないが、好みによってスマホを選ぶしかない。
写真や動画は画質だけではない
まとめに近づくにあたり、重要な要素として、画質が高いからカメラ性能が良いというわけではない。
Androidスマホの中には1億画素のような製品もあるが、これが史上最強のカメラなのかと言われるとそうではない。
1億画素の写真を見ると、ノイズが酷くて使い物にならないというコメントもある。
やはり、写真と動画は青空がどのように映るか?ボケが出てのっぺらい感じが少ないか?フレアや白潰れが少ないか?黒がはっきりとしていているか?など多数の要素がある。
もちろん、ノイズが乗りづらいか?なども重要な要素である。
結局としては、どのiPhoneでもAndroidだろうと気に入った写りになるスマホを購入するしかないんだ。
結局、リセールが良いからiPhone 15 Proでも良いかもしれない
ここまでiPhoneをここぞとばかりにデメリットを話したが、以下の資産シリーズの結果としてiPhone 15 Proが最も安いと考えている。
また、以下のように楽天でAppleギフトカードを購入すると10%OFFで事実上購入することもできる。
総合的に考えて、iPhone Proシリーズを毎年買い替えたほうが安い可能性もある。
どうせ、維持費が同じであればiPhone 15 Proを購入し、16 Proが出たタイミングで乗り換えれば良い。
Androidスマートフォンだとリセールが悪いため、この戦略は使えない。
iPhoneはカメラとして見ないで、値下がりしづらい資産として見たほうが良いと考えている。
スマートフォンを長く使うという文化は正解なのか
自問自答を繰り返しているのが、結局のところスマートフォンを定期的の乗り換えたほうが良いのか長く使ったほうが良いのか問題だ。
iPhone 15シリーズは、バッテリー寿命が従来の2倍になっていることが報じられている。
つまり、15万購入して4,5年使用することだってできるんだ。
4,5年後に売却しても、2,3万にはなろうだろうから、1年あたり3万円で使用することとなる。
ここに納得できるのであれば、長く使うことだってできるはずだ。
ただし、1年あたりのコストが3万円であれば、トータルで見ると毎年買い替えたほうが安い可能性もある。
iPhone 12/13 miniユーザーは置いていかれている
自分はiPhone 12 miniを使用している。
理由は、単純で小さくて軽いからだ。
Appleは、iPhone 13 mini以降からminiシリーズを販売していない。
つまり、軽くて小さいiPhoneを求めているユーザーは、iPhone Proシリーズなど求めていないのだ。
今回のカメラの検証から、メインカメラ意外に関して画素が変わっていないのであれば、iPhone 12 miniのままでも良いとすら思えてきた。
なんなら、14,500 円でバッテリー交換できるのだから、答えは出て気もしている。
とりあえず、iPhone 12 miniのバッテリー容量が79%となったら、iPhone Proシリーズにするのかバッテリー交換をするのか検討したい。
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