DJI RS3 miniは小型軽量だが携帯性に疑問が残る
DJI RS3 miniを購入してから1年が経過した。
α7c iiと相性が良く、小型軽量なので気軽に持ち運べるジンバルとして重宝している。
最近だと、アルカスイスプレートを挟むことでLeofotoのカーボン三脚の上に気軽に取り付けて遊んでいたりもする。
アルカスイス互換を持たせることで、写真や動画の位置調整をジンバルのスティックで実施できるメリットがある。
スティック操作であれば、神経を尖らす必要がないため、より気軽に撮影できるんだ。
そんなDJI RS3 miniだが、小型軽量なのは期待どおりではあるが、携帯性に関して疑問が残るんだ。
具体的には持ち運び方法が難しく、どのように動画と写真を素早く切り替えられるかがわからない製品だと感じている。
DJI RS3 miniをストラップ運用したい-M4のストラップネジが運用してみる
まずは、現在持っているアイテムを活用してDJI RS3 miniをストラップ運用したい。
せっかく、SmallRigのアルカスイスプレートを装着しているから、リグとしての穴を活用できないか?と感じた。
Amazonで探してみると、下のM4規格のストラップネジを見つけた。
これは、DJI RS3 miniにも取り付けられるんだけど、SmallRig側のプレートの穴に取り付けられるんだ。
見栄えはあまり良くないが、ストラップ用の穴を確保することができる。
ストラップ用の穴ができたので、Peack Designのアンカーリンクスを取り付ける。
これにより、アンカーリンクスに対応していれば、どのストラップでもDJI RS3 miniを持ち運ぶことができるようになった。
サブのストラップはニンジャストラップにした
ストラップは、運用が楽であれば何でも良いが、そこまで金額を払いたくはない。
前から低価格で構成と聞いていたニンジャストラップを購入してみた。
ニンジャストラップは、ナイロン素材でできているため、耐久性は十分だと感じられた。
また、さりげないロゴに関しても好印象である。
ニンジャストラップは、長さ調整を高速に行うことができる。
ジンバルを使わないときは締めて、ここぞというときに緩める運用を想定している。
Peak Designのアンカーリンクスに対応してもらうために、ニンジャストラップ側にアダプターを取り付ける。
Peak Designには、アンカーリンクス単体でも販売されているため、ニンジャストラップにも取り付けることができる。
実際にDJI RS3 miniの重さも十分に耐えてくれている。
全く不便なく使用できているので、デメリットというデメリットも見つからなかった。
ただ、価値観の問題として、ニンジャストラップよりもアンカーリンクスの方が2倍の価格があるため、価値観について考えさせられる。
DJI RS3 miniをストラップ運用するにはハンドルが必要
ありものでDJI RS3 miniをストラップ運用した結果について評価してみる。
目的としていた携帯性のところは、期待どおりの運用ができて満足である。
ただし、ジンバルの向きが下向きであるため、しゃがむと地面と接触して破損する可能性がある。
回避策としては、ジンバルに取り付けているSmallRigのハンドルにある1/4″-20ネジ穴側にストラップ穴を用意する方法を思いついた。
1/4″-20ネジとして500円ほどのストラップネジが見つけたので、取り付けてみた。
最初に購入したM4ネジと比較すると、ネジ穴の規格だけ異なっている。
ストラップ穴へ余っているアンカーリンクスを取り付ける。
ハンドルにストラップを取り付けることで、さらに安定してジンバルを持ち運ぶことができる。
カメラバックがショルダー式であれば、背中にジンバルが常に乗っかっていればいつでも切り替えることができる。
また、しゃがんでもジンバルが地面に接触するリスクも無いため、こちらの形で運用してみたい。
まとめ!DJI RS3 miniでも十分に携帯性をもたせることができる!
DJI RS3 mini専用のストラップやアクセサリが少ないが、リグのように組み込むことで、好きな場所にストラップを取り付けることができるようになった。
Peak Designのアンカーリンクスを取り付けることで、必要に応じてストラップを脱着できる点も気に入っている。
さらにニンジャストラップを採用したことで、低コストで伸縮を自由に調整することもできる。
DJI RS3 miniには、アルカスイス互換プレートを装着しているため、三脚などにも取り付けることができる。
小型軽量を維持しながら十分にDJI RS3 miniの携帯性を底上げできたのではないかと自己評価している。
デメリットとしては、購入するべきパーツが多いことと、アルカスイスプレートを取り付けてしまっているため、収まりの良いケースには入らない可能性もある。
これらを考慮したうえで、今回の携帯性の拡張を参考にしてみてほしい。
以下が今回使用したパーツ達となる。
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