スマホカメラからミラーレス一眼かつフルサイズである「α7c ii」に乗り換えた
ある程度は予告的なものを出していたが、とうとうα7c iiの購入に踏み切った。
理由は、以下のブログでも述べているとおり、スマホ・カメラから脱却するためである。
![](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/11/pexels-photo-274973-300x225.jpeg)
スマホ・カメラだと主に望遠や暗所で不満があったため、一眼レフミラーレスを検討していた。
暗所で撮影する場面が本ブログにて多いため、APS-Cよりもフルサイズのイメージセンサのものを欲していた。
価格的に安く、4K60fpsによる動画撮影が可能で、持ち運びが楽なカメラを探していたところ、「α7c ii」が適切だろうという結果となった。
α7c iiの魅力
スマホカメラからの乗り換えの観点で、α7c iiの魅力を語ってみる。
- レンズを交換できるため、望遠も問題ない
- フルサイズであるため、暗所にも強い
- 4K60fpsの撮影が可能
- フルサイズにも関わらず、重さが500gほどで軽い
- オートフォーカスが早くて良い
結局、軽くて望遠ができて暗所でもできるというところで考えるとα7c iiに落ち着いている。
2番目のメリットにて暗所に強いと書いたが、実際にはレンズのF値のほうが重要な要素であることも注意が必要だ。
正直なところ、初代のα7cでも良かったのだが、4K60fps撮影ができないため、新型モデルを購入することにした。
あまり求めている条件も厳しくはないため、消去法で選んだと言ってもよいだろう。
α7c iiを開封
注文してから5日くらいで到着したα7c iiのパッケージはこちら。
![α7Cii_パッケージ](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/A7Cii_パッケージ-1024x683.jpeg)
レンズは別で購入したため、ボディのみで購入している。
購入した店舗は、楽天経由でカメラのキタムラとなっており、店舗受け取り限定の写真現像のクーポンも付いてきた。
楽天で購入したことで、ポイントアップなども考慮して新品としては最安値で購入できた。
話を戻して、α7c iiの同梱物はシンプルでバッテリーとストラップくらいしかついていない。
![α7Cii_同梱物](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/A7Cii_同梱物-1024x683.jpeg)
27万くらいするので、バッテリーの充電器やケーブルが付属してほしい気もするが、他に選択肢はないため良しとした。
レンズキットを中古で購入!装着したらこんな感じ
α7c iiのレンズキットにも付属しているレンズを中古で購入した。
実際のところは、状態が良くて価格が安い中古のレンズが出てきたため、「どうせならカメラを買うか」という流になった。
そのため、レンズを購入してからカメラを買うという逆の流れで動いてしまった。
購入したレンズは、「FE 28-60mm F4-5.6 SEL2860」となる。
![SONY_α7cii_標準レンズ_F4_28-60](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/SONY_標準レンズ_F4_28-60-1024x768.jpg)
名前のとおりF値は「F4-5.6」となっており、焦点距離は「28~60 mm」となる。
将来的には望遠レンズを購入する予定で、まずは持ち運びが楽なフルサイズの軽いレンズということで標準レンズを購入した。
なお、α7c iiにはAPS-Cのレンズが使えるようだが、あえて最初に1台にAPS-Cを購入する必要がないため、見送った。
充電ポートはUSB-CだけどL字型は不要そう。予備バッテリーと充電器が欲しくなる罠
充電器が付属していなかったため、仕方なく本体のUSB-Cポートから充電した。
![α7Cii_USB-C_充電ポート](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/A7Cii_USB-C_充電ポート-1024x683.jpeg)
USB-CケーブルはL字のものを使用したが、これが良くない
抜き取りの際に、垂直に引けないため普通の直列型のUSB-Cケーブルを選んだほうが良い。
そもそも、別途バッテリーと充電器を購入したほうが良いだろうが、純正バッテリーが1万円ほどと高すぎる問題がある。
バッテリーは純正品のほうが良いかも知れないが、充電器は社外品でも良いかも知れない。
充電器も純正品であれば8千円ほどであるが、社外品であればデュアルチャージャーで3千円ほどで購入できる。
なお、サクラチェッカー的には危険と出ているため、自己責任で購入する必要がある。
SDカードは300Mbpsに対応したPROGRADEの128GBを購入した
α7c iiの用途として、4K60fpsでの撮影をしたいと思っている。
そのため、SDカード側もそれなりの読み書き込み速度に対応できるものを選んだ。
はじめに購入するにはオーバースペックかも知れないが、300MB/sに対応したPROGRADEの128GBのSDカードを選んだ。
![PROGRADE_300MBs_128GB_パッケージ](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/PROGRADE_300MBs_1128GB_パッケージ-1024x683.jpg)
選んだ理由としては、ブラックフライデーセールの対象となっており、ちょっとスペックダウンしたSDカードと同じ価格であったため、少し良いものを選んだ。
![PROGRADE_300MBs_128GB](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/PROGRADE_300MBs_1128GB-1024x768.jpg)
SDカードの表記にもあるとおり、V90と高スペックなSDカードとなる。
写真撮影程度ならV60でも良いなどのレビューがあったため、使いながら学習していきたいと思う。
APS-Cモードによる擬似的なズームでしばらくは乗り切る
基本的にフルサイズのカメラにはフルサイズのレンズしかつけられない。
対してAPS-Cカメラは、APS-Cとフルサイズの両方のレンズを利用することができる。
つまり、普通はフルサイズのカメラへAPS-Cのレンズはつけられないが、α7c iiはAPS-Cモードを使用することで利用することができる。
これにより、重量が重いフルサイズのレンズだけではなく、重量が軽いAPS-Cのレンズも使用することができる。
また、フルサイズのレンズでAPS-Cモードを使用することで擬似的にズームすることもできる。
このAPS-Cモードがあるため、標準レンズでもある程度のズームは約束されていることもメリットとして大きい。
α7c iiの撮影は4K60fpsでクロップされるのが不満
α7c iiの唯一の不満点としては、4K60fpsの動画撮影を行うと、クロップされることが挙げられる。
4K60fps記録はフレームがクロップされ、α7C IIはSuper 35mm相当なるため、画角が狭くなる。
ただし、24FPSまで落としたり、HD 60fpsに戻すと画角が戻る。
この点は正直不満だが、クロップに合わせてレンズを選ばえば良いこともあり、まだ我慢できると考えている。
将来的には望遠レンズも
![side view photo of black dslr camera](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/pexels-photo-1595241.jpeg)
今回、α7c iiを購入した理由の1つに望遠レンズの購入が入っている。
個人的には、200または300mm相当までズームできるレンズを希望している。
恐らく、SONYまたはTAMRONのレンズから選ぶことになるだろう。
スマホではこのようにレンズ交換ができないため、一眼レフの強みを体感していきたい。
SONYから画像編集ソフトが配布されている!操作講座も無料提供している!
