Google、Google Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを発表!
2023年10月05日にGoogleが、以前からアナウンスしていた同社のフラグシップスマートフォンとして「Google Pixel 8」と「Google Pixel 8 Pro」を発表したことがわかった。
Googleのスマートフォンは、AI機能を多く活用しており、身近にAIによる処理を使用できるような設計をしている。
なお、デザインに関してはそこまでアップグレードされていないが、Proモデルに関しては背面がラバー素材になっているようだ。
Google Pixel 8とPixel 8 Proのスペックを比較
Google Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proの比較を行ってみる。
対象として、Google Pixel 7 Proも比較対象に入れてみよう。
Google Pixel 8 Pro | Google Pixel 8 | Google Pixel 7 Pro | |
---|---|---|---|
大きさ | 162.6x76x8.8mm | 150.5×50.8×8.9 | 162.6×75.9×7.6mm |
ディスプレイ | 6.7インチ 489PPI 2,400ニト | 6.2インチ 428PPI 2,000ニト | 6.7インチ 512PPI 1,500ニト |
バッテリー | 5,050mAh 最大72時間稼働 | 4,575mAh 最大72時間稼働 | 5,000mAh 最大72時間かどう |
メモリ | 12GB | 8GB | 12GB |
ストレージ容量 | 128 GB / 256 GB / 512 GB / 1 TB | 128 GB / 256 GB | 128 GB / 256 GB / 512 GB |
認証システム | 顔認証と指紋認証 | 顔認証と指紋認証 | 顔認証と指紋認証 |
プロセッサ | Google Tensor G3 | Google Tensor G3 | Google Tensor G2 |
背面カメラ | 50メガピクセル Octa PD 広角カメラ 48メガピクセル ワイドカメラ 48メガピクセル Quad PD 望遠カメラ | 50メガピクセル Octa PD 広角カメラ 12メガピクセル ワイドカメラ | 50メガピクセル Octa PD 広角カメラ 12メガピクセル ワイドカメラ 48メガピクセル Quad PD 望遠カメラ |
前面カメラ | 10.5 メガピクセル Dual PD 自撮りカメラ | 10.5 メガピクセル Dual PD 自撮りカメラ | 10.8 メガピクセル |
OSに関しては、Android 14が標準で搭載される。
Google Pixel 8 ProのみGoogleのサービスとして「プロ設定」や「動画ブースト」、「ビデオ夜景モード」などを活用することができる。
そのため、GoogleとしてはカメラなどのハードウェアでGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proで差をつけているが、実際には活用できるAI機能でも差別化を図っている。
なお、折りたたみスマホであるGoogle Pixel Foldに搭載されているプロセッサは「Google Tensor G2」であるため、最新の「Google Tensor G3」には劣るので注意して欲しい。
Google Pixel 8 Proにはカメラの横かつLEDフラッシュの下に温度センサーが搭載されている。
使用する場面が難しいが、体温やカップなどの温度を計測することができる。
Google Pixel 8とGoogle Pixel 8 ProはiPhoneと比較してどうなのか?
みんなが考えている問題として、Google Pixel8シリーズとiPhone 15シリーズのどれが良いのか?が気になるところだと思うので、紹介していきたい。
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | iPhone 15 | iPhone 15 Pro | |
---|---|---|---|---|
販売価格 | 112,900円 | 159,900円 | 124,800円 | 159,800円 |
クレジット(クーポン) | 30,000円分 | 50,000円分 | – | – |
下取り | 最大43,100円 | 最大70,100円 | 最大115,000円 | 最大115,000円 |
おまけ特典 | Google Pixelポーチ | Google Pixelポーチ |
価格に関しては、Google Pixel 8もiPhone 15も乗り出しで変わらないようになってきた。
下取り価格はAppleの方が高いように思われるが、実際にはGoogleの方が高く買い取ってくれる傾向にあり、最大価格で査定してくれることが多い。
また、Google Pixel8と8 Proの発表の際にアフターケアについて発表し、OSやセキュリティアップデートやFeature Drops、AI関連機能の追加を2030年までの7年間継続することを発表している。
そのため、AndroidはOSアップデートが来ないという問題が今回から解決することになる。
価格やサポートを考えるとGoogle Pixelの方がオトクな状態に
販売価格に関しては両者とも同じであるが、クーポンの配布や下取り価格などを考慮すると、Google Pixel 8の方が安いように思われる。
下取り価格が高いと、中古市場でいくらで売れるか?を考慮する必要がないので、乗り換えサイクル計画も楽である。
ひとまず、付与されるクーポンをGoogle Pixel 9シリーズまで保持するのも良い選択肢だろう。
また、最大の難点であったOSのアップデート保証にも明言されたため、総合的にGoogle Pixel 8の方が軍配があるように思われるため、iPhoneとの差はほぼ内容に思われる。
差がないため、正直どちらを選んでも良いと感じられることから、価格が安いGoogle Pixel 8シリーズでも良いように感じられた。
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