α7Vにオススメ!?SEL70200GM2をレビュー!連射性能を考えるとスタンダードはこのレンズ!?

SEL70200GM2_サムネイル

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α7Vに最適なレンズとしてSEL70200GM2を購入!

SONYから販売されたα7Vがレンズと同時購入でキャッシュバックキャンペーンを開催しているため、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIことSEL70200GM2を購入しました。

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そうなってくると、SONYの最高峰レンズ「SEL70200GM2」が気になっておりましたので、この機会に追加させていただきました。

SEL70200GM2はα7Vとセットで2万円キャッシュバック

すでにα7Vを予約しておりますので、SONYでキャッシュバックキャンペーンが開催されていることも認知しております。

SEL70200GM2のキャッシュバック対象金額は「20,000円」とそこそこ高いです。

SONY STOREで諸々の割引を受けると、30万円以下に収まるため、購入タイミングとしては絶好の機会でした。

さらに昨今の物価高を考えると、少し無理してでもこのタイミングで購入したほうが良いと思い、思い切って購入してみた次第です。

本当はTamronで十分だが、サードパーティレンズの連射制限で泣く泣く純正レンズを選択

tamron_A047_レンズ本体

冒頭で述べたとおり、望遠レンズとしては「Tamron 70-300mm(A047)」があります。

重量も545gと300mmクラスのレンズとして、機動性がこれほど高いレンズもなかなか無いです。

今回購入したα7Vは、秒間30コマの連射が可能です。

しかしながら、SONYのEマウントのライセンスの関係でサードパーティレンズは、秒間で15コマに制限されております。

これで困るシーンは少ないですが、カメラ本体がレンズの制限で性能を発揮できないことは強く認識する必要があります。

また、これがSONYが定義する新しいスタンダードであれば、「Tamron 70-300mm(A047)」の価値としては古くなることを意味しております。

諸々の事情を考えるとやはり、「Tamron 70-300mm(A047)」からSONY純正レンズへ乗り換えたほうが長期的には良いと評価しました。

SEL70200GM2のデザイン

SEL70200GM2_パッケージ

SEL70200GM2は、SONYの最高峰レンズであるためGMシリーズ特有の黒とオレンジのデザインのパッケージに同梱されております。

同梱物は、レンズケースやストラップがありましたが、本体のみ使用したいため割愛します。

本体デザインは、他のサイトで解説されているので、サラッと述べます。

SEL70200GM2_本体

いわゆる白レンズ+オレンジの「G」マークが特徴的なデザインです。

名前のどおり70-200mmの中望遠レンズでF2.8通しが可能です。

レンズフィルター経が77ミリとなっており、思ったよりも小さい点が特徴的です。

インナーズームを採用しているので、筒が伸びることもなく、埃や塵の侵入もそこまで気にする必要がなさそうです。

あとは、ズームとフォーカスリングの他に絞りリングがあります。

SEL70200GM2の機能

SEL70200GM2_スイッチ類

レンズには複数のスイッチ類があり、それぞれの機能を説明します。

スイッチ名位置・表記機能説明
フォーカスモードスイッチAF / MFAFはオートフォーカス、MFはマニュアルフォーカスに切り替えます。 カメラ側の設定よりも本レンズのスイッチが優先されます。
フルタイムDMFスイッチON / OFFONにすると、AF動作後でもフォーカスリングを回すことで すぐにマニュアルフォーカスによる微調整が可能になります。
フォーカスレンジリミッターFULL / 3m-∞ピント合わせの範囲を制限することでAF速度を向上させます。 被写体が遠距離の場合は「3m-∞」に設定すると効果的です。
手ブレ補正スイッチON / OFFレンズ内手ブレ補正(OSS)の有効/無効を切り替えます。 三脚使用時や流し撮りではOFFが推奨される場合があります。
手ブレ補正モードスイッチMODE1 / MODE2 / MODE3MODE1は通常撮影、MODE2は流し撮り、 MODE3は不規則な動きをする被写体向けの補正モードです。
アイリスロックスイッチLOCK / UNLOCK絞りリングの誤操作を防止します。 LOCK時は設定した絞り値から動かなくなります。
クリック切替スイッチCLICK ON / OFF絞りリング操作時のクリック感の有無を切り替えます。 動画撮影時はOFFにすると無段階操作が可能です。
フォーカスホールドボタンレンズ側面(複数箇所)押している間フォーカスを固定します。 カメラ設定により他の機能を割り当てることも可能です。

