【レビュー】スマホジンバル「DJI Osmo Mobile 6(OM6)」の使い方を解説!水平に撮影するディバイスの決定版

DJI_Osmo_MoBILE_6_サムネイル

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目次

DJI Osmo Mobile 6をレビュー!まずは開封の儀!

運が良いことに「DJI Osmo Mobile 6」を頂けたのでレビューしていきたい。

「DJI Osmo Mobile 6」は、一般的には「自撮り棒」と思われているかもしれないが、そんな簡単なものではない。

「DJI Osmo Mobile 6」の正体は、スマホジンバルだったりスマホスタビライザーと呼ばれている、手ブレなどを最大限に減少させるディバイスなんだ

そんなジンバルである「DJI Osmo Mobile 6」は、度重なるアップデートにより自撮り棒としても利用できるほど進化していたので、是非とも知識をアップデートしくれたら嬉しい。

パッケージはこちらとなっており、特徴でもある延長して長さを伸ばすことができる機能をアピールしていることがわかる。

DJI_OS6_パッケージ

開けてみると同梱物はシンプルで、本体とミニスタンド、スマホを取り付ける「DJI OM 磁気スマートフォンクランプ」、専用の袋が同梱されている。

DJI_OS6_持ち歩くアイテム

基本的にはこの3つのみを持ち歩けばよい。

専用のポーチにいれると収まりが良くなるため、クランプをなくさないためにも基本的には入れっぱなしで保管するとよいだろう。

DJI_OS6_袋_収納

DJI Osmo Mobile 6のデザインや大きさや使い方を紹介

「DJI Osmo Mobile 6」の大きさは、折りたたみ時に189×84.5×44 mm(長さ×幅×高さ)となる。

対して、展開時には「276×111.5×99 mm(長さ×幅×高さ)」となる。

ジンバルとしては、非常にコンパクトに仕上がっている。

DJI_OS6_本体

廉価モデルである「DJI Osmo Mobile SE」と比較するとやや一回り大きい設計となっている。

しかしながら、重量としては「DJI Osmo Mobile SE」が約352gであるのに対し、「DJI Osmo Mobile 6」は305gであるため、持ってみるとジンバルとしてかなり軽いことがわかる。

さらに従来までのOsmo Mobileシリーズでは、電源ポタンを押すことで起動したが、「DJI Osmo Mobile 6」はジンバルを開くことで自動的に電源がONになるんだ。

電源をOFFにするときは本体を閉じた状態に戻すだけで良いため、利便性は最大限まで必要最低限になっている。

所持している「iPhone 12 mini」を取り付けるとこんな感じで、小さいスマホでもバランス良く取り付けることができる。

DJI_OS6_スマホ取り付け

「DJI Osmo Mobile 6」の最大の特徴である延長機能を少し延長してみるとこのような形態になる。

DJI_OS6_スマホ取り付け_伸ばし

本体がかなり軽いため、上方向に重心が伸びても、安定して撮影することができる。

延長できる長さは、215 mmとなっているため、20cmほどまで伸ばすことができる点もGOODポイントだ。

「DJI Osmo Mobile 6」は、長さを延長することができるため、インカメラ撮影時にさらに広角に写すことができる。

広角領域を広くできるため、風景の情報量を多く撮影することができるんだ。

モーターが強力であるため、手ブレ性能も良く、故意に振り回さない限りブレのない動画を撮影することができる。

DJI Osmo Mobile 6の機能を紹介

つづいて「DJI Osmo Mobile 6」の機能を紹介したいが、詳しくは以下の公式サイトの方がわかりやすいだろう。

基本的には専用アプリ「DJI Mimo」を使用することであらゆる機能へアクセスすることができる。

よく使う機能としては、追尾機能である「ActiveTrack 6.0」が挙げられる。

「ActiveTrack 6.0」は、自分の顔をトラッキングすることでジンバル自体が自分を常に画角の中心になるように動いていくれる機能となる。

追従機能により、自撮りであれば常に自分が中央に映るため撮影が楽になる。

スタンドを使用して置いて撮影するのであれば、カメラの角度調整が不要で、すぐに動画撮影を行うことができる。

使う場面が限られているかもしれないが、手を上げることで撮影ができるジェスチャー撮影にも対応している。

今回のモデルからディスプレイが搭載されたことで、モード切替やバッテリー状況などもわかりやすくなった点も好印象だろう。

DJI_OM6_ディスプレイ

このディスプレイで、バッテリーの残量や現在どのモードを使用しているのか?を一発で確認することができるんだ。

Mボタンモードには以下の機能がある。

電源オフ

  • 折りたたんだ状態で押すと、バッテリー残量を確認
  • 開閉時に1回押すと電源オン

電源オン

  • 1回押す:ジンバルモードの切替
  • 3回押す:スタンバイモードを開始
  • 長押し:電源をオフ。(20秒で強制終了)

