iPhone Proシリーズは売却を考えると毎年買い替えた方が安いのか?高いのか?
筆者はiPhone 12シリーズを持っているのですが、現在の売却値はおおよそ5万円ほどであるため送料などを考えると4.5万円ほど手元に残る。
購入時の価格は90,800円であったため2年間で5万円の出費となる計算となる。
つまり、1年あたりの費用は2.5万円であると計算できる。
フリマアプリを見てみるとiPhone Proシリーズの価格が思ったよりも中古市場の価格が高いので計算してみたいと思う。
iPhone Proシリーズを2023年時点での価格を算出してみる
歴代のiPhone Proシリーズを対象として、2023年時点での中古市場の販売価格と当時の販売価格を算出し、資産価値としての価格の下落を算出したい。
中古市場の価格に関しては、複数のフリマサイトにて直近で売れた価格の中央値を参照としたいが、計算の過程は省略する。
これらを考慮したiPhone Proシリーズの256GBモデルの条件で算出結果がこちらとなる。
製品名 | 新品価格 | 中古価格 | 差額 | 1年あたりの費用 |
iPhone 11 Pro 256GB | 122,800円 | 53,000円 | -69,800円(56%減) | -69,800円/3年=-23,266円 |
iPhone 12 Pro 256GB | 117,800円 | 75,000円 | -42,800円(36%減) | -42,800円/2年=-21,400円 |
iPhone 13 Pro 256GB | 134,800円 | 120,000円 | -14,800円(10%減) | -14,800円/1年=-14,800円 |
iPhone 14 Pro 256GB | 164,800円 | 145,000円 | -19,800円(12%減) | 0年であるため例外 |
このように比較してみると、1年前であれば10%減ほどの価格で推移しており、逆に2年前となると急に36%も減少している。
これは円安によるiPhoneの価格変動も大きな影響があるが、概ね2年程度が売却する時期として良さそうです。
1年あたりのコストを見ても毎年買い替えたほうが安い計算となるようです。
iPhone Proシリーズのエントリーモデルで計算するとどうなるか?
先程はわかりやすく同じ容量のモデルで計算してみたが、各モデルのエントリーモデルで比較した場合の結果はこの様になる。
製品名 | 新品価格 | 中古価格 | 差額 | 1年あたりの費用 |
iPhone 11 Pro 64GB | 115,344円 | 36,000円 | -79,344円(68%減) | -79,344円/3年=-26,448円 |
iPhone 12 Pro 128GB | 106,800円 | 64,000円 | -42,800円(40%減) | -42,800円/2年=-21,400円 |
iPhone 13 Pro 128GB | 122,800円 | 110,000円 | -12,800円(10%減) | -12,800円/1年=-12,800円 |
iPhone 14 Pro 128GB | 149,800円 | 142,000円 | -7800円(5%減) | 0年であるため例外 |
エントリー価格での比較に関しても1年後に売却することで費用が最も安いことがわかります。
また、256GBと128GBで比較した際にもおおよそ月々で1,000円ほどで常に最新のiPhoneを入手することができます。
このことから、直近のデータで見るとProシリーズは毎年買い替えたほうが最もコスパが安いことがわかりました。
今後は、エントリーモデルであるiPhone 11~iPhone 14の価格も比較してみて検討してみたいと思いますので、分析が終わりましたら更新いたします。
UPDATE:他の試算シリーズやほぼ無料で毎年最新のiPhoneを持つ方法も
iPhoneの試算シリーズだが、本サイトにて人気が集まってきている。
今回のiPhone Proの他にもiPhone SEや無印iPhoneシリーズの試算もあるのでぜひ見て欲しい。
中でも、みんなが持っている無印iPhoneの試算は一番人気な記事なので見て欲しい。
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[画像引用元:Apple]
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