Nothing Phone (2)、QualcommのSnapdragon 8を搭載へ
Nothingの公式TwitterアカウントNothing(@nothing)が、次期モデルであるNothing Phone (2)にてQualcomm製のチップであるSnapdragon 8を搭載することを発表しました。
ツイートでは、Tシャツに「PHONE(2)」あることから次世代モデルであることがわかります。
Nothing Phone (2)は、前モデルの人気を受けて次世代モデルとして開発されていることが噂されておりますが、公式より次世代モデルを用意していることが発表されたこととなります。
写真にはNothingのカール・ペイ最高経営責任者(CEO)とQualcomのクリスティアーノ・アモンCEOが「8」と書かれたTシャツを持っていることからもSnapdragon 8を強調していることがわかります。
Nothing Phone (2)は2023年末に登場することが報じられている
カール・ペイ氏は、海外メディアであるInverse のインタビューにてNothing Phone (2)を2023年末頃に販売する計画であることを発表しておりました。
同社のCEOによる発言であるため、公式によるアナウンスと捉えて良いでしょう。
Nothingは、2023年に米国でのシェア拡大と売上を目標としております。
現在Nothing Phone (1)は、米国で販売されておりますが、あくまでもベータプログラムとして販売されております。
さらにT-Mobileの5Gのみ対応しており、AT&TやVerizonなどの大手キャリアの5Gには非対応な状態です。
そのため、後継モデルであるNothing Phone (2)からようやく本格的に動き出す流れであることが予想されております。
Nothing Phone (2)はプレミアムになると説明
カール・ペイ氏は、Nothing Phone (2)は現行モデルよりもプレミアムなスマートフォンになると説明しております。
具体的にはソフトウェア開発に注力しているとコメントしており、それ以上に関しては語りませんでした。
Nothing Phoneの弱点としては、ある程度の独立性を持ったコンセプトではあるが、中身はAndroid OSであることが挙げられます。
この弱点をカバーするためにソフトウェア開発に注力していることが予想されており、Androidを匂わせないようなデザインになるかもしれません。
なお、AndroidOSをカスタマイズしてプレミアム感を出す戦略としては、日本ではBALMUDA Phoneが印象的です。
BALMUDA Phoneは、プレミアム感を出すためにソフトウェアに注力した結果、ハードウェアスペックに見合わない価格として日本国内で取り上げられた経緯があります。
スマホメーカーは、ソフトウェア開発をコストを掛けて実施すると無料で作成できるわけではないため、スマートフォンの本体価格へソフトウェア料金が反映されてしまいます。
Nothing Phone (2)でのソフトウェア料金が端末に上乗せされた場合、現行モデルよりも価格が高くなるかスペックが料金と見合わない状態とならないかが心配です。
[引用元:Nothing(@nothing),Inverse ]
[画像引用元:Nothing(@nothing),Nothing Phone]
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