BenQ ScreenBar Heloをレビューしてみる
モニターライトの王様であるBenQ様の最上位グレード「BenQ ScreenBar Halo」を購入してみたので、レビューする。
BenQのモニターライトには以下の3モデルが存在しており、それぞれの大まかな違いはこの様になっている。
項目 | ScreenBar | ScreenBar Plus | ScreenBar Halo |
---|---|---|---|
リモコン | 無し(バーで操作) | 有線リモコン | 無線リモコン |
間接照明 | 無し | 無し | あり |
消費電力 | 5W | 5W | 6.5W |
湾曲ディスプレイ対応 | 無し | 無し | あり |
価格 | 12,900円 | 15,900円 | 19,900円 |
結果から申し上げると、湾曲ディスプレイ対応の観点で、「ScreenBar Halo」しか選択肢がなかった。
モニターライトはデスクライトと違い、ディスプレイに光が反射しないことが命と言える。
そのため、以下の記事で紹介した5K2Kで使用する場合は、湾曲ディスプレイ対応が必須となる。
BenQ ScreenBar Heloを開封!
いよいよ「BenQ ScreenBar Helo」を開封していく。
梱包は2重となっており、丁寧な作りをしている印象がある。
さすが、2万円のモニターライトの王様。
梱包を開けると、今回の目玉機能であるガラス素材を採用された無線リモコンが顔を出す。
箱を開けてすぐに商品が見える演出は、Apple製品を連想させる。
正直、梱包には無駄が多いけれども、ブランド品のカテゴリに入るため所有力を満たしてくれる。
この時点の感想としては、プレゼントとしてこのモニターライトという選択肢も十分にありだと思われる。
PC好きな男であれば、ほぼイチコロだろう。
BenQ ScreenBar Heloを5K2Kウルトラワイドモニターへ取り付けていく
今回「BenQ ScreenBar Helo」を取り付けるモニターは、LGの5K2Kウルトラワイドモニターである「40WP95C-W」となる。
40インチのワイドモニターであるが、Dellでも「U4021QW」という同じ大きさのモデルが存在する。
そのため、本レビューでは40インチウルトラワイドモニターを所有しているユーザー向けになる。
「BenQ ScreenBar Helo」を「40WP95C-W」へ取り付けたときの画像はこちら。
ウルトラワイドモニターに対して、1/2ほどの大きさである。
「BenQ ScreenBar Helo」は、横幅が50cmとモニターライトとしては大きい分類に入る。
この画像からも大きさにマッチした最適なモニターライトであることがわかる。
ただし、モニター側にあるUSBポートだと給電電力である6.5Wを満たすことができなかった。
そのため、給電はAnkerの充電器で使用している。
フロントライトは目に入らず、ディスプレイを照らさず、手元だけを照らすような設計となっている。
この構造こそ、モニターライトとしてふさわしく、全く目が疲れない。
LEDによる光により集中力がさらに増すため、デスクライトとして十分な機能を発揮する。
また、写真では見づらいが、湾曲モニター用の付属の専用アタッチメントを付けていることで、通常よりも手前に出ている。
次にバックライトこと間接照明についてはこの様になっている。
ほんのりと明るい光を放ちながら、フロントライトと同じ光量で照らしてくれる。
バックライトだけ光らせると、間接照明として機能するため、気分の切り替えにもよいだろう。
実際に作業するシチュエーションではこの様になる。
ブラウザを3つ立ち上げても余裕があり、ウルトラワイドモニターの使用用途して中央にメインのウィンドウを開くため、モニターライトと相性が良いこともわかる。
マイナーチェンジされたワイヤレスリモコンが良い
「BenQ ScreenBar Helo」では、販売当初と比較してワイヤレスリモコンが仕様変更されている。
初期モデルでは、リモコンを操作するために手をかざす必要があったが、マイナーチェンジモデルでは手をかざす動作が必要なくなった。
そのため、すぐに利用したい機能をタッチするだけで操作することができるようになった。
また、このワイヤレスリモコンの質感がよく、比較対象となるXiaom製のモニターライトのリモコンと比較して重量があることが特徴となる。
この重量が大きなポイントで、リモコンがグラつくこともなく、安定して操作することができる。
操作方法も簡単で、光量など調整操作はを本体のダイヤルを回すだけで良い。
基本的にも「A」の表記であるオートモードを実行していれば良い。
それぞれのボタンの操作は時計回り順でこの様になる
ボタン | 操作方法 |
---|---|
照度レベル | 照度レベルをボタンタップ後、ダイヤルで調整 |
お気に入り | 3秒長押しで設定。タップで登録した設定を反映 |
点灯 | フロントライト/バックライト/フロントライト&バックライトの切り替え |
自動調整 | 光量センサーで自動調整 |
色温度 | 色温度をタップ後、ダイヤルで調整 |
基本的には、自動調整で良いため、リモコンは電源のオン/オフにしか使わないかもしれない。
そのため、ウルトラワイドモニターではない場合は、エントリーグレードの無印モデルで十分だと思われる。
まとめ
「BenQ ScreenBar Helo」は、「40WP95C-W」にふさわさしいモニターライトであることがわかった。
リモコンに関しては、初期モデルから仕様が変更されたことで使い勝手が大幅に良くなった。
使い方としては、基本的にオートモードが優秀であるため、リモコンではオン/オフしか使わない。
したがって、無理に最上位グレードを選択する必要はない。
しかしながら、湾曲モニターを使うのであれば、Heloモデル一択なので脳死で選択するしか無い。
最終的には、ウルトラワイドモニターということもあり、消去法で「BenQ ScreenBar Helo」を選択している。
湾曲モニターではなく、27インチ程度の4Kモニターであればエントリーグレードでも良いし、BenQのモニターライトでなくても良いと思う。
最後にBenQの今回紹介したモニターライトと他の2種類のモニターライトを紹介して終える。
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