【レビュー】HHKB P2を6年間で2台使用した経験を伝えたい-20年以上の耐久性と信頼性の塊

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みんな大好きHappy Hacking KeyboardことHHKB!俺はprofessional2を使用してきた

自作キーボードブームが2019年頃から起きており、注目を集めたのがHappy Hacking Keyboardこと通称HHKB。

プログラマーの中では至高の一級品として認知されていたが、現在はプログラマー以外の多くのユーザーが打点感や打点音に惹かれて購入することが増えてきた。

俺のHappy Hacking Keyboardは、Professional2というモデルで2台所持している。

HHKB Professional2を2台比較
HHKB Professional2

Happy Hacking Keyboard Professional2という名称は長いので、以降からHHKB P2として語らせていただく。

初めての出会いは、新卒のときにタスクを多数こなすエンジニアがこのHHKB P2を使用して、真似をする形で購入した。

コーディングするに適切なキー配列がJIS(日本語)ではなくUSであることと、指の移動が少ない必要最低限のキーの数が作業効率を格段に上げてくれた。

US配列モデルの特徴として、矢印キーが無いのだけれども全く困らないどころか普段から右腕をスライドしていたことがバカバカしくなるほど快適性が増した。

そんなHHKB P2を使用していて早6年が経過し、SNS上では知らないうちに絶賛の嵐が起きていたのでレビューしていきたいと思う。

余談だが、人間は自分の環境が当たり前だと思うところがあるけれども、誰かの普通は誰かのあこがれ的なものがあることをしみじみと感じた。

HHKBを使用した副作用として、同じHHKBを使用している人とすぐに仲良くれる。

類は友を呼ぶの効果で、知人も増やすことができるので是非ともおすすめしたい。

HHKBは「馬の鞍

以下のHHKBのサイトにてキーボードは馬の鞍として語られている。

極小ロットでの発売と「馬の鞍」伝説

パソコンを馬に例えて、馬が死んでもカウボーイは鞍を次の馬で使用するストーリを述べている。

これは、古いパソコンから新しいパソコンへ買い換える頻度が近年加速しているが、HHKBは常に新しいパソコンで使用されることを伝えている。

このことから、パソコンは消耗品であるがHHKBが受け継いで利用することができる耐久性のある設計であることがわかる。

HHKBの耐久性の秘訣にキースイッチが最も頑丈な静電容量無接点方式が作用され、1つのキーあたり3,000万回の耐久性がある。

計算上では毎日1万文字書いていても消耗するまでには20年以上かかる計算となる。

このことからHHKBは基本的な使い方ではほとんど壊れないことが証明されている。

ただし、無線モデルであるBluetoothモデルは無線特有の基盤やパーツが存在するため、耐久性を追い求めるのであれば有線モデルが良いと思う。

HHKB P2は2016年製の有線モデルを意図的に使用し続けている

HHKB P2は2台とも2016年に購入しており、製造年月からも確認することができる。

HHKB P2 2016年1月製
HHKB P2 2016年1月製
HHKB P2 2016年9月製
HHKB P2 2016年9月製

なぜ2台も所持しているかと言うと、職場でメインで使用していたが家でも使用したくなったことで2台購入した経緯となる。

当時、2.5万ほどで購入していたため合計でキーボードだけに5万円費やしている。

一言で一般人には理解できないだろう。普通にPCが買えそうな値段で狂っている。

ただし、本記事にてこれから6年分のレビューを書いていくので、是非とも高級キーボードに対する価値観をアップデートして行って欲しい。

2016年にちょうどBluetooothモデルが登場したのだけれども、あえて購入しなかった。

理由としては以下のとおりとなる。

  • Bluetoohペアリングが必要であるためBIOSへの入力手段が当時は難しかった
  • 充電の手間がめんどくさい(なぜかマウスは有線が許される風潮)
  • 見た目が出っ張っているのが嫌だ
  • 価格が高くなる(2台も買うからだろ)

当時の考えを振り返るとBluetoothモデルを購入することはしなかったが、現在はBIOS側も優秀になってきているため、今購入するとしたらBluetoothモデルを購入するかもしれない。

