ESRのファン付きmagsafe 3 in 1充電器をレビュー!
この度は、将来的なMagsafeへの充電規格の統一化計画としてESR 3in 1 wireless chargerを購入したので紹介したい。
本モデルは、旧モデルとなっており、新型モデルと比較すると以下の機能がない。
- Apple認定の正式なmagsafe認証ではない
- Apple Watch充電器は付いていない。別売り
- ファンがややうるさい
- 本体のACポートがUSB-Cではない
- ワイヤレスイヤホンの充電スポットに窪みが無い
これらを許容して、あえて旧型を選んで購入している。
本件で大切なのは、Magsafeであることとファンによる冷却ができることなので、合わせて紹介したい。
iPhoneはLightning端子ではなくUSB-C端子になる
EUの規制により、iPhoneからLightning端子が無くなる。
これからはUSB-Cポートで統一されていく運命にある。
LightningとUSB-Cポートでは以下の違いがある
Lightning端子の特徴
- Lightning端子は壊れにくい
- 壊れるときは、端子側ではなくケーブル側
- 多機能であるが、Apple純正のアダプタを複数用意が必要
USB-C端子の特徴
- 壊れるとしたらUSB-Cポート側
- USB-Cケーブルが豊富にある
- サードパーティ制のアクセサリが多い
これらの特徴から、USB-C端子の弱点は、USB-Cポートの壊れやすさが挙げられる。
だからこそ、USB-Cポートを使用せずにワイヤレス充電であるMagsafe規格の充電器を使用すればよいという結論になった。
また、MagsafeじゃなくてもQiやQi2充電に対応していれば充電できるので、必ずMagsafeに対応している必要もないんだ。
乱暴に言うと、磁石がMagsafeに対応しているQi規格であればOKなんだ。
バッテリー劣化対策は冷却ファンで解決!売却時に価値が上がるようにしよう
今回紹介するESRのMagsafe充電器は、ただのワイヤレス充電器ではなく、冷却ファンが搭載されているんだ。
バッテリーが最も劣化する要素には以下のものが挙げられる。
- 充電または高負荷による高温度状態
- 急速充電の多様
- 充電しながらの使用
頻繁に遭遇するパターンとしては、充電中の熱問題が挙げられる。
これを解決するためにESRは、充電中に冷却ファンを動作させることで、スマホのバッテリー寿命を向上させることが可能となる。
また、充電による熱ダレ問題もないことから、普通に充電するよりも高出力時間が長くなる。
冷却ファンにより、結果的に充電時間も短くなるメリットにもなる。
さらに冒頭で説明した通り、USB-C端子による充電を使用しないため、USB-C端子が故障するリスクも0%にすることができるんだ。
なぜバッテリー寿命を気にする必要があるのか?
おいおい、スマホなんてバッテリーが消耗してなんぼだろ?って思う方もいるかも知れない。
ただ前提としてガジェットは、資産であり、時間経過によって徐々に価値が減っていくものなんだ。
詳しくは、以下のスマホを毎年買い替え場合の試算記事に書いているのだが、状態が良いほどランニングコストが安くなるんだ。
スマホの寿命は、OSアップグレードの対象範囲が主な要因だったんだけど、最近では8年以上も保証してくれる。
その他で資産価値を見出すとしたら、バッテリー劣化を抑えることが重要になるんだ。
バッテリー寿命が85%と98%の製品だと、間違いなく98%の製品を購入するだろう。
だからこそ、ファン付きの充電器を使用して、可能な限り劣化による資産価値を下げないようにすることが目的だ。
ESR 3 in 1の旧モデルにはApple Watch充電端子がないため、取り付けが必要
今回購入したESR 3 in 1充電器は、旧モデルであるため、Apple Watch充電器が付いていない。
そのため、別途Apple Watch充電ケーブルを用意しなければならないんだけど、Apple純正だと5,000円もする。
流石に時計の充電ごときで5,000円も払いたくないので、フリマアプリで探していたところ、縦線でほぼ未使用品が2,000円前後で売られていたので購入した。
さらに、エルメスモデルらしく、裏面がステンレス?性になっているようだ。
正直、急速充電に対応したケーブルなのかはわからないが、急いで充電するケースもないため、充電できればよいと思っている。
USB-C端子の充電ケーブルも売られており、そちらは急速充電に対応していたようだ。
ちょっと面白かったので、Apple Watchエルメス hermes 限定ケーブルをご紹介してみた。
余談は置いておいて、ESR 3 in 1の裏面に配線をしていく。
裏面には、USB端子としてType-AとType-Cがあるので、どちらの充電ケーブルにも対応している。
ケーブルを配線すると以下のようになり、長さがピッタリと収まるように設計されている。
サードパーティ制のApple Watchケーブルだと長さが余ったり、蓋が閉まらなかったりするかもしれないので、注意が必要だと感じられた。
Apple Watch充電器を取り付けるとこんな感じ。
エルメスモデルの充電器を使用したが、もう見る機会がないだろう。
ESR Magsafe 3 in 1のデザインを見る
Apple Watch充電器の装着が終わるとこのようなデザインをしている。
Magsafe充電端子が黄ばんで見えるかもしれないが、元々このようなデザインとなる。
本製品は、1万円以上する高級充電器に該当するが、品質はプラスチックっぽくて、Belkinのような高級感はない。
しかし、ファンがあるから品質は良しとする。目的と手段が逆になってはならない。
充電すると、青いLEDが点灯し、ファンが回り始める。
ファンの音はややうるさい印象がある。
ただし、デスクに置くことがメインであるため、BGMを流しておけば全く問題がない。
結局、ファンによってどれくらい冷えたのか?
温度計がないことをまずは謝罪しながら、ファンによってどれくらい冷えたのかを述べていきたい。
ワイヤレス充電を実施すると、ほっこりと暖かくなるのが通常のパターンだが、ファンによって5度ほど下がっている印象を受ける。
つまり文字どおり、ひんやりと冷たい状態を維持してくれるんだ。
x.comのポストによると、ESRのファン付きMagsafeを利用することでバッテリー劣化が1年間で100%を維持したユーザーもいるようだ。
100%は極端だとは思うから、1年間で5%ほどの劣化を目指したいと思う。
まとめ!ESRのファン付きMagsafe充電器シリーズは買ったほうが絶対に良い
今後の戦略として、iPhoneを試算と捉えて、ランニングコストが最も最適な時期に売買を繰り返す戦略で進めたいと考えている。
そのうえで、iPhoneの資産価値を下げない最も良い選択肢として、ESRのファン付きMagsafeにより劣化を抑えることができる。
iPhoneを売買する戦略を実施しないにしても、バッテリーの寿命が伸びるのであれば、長く使うこともできるため、全ユーザーにおすすめできるだろうと思っている。
また、今後さらに普及するUSB-CポートはLightningポートよりも故障率が高いため、故障リスクも下げることができる。
いい事づくしではあるESRの充電器だが、欠点は価格となっており、何と言っても高い。
今回紹介したモデルは旧モデルとなっており、現行モデルの価格は、17,999円となる。
中古市場に旧モデルが出回っているわけでもない。
また、ファンの寿命も未知数なところも正直ある。
しかしながら、初期コストと長期的な戦略として納得できるのであれば、早めに購入したほうが良いだろう。
見た目を気にしないのであれば、車載用のモデルを購入することで、Magsafeと冷却ファンを利用できるため、合理的に検討してみてはいかがだろうか。
コメント