Anker Eufy X10 Pro Omniをレビュー!

2024年に登場してから目を光らせてセールを狙っていた「Anker Eufy X10 Pro Omni」を購入したので紹介していきたい。
購入計画は、前モデルである「Anker Eufy X9 Pro Omni」を元に計画していた。
具体的には、2024年3月末に開催された「Amazonの新生活セールFinal」で半額となった実績から、現行モデルである「Anker Eufy X10 Pro Omni」の半額セールを狙っていたんだ。
1年間待ってみたが、半額にならなかったことと、次期モデルである「Anker Eufy X11 Pro Omni」が登場しなかったこともあり、今購入することに踏み切った。
「Anker Eufy X10 Pro Omni」は、水拭きとモップ洗浄・モップ乾燥ができる点が魅力的
近年のロボット掃除機の上位モデルの特徴として、水拭き関連の機能が挙げられる。
旧来までは、ダストボックスを搭載したステーションが上位モデルのメイン機能だったが、現在は当たり前の機能になりつつある。
今回購入した「Anker Eufy X10 Pro Omni」には、2つのモップが搭載されており、水拭きが可能となっている。

このモップは、1kgの力で水拭きが可能となっており、他社と比較しても非常に強い力で掃除をしてくれる。
カーペットを認識すると、モップを持ち上げるため、濡れる心配もない。
さらにステーションにて自動的にモップを洗浄してくれる機能も搭載している。

ステーションの上部には、給水タンクと排水タンク、ダストボックスの3つが存在している。

写真の左側が水関連のタンクで、下部の文字に青いラインが引かれているタンクが給水用のタンク。
上部の文字に白いラインが引かれているタンクが、排水タンクとなる。
給水タンクには、そこそこの容量があるため、数日間は貯めておくことができそうだ。

一方で排水タンクに関しては、雑菌が溜まった汚水が蓄積されるため、早めに取り替えた方が衛生的だろう。
さらにステーションには、モップを45度で乾燥する機能も搭載されており、温風による雑菌や匂いの抑制効果もあるんだ。
ダストボックスは2週間交換不要
ダストボックスに関しては、2週間交換することなくゴミを蓄積することができる。

また、購入時のプロモーションで紙袋であるダストバッグが付属することもある。
購入した際にプロモーションを受けられたので、無料で貰うことが出来た。

ダストボックスは、6個入りで2,990円。
セール時には2,490円となる。
購入時期によってプロモーションを受けられるので、気にしてみて欲しい。
ロボット掃除機本体は、高級感を維持しながらカメラやセンサーが大量にある

「Anker Eufy X10 Pro Omni」は、定価で約10万円のロボット掃除機ということもあり、かなりの高級感がある。
掃除機本体には、チャイルドロックと電源ボタン、ホームボタンのみとなる。
前面部には、「AI.See」と呼ばれるAI用のカメラが搭載されており、障害物やコードなどを認識することができる。

それだけではなく、センサー関連が複数搭載されており、壁などにぶつかる前に避けることもできるようになっている。
このAIセンサーはかなり優秀で、見ている限りでは100%の精度でカーペットを認識してくれている。
本体上部の出っ張りには、レーダーも備わっており、部屋全体を空間として認識することができる。

ただし、デメリットとしてレーダーの出っ張りが、ソファやベットなどの微妙な高さがある家具にぶつかることがあった。
そのような家具に関しては、後述する立入禁止エリアへ設定することで対応することができる。
なお、肝心な吸引力だが8,000Paとなっており、カーペットでも十分に吸引できている印象を受ける。
専用アプリが優秀で細かく設定が可能
専用アプリを使用することで、ロボット掃除機を細かく設定することができる。
我が家の設定では、掃除と水拭きを主軸としているが、水を多めに設定している。
(ただし、ゴミが水分を含んでしまうことで吸引漏れが目立ったため、今はAIオートメーションに設定している)

時間はかかるが「エッジモード」を有効にすることで隅々まで水拭きをするように設定している。
エッジモードを有効にすると、掃除時間が長くなってしまうが、掃除の仕上がりはかなり満足できる。
掃除時間が長くなってしまい、どうしても掃除を中断しなければならない場合は、深く考えずに掃除の途中でステーションに戻ってもらうだけで良い。
我が家の玄関は、溝が浅いため土間まで侵入することがあった。
土間への侵入対策として、アプリの設定にて「進入禁止エリア」に指定している。

