壊れたiPhone、つまりジャンクiPhoneの最後の使いみちは標本にして飾ってしまう
壊れてしまったジャンクiPhoneや使わなくなったiPhoneが手元にないだろうか?
使わないけれども思い入れがあるため、なんか捨てるのがもったいないっという方にiPhone標本をオススメしたい。
筆者はiPhone 5sに思い入れがあり、一度売ってしまったがこの度買い戻して飾ってしまおうと考え、iPhone標本の作成を行った。
これで、いつでも壁に飾っているiPhoneを見ることができるので、思い出を容易に思い返すことができる。
本記事では、iPhone標本を作成した過程を記録していく。
作業前の準備-ジャンクiPhone 5sを購入
iPhone標本を作成するにあたり、個人的に思い入れのあるiPhone5sを買い戻した。
iPhone 5sを気に入っている理由を述べると以下となる。
- iPhone初の64bitチップ
- iPhone初の生体認証システム(Touch ID)
- スペースグレイは前面のホームボタンを含めたデザインが好み
- 背面のデザインや小ささが気に入っている
- etc…
挙げるときりがないのでこれくらいにするが、大学生時代に購入していたこともあり、学生最後のiPhoneとしても思い入れがある。
このジャンクiPhoneを含めた費用はこちらとなる。
購入したもの | 価格 |
---|---|
ジャンクiPhone 5s | 1,000円 |
額縁 | 2,978円 |
接着剤 | 485円 |
B4用紙 | 20円x3枚=60円 |
プラバン | 100円 |
合計 | 4,632円 |
おおよそ、5,000円ほどで作成できたこととなる。
接着剤やすでにiPhoneを所持している場合、3,000円ほどで作成できることになる。
記事の最後に使用した製品を記述するので、最後まで見ていただきたい。
標本にするiPhone 5sの状態
今回のiPhone標本に使用したジャンクiPhoneの状態はこちらとなる。
iPhone5sの表はこちら。
このように外装としては、非常にきれいな個体であることがわかる。
外装がきれいな個体を選んだため、標本にするには良い状態となる。
ジャンクということもあり、パーツがもれなく配備されているか?を確認するために中身を開けてみる。
iPhone 5sの中身を変えると、足りないパーツはSIMカードトレイのみとなる。(画像では分かりづらいが)
また、予想外な状況として社外製のバッテリーが使用されていた。
そのため、標本化する場合は社外製のバッテリーのロゴが目立ってしまうため、バッテリーは裏面を向ける形で付けざるを得ない状態となった。
なお、足りないパーツはしょうがないので、SIMトレーを以下で別途購入した。
届いてみると、妙に本体の色に比べて青っぽい色をしている。
特に考えずに購入した事による弊害ではあるが、購入するのであればパーツ漏れがない製品を購入したほうが良いだろう。
B4用紙で標本のデザインを作成する
次に標本のデザインとなる用紙を作成する。
まず、ここで使用するものはダイソーなどで販売されているB4のプラバンのみとなる。
最初はB4用紙を準備していたのだが、手持ちのプリンターがB4の大きさに対応していなかった。
そのためコンビニのネットプリントにて印刷するように方針を転換した。
また、用紙はMacのKeynoteにて作成したので公開する。(あくまで何か問題があっても自己責任でお願いします。)
iPhone 5sを分解してシートへ乗せて微調整
シートが出来上がったら、iPhoneのパーツを乗せて微調整を行う。
一回目のシート作成では、微妙のズレていたりする。
この微調整工程を3回実施したため、コピー代で60円ほどかかった。
あとは仮で額縁にかぶせてみてパーツと額縁で干渉がないか?を確認する。
作成してから思ったが、全体的により中央に寄せるべきであった。
左側がギリギリな状態であるため、角度によっては視界から見切れることとなる。
これは好みなところではあるので、是非調整してみて欲しい。
iPhone 5sをプラバンへ貼り付ける
最後にプラバンへiPhone 5sのパーツを貼り付ける。
この工程が最も難しい。
特に考えずに実施したが、ケーブルの折目が盛り上がっており、なかなかプラバンへ張り付いてくれない。
あたふたしていると、手についた接着剤が他のところにも付いてしまったりして大変であった。
そのため、接着剤選びには要注意ということをお伝えしたい。
また、今後作業する方にアドバイスるのであれば、フレキなどの折れ目は事前になくすべきである。
折目が盛り上がっていない状態であれば、きれいに貼り付けることができるだろう。
iPhone 5s標本完成
接着剤工程が終われば、あとは額縁に入れるだけで完成する。
壁に飾ることでより部屋の中で目立って見えるようになり、いつでもiPhone 5sを眺められるようになった。
この標本により、当時のアウトカメラは8Mであったとか、当時のバッテリー容量は1560mAhであったなどを見返して楽しむことができる。
また、現代のスマートフォンからあまり進化していないことも感じ取れて、なかなか面白い。
思い出としても当時は、このようなアクセサリがあったり、防水を気にしていたなどの思い出も思い返すことができる。
使用した工具
最後に使用した工具たちを紹介して終わりたいと思う。
ジャンクiPone 5sとダイソーのプラバンはリンクに載せることができないが、その他の部品を乗せておく。
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