SONYから「Imaging Edge Desktop」と呼ばれるソフトが公開されている。
「Imaging Edge Desktop」を使用することでRAW画像を編集することができるソフトを導入することができる。
Mac向けにも公開されている点もすごく嬉しい。
なお、Macの写真アプリではα7c iiから生成されるARW(ROWの種類の1つ)には対応していない。
そのため、SONYから「Imaging Edge Desktop」が公開されていて非常に助かっている。
さらに「α Academy」と呼ばれる使い方講座も提供している。
![](https://msc.sony.jp/ichigan/a-academy/images/mainvisual.jpg)
使い方講座は、WEB動画のものや実店舗のものがあり、有料から無料まで用意されている。
まずは、右も左もわからないため無料のWEB講座から見てみたいと思う。
幅広い対応をありがとう。SONY。
総評としてα7c iiを使いこなすには時間がかかりそう。。。
数日使った感じでは、AUTOモードで撮影しているため誰でも簡単にきれいな写真を撮影できて感動している。
また、古いCANONのAPS-Cカメラと比較して、フルサイズの恩恵なのかボケ感がすごく際立っている。
4K動画撮影に関しても理想的な動画を撮影できていて、何不自由がない。
強いて言えば、コンパクトであるため、グリップの高さに若干不満がある。
これを解消するためにSONY純正のアダプタかSmallingのリブを付けることで解決する。
ただし、せっかくコンパクトで軽量なα7c iiを大きく重くすることも逆行している気がする。
大きく手持ちやすさを選ぶのであれば、α7IVでよいはずだったので保留としている。
ジンバルや持ち歩き時の対策としてリブは良いだろうが、ここはコストを抑える方向に持っていきたい。
iPhone 16 Proにて5倍ズームが出たときにどう思うのか?
![](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/09/20230913_iPhone_15_Pro-1024x576.jpeg)
将来的に後悔しそうなポイントについて述べていきたい。
iPhoneの話になるが、iPhone 15 Pro Maxから望遠レンズにて5倍ズームが搭載された。
そして、iPhone 16 Proシリーズからはエントリーモデルでも望遠レンズに5倍ズームが搭載されるようだ。
スマホにて5倍ズームが搭載されると、スマホ・カメラの死角がほぼ無くなるため、精神的なダメージが発生しそうだ。
なお、α7c iiはフルサイズイメージセンサによる物理的な品質やiPhone 15 Pro Maxの望遠レンズによる動画撮影にてノイズが発生していたなどの多数の要素があるため、自分を納得させながら対応していきたい。
スマホユーザーからα7cは良い選択肢だった
総合的な評価として、狙ったとおりの効果が現れた。
スマホ・カメラと比較して、写真の品質が向上しており、特にフルサイズによるポートレート撮影がプロフェッショナルになった。(正直、ここまで求めてはいなかった笑)
4K動画に関しても、将来的には望遠レンズにて対応できるため、望遠レンズを購入したら改めて評価していきたい。
なお、既存のスマホのカメラの凄さも改めて実感できたため、日常使いとしてはiPhone Proシリーズを購入してから検討しても良いと思われた。
以下が唯一外出時に撮影した写真だが、ボケ感もよく出ている。
(正直、明るい場所での撮影であるため、スマホとあまり変わらないが。)
![20231202_α7Cii_川の写真](https://news-coffee.com/wp-content/uploads/2023/12/20231202_A7Cii_川の写真-1024x683.jpg)
まとめとして、入門としてα7c iiは良い選択肢であったが、まずはiPhone 16 Proなどの望遠レンズ時代の様子を見ながら考えても良いかとは思う。
また、第一印象として、スマホユーザーから一眼レフの敷居は高いように見受けられ、事前に様々な知識が必要となる。
使い方に関しても、オートモードはあるが凝り性になってくるとマニュアルでの撮影をしたくなるため、趣味としては良いかも知れない。
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