他には、高さが絶妙に合わないベッドなどを立ち入りを禁止エリアに設定する事もできる。
このようにアプリで細かく設定することで、掃除を正常に完了するように誘導することができる。
さらに決まった時間に掃除してくれるスケジュール機能もあるため、平日の人が少ない時間帯に自動的に掃除するように設定している。
Alexaと連携して音声で掃除を依頼!外出前に依頼すると帰宅時にはきれいな我が家が待っている!
我が家は、Alexaを設置しているため、音声で掃除を依頼することができる。
スケジュール機能による定期的な自動掃除も良いが、祝日は外出前に掃除させておきたい。
Alexaと連携することで、外出前に「掃除をしておいて」と依頼するだけで帰宅するときれいな部屋が出来上がる。
帰宅後に待っているのは、水拭きがされた部屋なので、肌触りが良く、かなり気持ちが良い。
Ankerを選んだ理由は、2年の保証があるから!他社と比較した理由を解説
ロボット掃除機を選択する上で、以下のメーカーが候補に挙がっていたので、判断基準をまとめる。
Roborock
roborockは、ロボット掃除機としてスペックで見るとかなり優秀だ。
セール時には、Ankerよりもやや高い程度で購入できる。
デザインに関しては、Ankerよりも洗練されている印象を受ける。
スペックを考えると、ややroborockの方に軍配があるが、誤差だと感じられる。
Ankerを選んだ最大の決め手は、roborockの保証期間が1年であるのに対して、Ankerは2年である点だ。
個人的ではあるが、Ankerは不具合があるとすぐに製品を交換してくれるため、保証に関しては信頼がある。
Roomba(ルンバ)
ロボット掃除機と言えばで有名な「ルンバ」も、もちろん候補に挙がっていた。
ルンバの最大のデメリットは、引力なども含めて正確な数値が非公開である点がポイントとなる。
roborockであればスペックで比較することができるが、ルンバは数値比較することができない。
昔と異なり、ロボット掃除機を販売しているメーカーも多数存在するため、スペックで選ぶ前提となるとルンバは除外となる。
また、新機能がルンバから登場することが少なくなったこともあり、ロボット掃除機を先導する認識も薄くなった点もポイントとなる。
【デメリット】ダイニングテーブルや椅子の下はやっぱりダメそう

「Anker Eufy X10 Pro Omni」は、水拭きも出来てセンサーも大量にあるため、本体サイズはかなり大きい。
そのため、椅子の足の幅が小さいとロボット掃除機が入れない。
小型のロボット掃除機であれば、椅子をくぐり抜けてダイニングテーブルの下まで掃除してくれるが、「Anker Eufy X10 Pro Omni」だと物理的に掃除ができない。
ダイニングテーブルの下は、従来どおりの掃除機で掃除する点がデメリットとなる。
もちろん、大きめのダイニングテーブルと大きめの椅子であれば、問題なく掃除することができるだろう。
あくまでも我が家の実績としての記録であることを認識していただきたい。
ポイントバックとセールが魅力だった点が決め手
「Anker Eufy X10 Pro Omni」は、Amazonで定期的にセールされる。
1年間セールを見張っていた印象として、77,777円かつ7,777円分のポイントバックが定期的に開催されている。
つまり、実質的には7万円で購入できる。
さらにダストボックスも貰えるのであれば、実質的に67,000円ほどで購入できる計算だ。
楽天であれば、お買い物マラソンなどを使用するとさらにポイントバックを受けられる。
Amazonであれば、ポイントアップキャンペーンが開始されることもあるため、ご自身のタイミングや条件に合わせて購入店舗を選ぶとよいだろう。
【まとめ】機能と価格、保証を考えると「Anker Eufy X10 Pro Omni」がベストだった!
最後には、roborockとAnkerで悩んだが、実質的に67,000円で購入できる「Anker Eufy X10 Pro Omni」を選択した。
おまけで付いてきたダストボックスは6セットなので、3ヶ月分として利用することができる。
さらにAnkerであれば、最大で2年保証を受けることができるので、安心して使用することができる。
総合的にまとめると、価格と保証、性能の3つをバランスよく得たいのであれば「Anker Eufy X10 Pro Omni」がオススメできる。
今年は、ホワイトモデルが登場しているため、インテリアに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
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