ですので、本記事にてBluetoothモデルと有線モデルを検討しているユーザーがいらっしゃれば無線モデルも候補に入れて欲しい。

なぜなら、俺のHHKB P2はUSB Type-Aであり、現代はUSB Type-Cポートの時代だからだ。

USB-Cポートも数年後には廃れる可能性があることもあり、キーの耐久性よりも接続端子の進化にも注意する必要がある。

別の見方では、有線モデルであるからこそ多機能な無線モデルよりも基盤故障などのリスクが低いため、長く使いたいのであれば有線モデルが良いという判断もできる。

ただ一言で、20年の耐久性はプランニング難しすぎる。

複数の観点で購入目的をはっきりとさせて購入することをオススメすると共に読者をキーボード沼に引きずり込ませていただく。

6年使用したHHKB P2の状態

6年間使用したHHKB P2の状態を記録している。

あえて日常的な状態を記録するために軽い拭き掃除程度で済ませている。

キーを取り外した掃除は、年末の大掃除のときに実施していることを前提としてみていただきたい。

HHKB P2を6年使用した状態
HHKB P2を6年使用した状態

隙間にホコリの塊やキーの掃除により白っぽい感じに味が出てきている。

ホワイトモデルであれば経年劣化で黄色っぽくなり、ブラックモデル(墨というモデルであるがあえて言わせていただく)を買うと若干白っぽい感じになる。

ただし、個人的にはブラックモデルは常にホコリにより白っぽい感じになっているので、結果として経年劣化は感じない。

なお、USBポートにはマウスの受信機を付けており、HHKBのケーブルをPC間で移動させることでマウスも同時に移動させることができる。

続いてキーに着目していきたい。

HHKB P2 6年目のキー状態
HHKB P2 6年目のキー状態

さすがHHKB P2といったところで塗装ハゲなどは一切ない。

ただし、スペースキーに関しては若干のテカリが出てきている。

HHKB P26年目のスペースキーのテカリ
HHKB P26年目のスペースキーのテカリ

ただこのテカリもデスクライトを使用しているから目立つのであって、普段であれば気にならない。

ブラックモデルは目立つものが少ないので、個人的に色選びには納得している。

続いてキーボードの裏のゴムの劣化について。

HHKB P2 6年目のゴム劣化
HHKB P2 6年目のゴム劣化

2台ともゴム部分の劣化はない。

安いキーボードだと、このゴム部分が劣化していきキーボードから外れてスケート状態となるが、HHKBはそのようなことはない。

ゴムパーツの耐久性も高いため、歴戦戦士として戦うことができる。

以上のように6年以上毎日使用しているが、耐久性に関しては保証したいほど頑丈であると個人的に評価している。

HHKBの純正カラーキートップセットでESCとControlの色を変えている

使用しているHHKB P2について語ってきたが、すでに所持している方であれば気づいているとおりESCとControlキーを違う色に交換している。

HHKB P2のESCとControlキーの色を赤と青に変えている
HHKB P2のESCとControlキーの色を赤と青に変えている

当時購入したのは、「PFU カラーキートップセット」という製品でキーを外すための「キートップ引き抜き工具」が付属している。

昔は限定商品だったと聞いたこともあるが、普通にAmazonで買えたことを覚えている。

HHKB Pカラーキートップセット
HHKB Pカラーキートップセット

すでに交換済みであるため黒いキーが入れているが、赤と青でそれぞれ2セットで売られている。

2セットの内訳は刻印があるかないか?のみとなる。

気になる方は上の画像にて刻印の有無を比較してみて欲しい。

HHKB Pカラーキートップセット2
HHKB Pカラーキートップセット2

付属している純正のキートップ引き抜き工具ですが、非常に使いづらい。

まず画像のとおり爪が小さいため、キーが取り外しづらい。

PFU HHKB P用キートップ引き抜き工具
PFU HHKB P用キートップ引き抜き工具

キートップ引き抜き工具は、このようにして使用するのだが爪が小さいためハズれないことが多々ある。

これにより、キーを傷つけることがあるので個人的にはどうにかしたいし、洗浄するときの1つの弊害となってしまっている。

PFU HHKB P用キートップ引き抜き工具の使用
PFU HHKB P用キートップ引き抜き工具の使用

ただし、気づかないうちに最新型が登場しているようで、キートップ引き抜き工具が大幅に改善されているだ。

個人的にも乗り換えを検討したいほどキー抜きには苦戦しているので、キーの色を変えたいユーザーは購入することをおすすめする。

HHKB P2の悪いところやデメリットもお伝えしておこう

HHKB P2のデメリットとしては、メリットでもあるけれどもUSキーボード配列であることが挙げられる。

プログラミングするためにUS配列を使用しているが副作用としてJIS配列に戻れなくなってしまった。

そのため、MacbookやiPadなどのキーボードを購入する際にUSキーボードを選択しなければならないため、以下の問題が発生している。

  • Macbook USモデルを購入したいが大手家電量販店でUSキーボードモデルが売っていない。売っていてもポイントが付かない
  • ノートPCのセールイベントがあってもUSキーボードはセール対象外
  • 中古市場にUSキーボードがない。iPadのMagic KeyboardやMacbookで欲しい物が少なすぎる
  • USキーボードはオーダーメイドであることが多いため、常に定価で買う必要がある

このように生産性を重視した結果、余計なコストが発生している。

下手にUSキーボードへ移行するよりはJIS配列のHHKBもあるのでそちらを購入したほうが良い。

他のデメリットとしては、打点音が大きいことだ。

過去にHHKBの音がうるさいとも言われたことがあるので、職場で使うときには注意が必要だ。

改造してゴムを入れる事で静音化もできるようだが、プラスチック部分を加工したりするようなのでおすすめはしない。

総合的なデメリットとしては、やはりコストだとは感じている。

個人的には生産性を上げることで、結果的にマネタイズできるのであればUSキーボードでも良いかとは思っている。

今回紹介した有線モデルとBluetoothモデルはこちらのリンクで紹介しておく。

また、宣伝としてHHKBが大好きというユーザーは同じ分類の人間だと思いますので、是非以下のTwitterのフォローしていただけますと幸いです!

HHKBが大好きな知人がいれば、是非とも本記事を読んで話のネタにしていただければと思います!

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