切り替えボタンのアクションに関してはこのようになっている。

  • 1回押す:背面と前面のカメラを切り替え
  • 2回押す:ライドスケープモード(横向き)とポートレートモード(縦向き)を切り替え
  • 3回押す:写真と動画を切り替え。(アプリでカスタマイズ可能)

右側にあるダイヤルは、ズームなどに使用することができる。

DJI_OM6_ダイヤル

ジョイスティックやこれから説明するトリガーもそうなのだが、DJI Osmo Mobile 6の全体的な質感は高い。

滑り止め防止を考慮された設計が施されており、指に吸い付くような素材やデザインが採用されている。

ズームダイヤルの話に戻して、DJI Osmo Mobile 6自体がスマホを水平に保つディバイスであるため、ズームしてもブレなく被写体に近づくことができるんだ。

また、ズームダイヤル自体もボタンになっており、「フォーカス(MF)」と「ズーム(ZM)」を切り替えられることができる。

背面にはトリガーボタンが用意されている。

DJI_OM6_トリガー

トリガーボタンは、3つのモードが存在しているんだ。

  • 1回押す:ActiveTrack 5.0を起動・停止
  • 2回押す:ジンバルを再センタリング。ActiveTrack中は中央にセンタリング
  • 1回押して、長押し:フォロー速度を高速モードに変更。話すと終了。
  • 長押し:ロックモード。ジンバルはハンドルの動きをフォローしない。話すと解除。

DJI Osmo Mobile 6はミラーレスカメラ用のジンバルとは全く別物

ジンバルといえば、我が家には「DJI Osmo Mobile 4」と本ブログでも紹介した「DJI RS 3 mini」がある。

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基本的には、ミラーレスカメラで写真と動画を取っていきたいんだけど、機動性という意味ではスマホに劣る部分がある。

具体的には、カメラとジンバルを取り出してから取り付け後、バランス調整を実施て、ハンドルなどをつけると2~3分はかかる。

その点、スマホジンバルはかなり便利で、小さいからこそすぐに取り出して利用することができるんだ。

「DJI Osmo Mobile 6」と「DJI Osmo Mobile 4」を比較してみて

DJI_OS6_同梱物

「DJI Osmo Mobile 4」と「DJI Osmo Mobile 6」は、特にアップデートがないと思っていたが、実際のところは使い勝手がよく改善されている。

まず、重量に関して「DJI Osmo Mobile 4」は390gとなっており、「DJI Osmo Mobile 6」の305gと比較すると全く別物に感じるんだ。

そして、長さを延長できる点も意外と利便性が高く、物理的に高各領域をヒラクすることができるため、インカメラの映像にもう少し情報が欲しいときに重宝できる。

機能面では、「DJI Osmo Mobile 4」のトラッキング性能はイマイチで、素早く動くと見失っていたんだけれども、「DJI Osmo Mobile 6」はトラッキング性能が別物と言えるほど向上している。

「DJI Osmo Mobile 4」では見失うとトラッキングを最初から設定しなければなかったが、「DJI Osmo Mobile 6」は見失ったあともトラッキングを再開してくれる。

この機能は、かなり不満な点であったため、「DJI Osmo Mobile 6」で改善されて嬉しく思っている。

モータに関しても「DJI Osmo Mobile 6」の方が優れているように感じられ、機敏に動いてくれる。

雑に振り回しても水平を保ってくれるため、「DJI Osmo Mobile 4」から乗り換えてもバランスが良くなったことを実感できている。

まとめ

「DJI Osmo Mobile 6」のレビューをまとめていくにあたり、以下のポイントがGOODポイントとして評価している。

  • ディスプレイによる充電残量やモードの確認
  • 開閉すると自動で起動
  • 「DJI Osmo Mobile 4」よりもかなり軽くなり、パワフルになった
  • トラッキング性能が大幅に向上
  • 約20cmまで延長することができる

これらのメリットがあることから、すでに古いジンバルを持っているユーザーでも「DJI Osmo Mobile 6」を購入しても良いと感じられる。

さらに専用アプリにて加工できるレパートリーも豊富であるため、これから映像関連の趣味をしたいユーザーには最適解だ言えるだろう。

すでにジンバルを持っているユーザーに対しては、「DJI Osmo Mobile 4」はフリマアプリで売却済みで、7,000円で売れたため、手元に5,500円ほど残ったことを報告したい。。

執筆時点で「DJI Osmo Mobile 6」の価格は1.6万円ほどであるため、1万円ほどで乗り換えすることができる。

「DJI Osmo Mobile 6」は、機能面で大幅に上昇しており、スマホジンバルとして完成されている。

そのため、「DJI Osmo Mobile 6」を買っておけば将来的にもiPhone Proシリーズなどできれいな動画が撮影できるんだ。

iPhone Proを装着することで、文字どおり映画のような動画を取れることが期待できるだろう。

一家に一台でも良いので、「DJI Osmo Mobile 6」を購入すると日常が楽しくなるため、ぜひともオススメしたい。

DJI_Osmo_MoBILE_6_サムネイル

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