ホンダ、ヴェゼルハイブリッドが低気温でバッテリー上がり
北海道の冬は寒いもので、-8度の日が続いている。
そんな環境で週に1回しか乗らないHonda Vezelハイブリッドの補助バッテリーが上がったしまった。
車の補助バッテリーは、ハイブリッドバッテリーとは別であるため、ハイブリッド車であっても基本的な構造は車全体で共通している。
この補助バッテリーは、寒さに弱いため、外気温が低くなるとバッテリーが上がってしまうんだ。
特にバッテリーの寿命が近くなると、バッテリーが気温の低下により上がりやすくなる。
さらに、ヴェゼルハイブリッドであるにも掛からわず、搭載したバッテリーがアイドリングストップ機能に対応していないことも失敗。
色々重なって、バッテリー上がりに発展してしまったので、反省などを踏まえて記録していきたい。
※バッテリーは、近々変更する予定。
JAF無しで単独で復旧したいという、迷惑をかけたくない国民魂
我々日本人は、人様にご迷惑をかけないように生きている。
可能であれば、バッテリー上がりごときでJAFを呼ばず、自己解決したいと思う人も多いだろう。
もちろん、大体の任意保険にロードサービスが入っており、バッテリー上がりなどの30分程度の作業であれば、保険内で無料で対応してくれる。
また、バッテリー上がりのようなロードサービスを利用しても等級に影響することはほぼ無いため、実は気軽に呼んでも良い。
それでも、自力で解決したいユーザーに今回の記事を提供していきたい。
ポータブル電源の電力を車のバッテリーへ供給すれば良いじゃない
自分は、アウトドアデビューのために「Anker 535 Portable Power Station」を購入している。
「Anker 535 Portable Power Station」は、以下のソーラーパネルとポータブル電源でコーヒーを淹れる記事でも紹介している。
ポータブル電源の容量は、512Whであるため十分に車のバッテリーを充電することができるはずだ。
バッテリーの種類は、LFPと呼ばれるリン酸鉄が採用されたもので、重量が重いが耐久性が高く、安全性も高い種類のバッテリーとなる。
理論上は、シガーソケットまたはコンセントからバッテリー充電器を使用することで、車側の補助バッテリーを充電することができる。
ポータブル電源から車のバッテリーへ
早速、ポータブル電源から車両のバッテリーへ充電を開始する。
今回「Anker 535 Portable Power Station」へ接続するバッテリー充電器は、「メルテック SC-1200 」となる。
ポータブル電源に対して、コンセントとして接続することで「メルテック SC-1200 」が起動する。
次に車両バッテリーへ、+からーの順番で接続する。
バッテリーへ接続すると、自動的に診断が開始される。
最初は、バッテリー容量がLOと表示されるが、徐々に測定されていく流れとなる。
バッテリー充電器の使い方を軽く説明
バッテリー充電器であるSC-1200を参考にした操作例だが、真ん中の縦の列を主に重視してみる。
一番上は、アンペア表記になっており、2.5Aであることがわかる。
※フル充電済みなので写真に表記されている数値はすべて低い。
次に中央のランプは、ボルト。14.5V出ていることがわかる。
最後の一番下のランプは、バッテリー容量となる。90%充電されている。
バッテリー容量は、LOが一番下で10~90で推移し、最終的には、FULと表示される。
一番右のランプについては、基本的に一番上の「自動」でよく、下手に触らないほうが良いだろう。
冬は車にバッテリーを常備しても良いかもしれないが、外気温が心配
今回用意した「Anker 535 Portable Power Station」とSC-1200は、冬の間は車のトランクに常備しようと思っている。
ただし、懸念点もあり「Anker 535 Portable Power Station」は、LFPバッテリーを採用している。
LFPバッテリーは、高い耐久性と安全性があるが、温度に弱い傾向にある。
動作保証の範囲としては、0〜45℃なので外気温が-8度となると、作戦としては怪しいとは感じる。
可能な限り、車内ではなく家で保管したほうが良いのだろう。
土日乗りで持ち家ユーザーは、バッテリー診断機さえあればOK
持ち家のユーザーであれば、わざわざ5,6万円もするポータブル電源を買わなくても良い。
バッテリー診断機かつ充電器があれば、家庭のコンセントから直接バッテリーに充電すれば良い。
ただし、この考えは戸建てに通用するもので、マンション等の場合はポータブル電源があっても良いかもしれない。
結論としては、JAFを気軽に呼んだ方が良いに変わりはない
本記事で、自力でバッテリー上がりから自力で脱却する方法を述べてきた。
これで、車のバッテリーが上がってしまっても、時間をかければ自力で脱出できる可能性が高くなった。
しかしながら冒頭に挙げたとおり、保険の内容に入っているであろうロードサービスの範囲内にバッテリー上がりが適応されているが多いため、遠慮せずにJAFを利用してほしい。
大体ではあるが、JAFは30分〜1時間ほどで到着してくるし、ジャンプしてくれれば一瞬でエンジンがかかる。
料金も保険の内容次第で無料なことが多く、等級にも影響がでることが殆どないため、保険の契約内容をまずは見直したほうが良いだろう。
自宅でよくバッテリーが上がってしまう場合は、今回紹介した方法が有力かもしれないので、以下にリンクを貼っておく。
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