SEL2470GM2は、歩いて動画撮影をする場合にダイナミック手ぶれ補正が必要でしたが、SEL70200GM2にはレンズ内手ぶれ補正があるためアクティブ手ぶれ補正で十分に手ブレを抑えることができます。

外で撮影する場合は、SEL70200GM2の方が設定項目などを考慮して、SEL2470GM2よりも優秀であると感じました。

kenkoのレンズフィルター ZX IIを取り付け!

SEL70200GM2_レンズフィルター_ZXII

SEL70200GM2の特徴は、非常に高い描写力です。

可能な限りこの描写力やフレア対策などを抑えたいため、奮発して「kenko ZXII」を選択しました。

面反射0.1%の超低反射が魅力的な機能であり、レンズとプロテクターの間で光が反射する可能性が低くなります。

特にSEL70200GM2は、外で使用することがメインとなるため、こちらのレンズプロテクターが最も良いと考えました。

SEL70200GM2という中望遠レンズがなぜ必要だったのか

sony_α7V_SEL70200GM2装着

絶対に中望遠が必要!というシチュエーションは少なく、フルサイズミラーレスであれば、APS-Cモードを使えば1.5倍のズームができますし、あとから編集で切り抜くこともできます。

それでも中望遠レンズを選択した理由は、圧縮効果と焦点距離が撮影体験として楽しいからです。

特に外で撮影する場合は、壁が存在しないので70mm以上の距離はよく使います。

300mmまであると嬉しいですが、レンズ内手ぶれ補正やF2.8通しを考えると、70-200mmがちょうどよい重量になると思います。

なお、SONYには、50-150mm F2レンズが存在しますが、価格が50万円ほどでしたので、流石にスキップしました。

SEL70200GM2が活躍できるのは「人物」がメインになりそう

中望遠レンズの良いところは、被写体との圧縮効果です。

歪みが少なく、奥行き感が作りやすいポートレート撮影において、欠かせないレンズだと思います。

さらにF.28で撮影できれば、よりボケ感が出せるため、ポートレート撮影に最適です。

GMレンズは、解像とボケを最高レベルで両立するために設計されております。

SMレンズの開発話には、「解像とボケというのは光学的に相反する性質であって、両立させるのは難しい」という課題を可能な限り解決することで誕生したと言われています。

そのため、人物撮影において髪の毛の1本1本まで解像しながら、F2.8でボケ感を出し、望遠域で圧縮効果を発揮できると考えるとSEL70200GM2に行き着くわけです。

まとめ!SEL70200GM2はSONYの最強レンズ

sony_α7V_SEL70200GM2装着_2

SONYのカメラで、屋外での人物撮影を行いたいのであれば、SEL70200GM2は欠かせないレンズと言えるでしょう。

価格に関しては決して安くはないので、レンズ本体とのキャッシュバックキャンペーンに合わせて計画的に導入することが望ましそうです。

外での撮影では無敵のレンズとなっており、圧縮効果と解像感・ボケ感をSONY最高峰の品質で撮影することができます。

SEL2470GM2には入っていない、レンズ内手ぶれ補正があるので、歩きながらの動画撮影時の揺れも優秀です。

高品質なレンズなので、高品質なレンズプロテクター「kenko ZXII」を採用するとレンズ内部での乱反射等を防ぐことができます。

α7Vが発表され、SEL70200GM2の購入を検討されている方の参考になればと思います。

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