価格そのままで、メモリが50%増えた。それだけで買い替え候補になる
Appleが2026年3月2日、M4チップ搭載の新型「iPad Air」(11インチ・13インチ)を発表した。
前モデルiPad Air(M3)からおよそ1年でのアップデートで、価格は9万8800円(11インチ/128GB/Wi-Fi)から据え置き。なのにメモリが8GB→12GBに50%増、Wi-Fi 7対応、C1Xモデム搭載と、スペックは着実に上がっている。
同価格帯でこれだけのアップデートがあれば、検討候補に入る人も多いだろう。
| 発表日 | 予約開始 | 発売日 |
|---|---|---|
| 2026年3月2日(月) | 3月4日(水)23:15〜 | 3月11日(水) |
価格 — 据え置きは正直ありがたい
11インチモデル
| ストレージ | Wi-Fi | Wi-Fi + セルラー |
|---|---|---|
| 128GB | 98,800円 | 128,800円 |
| 256GB | 114,800円 | 144,800円 |
| 512GB | 150,800円 | 180,800円 |
| 1TB | 186,800円 | 216,800円 |
13インチモデル
11インチより30,000円高い価格帯。こちらも前世代から据え置きとなっている。
円安・物価高が続く中でも価格を維持してきたのはシンプルにありがたい。セルラーモデルを選ぶかどうかは、外出先でどれだけ使うかで判断するといいだろう。
スペック全部見せます
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| チップ | M4(8コアCPU / 9コアGPU) |
| RAM | 12GB(ユニファイドメモリ) |
| メモリ帯域幅 | 120GB/s |
| Neural Engine | 16コア |
| カメラ(背面/前面) | ともに1200万画素 |
| 接続端子 | USB-C(USB 3対応) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7(802.11be) |
| セルラーモデム | C1X搭載 |
| Bluetooth | 6.0 |
| バッテリー | 最大10時間 |
| カラー | ブルー・パープル・スターライト・スペースグレイ |
| OS | iPadOS 26 |
M3モデルから乗り換える価値はある?正直比べてみた
M3ユーザーが一番気になるのはここだと思うので、正直に並べた。
| 項目 | iPad Air M3 | iPad Air M4 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年3月12日 | 2026年3月11日 | — |
| チップ | M3(8コアCPU) | M4(8コアCPU) | 最大30%高速 |
| RAM | 8GB | 12GB | 50%増 |
| メモリ帯域幅 | 100GB/s | 120GB/s | 20%向上 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 | 規格アップ |
| Bluetooth | 5.3 | 6.0 | 規格アップ |
| セルラーモデム | 標準モデム | C1X | 最大50%高速 |
| Neural Engine | 16コア | 16コア | 変わらず |
| 価格(11インチ/128GB Wi-Fi) | 98,800円 | 98,800円 | 据え置き |
正直に言うと、M3をすでに持っている人には買い替えは急がなくていいと思う。ただしM1・M2ユーザーなら話は変わる。チップ性能はM1モデル比で最大2.3倍の性能向上しており、メモリも8GB→12GBになることで重い作業時の快適さが別物になる。
M4で特に効いてくるのがApple Intelligenceとの相性で、メモリが増えた分だけAI機能の動きがスムーズになる。iPadをAIツールとして使い倒したい人には、この12GBはかなり意味を持つ。
個人的にグッときたポイント3つ
12GBのメモリは、AI機能を本格的に活用する上で意味のある増量
M3の8GBでも十分に動いていたが、Apple Intelligenceを複数機能で並行して使うにはメモリが多いほど有利だ。12GBになったことで、重い作業やAI処理がより安定して動くようになる。
「メモリ増量なんて体感できないでしょ」と思うかもしれないが、複数アプリを行き来しながら作業するスタイルには確実に効いてくる。
iPad Air初のWi-Fi 7、実は地味にデカい
iPad Airとして初めてWi-Fi 7に対応した。対応ルーターがあれば通信速度が大幅に向上し、4K動画の転送や大容量ファイルのやり取りが快適になる。
セルラーモデルにはiPhone 17eと同じC1Xモデムを搭載しており、Appleの公称値では最大50%高速化とされている。
もちろん、通信環境などの条件により異なることが前提だが、外出先でも使う人にとっては特にうれしいアップデートだ。
iPadOS 26が「PCっぽさ」を一段上に持っていく
新型iPad AirにはiPadOS 26が搭載される。新しいウィンドウ管理システムやFilesアプリの強化など、マルチタスクの使い勝手が大きく改善されている。
「iPadでPC並みの作業がしたい」という要望に、ソフトとハードの両面から応えてきた形だ。
まとめ — M1・M2ユーザーはそろそろ乗り換え時かも
iPad Air M4は、派手さはないが積み上げ型の着実な進化が光る一台だ。
価格を変えずにメモリ50%増・Wi-Fi 7・C1Xモデム搭載を実現してきたAppleの姿勢は素直に評価したい。M3ユーザーには少し早いかもしれないが、M1・M2世代からの乗り換え先として価格と性能のバランスが取れたモデルのひとつと言える。
仕事・勉強・クリエイティブ、どんな用途にも対応できる万能タブレットとして、2026年上半期で一番気になる一台だ。
Sources:
– Apple Newsroom — Apple introduces the new iPad Air, powered by M4
– Apple Support — iPad Air(M3)Tech Specs


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