2017年2月7日にネットの執事が教えるパソコン修理が、2016年12月までの国内3万人のパソコンユーザーを対象としたアンケート結果を発表しました。
メーカー別に故障発生率を調査した結果をすでに公開しており、壊れにくいパソコンメーカーの中で1位に輝いたメーカーは「ASUS」となっており、「Apple」は4位という結果となりました。
調査方法
実査委託先が「楽天リサーチ」となっており、対象は「国内」限定となっております。
調査期間は「2016年12月2日〜2016年12月6日」となっておりわずか5日間で、有効回答回数は「30,000」件も集まったようです。
詳しい調査対象は以下のとおりです。
- 週1回以上パソコンを使用する方3万人が対象。
- 購入後5年以内の不具合を故障と定義。
- パソコンのシステム的な不具合は、ユーザーの操作によるものとも考えられるので、今回の集計からは除外。
今回の調査対象となるメーカーは以下のとおりです。
【国内メーカー】
- NEC
- 富士通
- 東芝
- Panasonic
- SONY
- EPSON
- ONKYO
【海外メーカー】
- HP
- DELL
- Apple
- Acer
- Lenovo
【BTOメーカー】
- ドスパラ
- マウスコンピュータ
- パソコン工房
- フロンティア
- TSUKUMO
以上、計18社を対象にアンケートを実施したようです。
なお、同社はアンケートにより「5人に1人の割合で、故障を経験しているユーザーがいる」と述べております。
パソコンを購入する際は、スペック以外にも故障率やサポート対応も検討した上で、パソコンメーカー選びをすることを推奨しております。
壊れにくいパソコンメーカーランキングのアンケート結果
待望の同社による壊れにくいパソコンメーカーランキングは以下のとおりです。
- ASUS
- HP
- Lenovo
- Apple
- 富士通
- Panasonic
- NEC
- EPSON
- FRONTIER
- SONY
- Acer
- 東芝
- DELL
- ONKYO
- マウスコンピュータ
- ドスパラ
- パソコン工房
- TSUKUMO
4位に輝いたAppleの不具合症状で最も多いのは、電源系の故障が47.8%となっており、次に使用中の故障が29.4%、液晶の故障が11.8%で物理的な故障が4.8%という結果となりました。
さらにAppleの有償修理費用も18社の中で一番高く、5万円〜7万円が3割を占めており、約8割が1万円以上の修理費用を提示されているようです。
ネット上の声
ネット上でこのランキングに対しての意見が多く飛び交っており、納得のいかないユーザーが多いようです。
さらに国内メーカーの故障率に対しての意見も多く、日本品質について熱く議論されております。
パソコン業界の変化が激しいので買い換えサイクルを検討したほうが良さそう
2023年に執筆しているが、パソコン業界の変化が著しく激しくなった。
具体的には、従来のチップではなくスマホやタブレットのチップを採用する動きや、複数のチップの統合化する動きが活発になってきている。
これは一例だが、設計が大きく変わることが毎年発生しているため、頑丈なパソコンというものは事実上存在しない状態となった。
そのため、本ページへアクセスしたユーザー向けに壊れないパソコンを選ぶよりもパソコン業界を理解した上で、買い換えサイクルを検討したほうが良い理由を解説いたしましたのでご参照ください。
[画像参照元:パブリックフリー素材]
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