Amazon、米国のAmazonプライム会員に携帯電話サービスを提供へ
Amazonが米国のAmazonプライム会員に対し、低価格もしくは無料で、携帯電話サービスを提供することを検討、大手キャリアと交渉中だと、Bloombergが伝えていることがわかった。
同メディアによると、Amazonは米国の大手キャリアであるVerizon Communications、T-Mobile US、Dish Networkと、できる限り低価格で契約を獲得すべく、交渉中とのことであることが報じられている。
米Amazonプライム年会費は高額。会員数が頭打ちに
米国におけるAmazonプライムの年会費は139ドル(約19,500円)に設定されており、日本のプライム年会費4,900円と比べると約4倍とかなり高額と言えるだろう。
調査会社Consumer Intelligence Research Partnersによると、米国のプライム会員数は年会費が119ドルから139ドルに値上げされて以来あまり増えていない。
2023年3月時点での会員数は約1億6,700万人で、前年同月とほぼ同じ金額となる。
キャリアはAmazonの参入を歓迎
Amazonの携帯電話サービスへの参入は、売上増および5Gネットワーク拡大につながるとして、米キャリア各社には概ね歓迎されているようだ。
しかしプライム携帯電話サービスが予想以上に人気を集めた場合、キャリアの顧客ベースを奪ってしまう危険性があるとされている。
まとめ
Amazonの携帯電話サービスへの参入は、米国の携帯電話市場に大きな影響を与える可能性がある。
Amazonが低価格で高品質なサービスを提供できれば、多くのユーザーを獲得できるだろう。
しかし、キャリア各社もAmazonに対抗するために、サービスの品質向上や価格の値下げを図ってくることが予想されいる。
[引用元:Bloomberg]
[画像引用元:Amazon]
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