2018年11月11日にAppleから発表された「Mac mini 2018」が、ユーザーによるメモリ交換が可能であることが明らかとなりました。
ただし、前モデルで交換可能であったストレージこと「SSD」の交換は、今回から不可能となっております。
iFixit、Mac mini 2018の分解レポートを公開
2018年11月11日にiFixitが、Appleから発表されたばかりの「Mac mini 2018」の分解レポートを公開したことが明らかとなりました。
先日iFixitは、「Macbook Air 2018」の動画を公開したことが確認されております。
そして本日、Appleから同時発表された「Mac mini 2018」の分解レポートを公開したことが明らかとなりました。
Mac mini 2018、ユーザーによるメモリ交換が可能
前モデルである「Mac mini」や「iMac 27インチ」では、ユーザーによるメモリ交換が可能であることが報じられております。
そして、新型モデルである「Mac mini 2018」もユーザーによるメモリ交換が可能な構造であることが明らかとなりました。
「Mac mini 2018」の「SO-DIMM RAM」は、4本のネジで止められている金属製シールドを外すことでメモリへアクセスすることができます。
「Mac mini 2018」のメモリスロットは、「iMac」と同じスライダー式のスロットとなっております。
ただし、分解レポートの画像を見る限り、「iMac」のように4枚刺しではなく、2枚差しであることが確認されております。
CPUとSSDの交換は不可能に
「Mac mini 2018」は、残念ながらCPUとSSDの交換が不可能になっております。
- 赤:Intel UHD Graphics 630を搭載した3.6GHzクアッドコアIntel Core i3 CPU
- オレンジ:Toshiba TSB3225V81199TWNA1フラッシュストレージ(合計128 GB)
- 黄色:Apple APL1027 339S00604 T2コプロセッサ
- 緑インテルSR40E CM246プラットフォーム・コントローラ・ハブ
- 水色:Intel JHL7540 Thunderbolt 3コントローラ
- 青:Broadcom BCM57766ギガビットイーサネットコントローラ
- ピンク:338S00342-A0(おそらくAppleのPMIC)
前モデルでは、CPUとSSDを交換することで、ユーザーの手でフルカスタマイズすることができましたが、「Mac mini 2018」からは、不可能となっているようです。
「Mac mini 2018」では、CPUとSSDがはんだ付けされており、ユーザーの手で交換することが不可能となっているようです。
そのため、CPUとSSDが故障した場合は、ロジックボードごと交換する必要があるようです。
なお、iFixitのスコアは、10点満点中6点と最近のMacの中でも難易度が低いスコアとなっております。
[引用元:iFixit ]
[画像引用元:iFixit ]
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