marantz-1000とGRANPROのマイクスタンドを購入
MPM-1000とXLR接続を選んだ理由
Twitterでも聞いたんだけど、marantz MPM-1000とGRANPRO GP-0013を購入してみたのでレビュー記事を書いてみる。
まず、マイクについてだけど、いわゆるアナログ接続のXLR接続とUSB接続が存在している。
USBマイクを最初は検討していたんだけど、されどUSBということもあり拡張性が多いようで少ない。
具体的には、さすがオーディオ機器ということもあり、音楽環境の世界ではUSBよりもステレオジャックが基本的な接続方式であるため、PC以外との連携が難しい。
調べるほど音の世界は今でもデジタルよりアナログが強いということを思い知らされた。
XLR接続に関しては、アナログ接続なのでUSBよりも音質が良い。
また、オーディオ機器との連携は無限の可能性があるが、PCへ音源を送るためにはオーディオ・インタフェースを使用する必要がある。
XLRとUSBを変換するケーブルがあるみたいだけど、PCで使えるわけではないらしく、結局オーディオ・インターフェイスを使用する必要があるので、ここでお伝えしておく。
上のようなケーブルを使うことができる方法があればコメント欄で教えて欲しい。
スモールスタートを考えている人は、USBタイプを選択しても問題ないと思っており、以下のようなUSB接続型のマイクもあるので、最初はこちらから選んだほうが良いかもしれません。
USBタイプの方が本体価格は高いが、コンデンサーマイクを選択するとオーディオ・インターフェイス価格が上乗せされるため、金額で決める場合は注意が必要です。
marantz MPM-1000とGRANPROを選んだ理由
前提として、コンデンサーマイクなどはサビや湿気に弱いらしく、よく壊れるらしい。
品質を考えても、5,000円でお釣りが出るmarantz MPM-1000が価格的にも丁度良いに思われる。
マイクスタンドに関してGRANPROを選んだ理由としては、ポップガードとショックマウントが付いていて価格が3,000円ほどであったから。
ポップガードは必須アイテムで、口から飛来する水分によるサビ問題だけではなく、息の音を防ぐなど様々な役割がある。
マイクスタンドは基本的にどれでも良いとは思うんだけど、ポップガードがなければ必ず購入したほうが良い。
また、公式にMPM-1000をサポートしていたので、このマイクスタンドを選んだ。
この時点でマイクとマイクスタンドの価格が1万円以内となっており、これが人によっては必要最低限であること後ほど述べる。
カメラレンズを持っているユーザーは、防湿庫があるかと思うので、使用しないときは防湿庫へマイクを入れると良いかもしれません。
防湿庫があるユーザーは、マイクの寿命も長くなることが想定されるため、より良いコンデンサーマイクを選択しても良いかもしれません。
オーディオインターフェイスとして「YAMAHA AG06」を選んだ
AG03MK2とAG06MK2のどちらを選ぶべきか
コンデンサーマイクを使用するためには、オーディオ・インターフェイスが必要です。
代表的なものとしてはいくつかあるんだけど、失敗がないものとしてYAMAHAの「AG03」と「AG06」が挙げられる。
AG03もAG06もMacやiPhoneにてドライバー無しで使用することができる。
これが最大のメリットとも言えて、ドライバー無しで使えるためiOSやMacOSのLINEやDiscode、Zoomなどで利用することができる。
さらにiPad ProやiPad Airに関してはUSB-Cポート同士で刺すだけで扱えるため、タブレットとの相性が最高に良い。
一通り説明したところで、今回購入したAG06のデザインはを紹介する。
対して、よく比較対象となる「AG03」のデザインはこの様になっている。
AG03とAG06の違いは、コンデンサーマイクを2本使用できる点が大きく異なります。
正直、どちらでも良かったんだけど、金額も含めて検討したいため購入当時の価格は以下のとおり調べた。
製品名 | 新品価格 | 中古価格 |
AG03MK2 | 18,000円 | 16,000円 |
AG06MK2 | 20,000円 | 18,000円 |
新品市場でも中古市場でも誤差は2,000円ほどであることがわかる。
後々、後悔しないためにも2,000円の出費は許容範囲と思い「AG06MK2」を選択した。
なお、筆者はエレキベースと弾くことができないエレキギターも使用するため、2本刺す事があればAG06を選択してもよいかとは考えている。
画像でも左にMPM-1000を差し、隣にエレキベースを指して使用している。
そのため、万が一のことを考えて楽器を使用しているユーザーは「AG06」を選ぶべきでかとは思う。
なお、どちらのモデルもステレオミニプラグによる音声入力ができるため、自由に音楽を入力することができる。
ライブ配信や動画撮影を行うユーザーは「AG03」をオススメする。
理由た単純で入力機器が少ないこと、左にあるマイクボリュームがつまみではなく、上下にスライドさせるタイプなので、マイクの操作性に関しては「AG03」の方が良いでしょう。
改良版のMK2モデルを選ぶべき
まず、基本的にはAG06もAG03も「MK2(マーク2)」モデルがある。
MK2は、旧モデルと異なりUSB-Cにて接続できる点が大きな違いとなっており、電圧強化で音質が強化されているとも言われております。
あとは、細かいボタンのデザインや機能が追加されたりしているが、機能的に大きな変更はない。
中古市場では旧モデルのAG03やAG06がたくさん見受けられるが、新品のAG03MK2やAG06MK2とほとんど値段が変わらないので、MKモデルを選んだほうがいい。
ただ、旧モデルであるMK2ではない製品も価格が新モデルと中古価格が変わらない。
このことから、AGシリーズはリセールバリューが良いという点も考慮するべきでしょう。
MPM-1000とAG06を使用してみてわかったこと
リモートワークやLINE通話編
MPM-1000とAG06を以下の使用用途で使用してみた。
- LINE / iPad
- Zoom / Mac
- Discode / iPad
- Skype / Mac
以上のとおり、環境的にはコミュニケーションツールとして使用している。
結論から申し上げると、通話相手はマイクが変わったことに気づくことはなかった。
相手がマイク音質に気づかない理由はこのように分析できる
- 通話アプリではデータ通信の関係で高音質で送れていない
- 相手のスピーカーまたはイヤホン・ヘッドフォンの音質が低い
- 元々使用していた「Razerのヘッドフォン」で十分であった
- ほとんどの人が音質に興味がない
基本的に通話アプリで使用していたんだけど、誰もマイク変更に気が付かなかった。
理由としては、Skypeなどは音質がそもそも悪いと言われており、マイク環境を充実させても効果がない。
もう一つは、リモートワークで配布されるヘッドフォンにて音質変化を見極めることができない点も多いでしょう。
オーディオ環境変更前は、「Razer Kraken Green ゲーミングヘッドセット」を使用しており、コミュニケーション程度であればこのヘッドフォンで十分であったことが考えられる。
根本的にはだけど、ほとんどの人はオーディオに興味がないのかもしれない。
これは、テレビ文化で育った世代で大きな影響が出ていると主観で感じていて、曲よりも歌を意識して聞いている印象がある。
そのため、音に対する意識がそもそも想定よりも低いのかもしれない。
ターゲット層によって使い分けるべきかもしれない
いわゆるショート動画などの縦型動画は、ターゲット層がスマホとなる。
スマホの音質は、良いとは言い難いため、この度のようなオーディオ環境はオーバースペックとなるかもしれない。
対して、テレビ(最近のテレビは音質が良い前提だが)やスピーカーを通して動画を主張するユーザーがターゲット層となる場合は、これでも足りないくらいの初期投資をしたほうが良いかもしれない。
予想だけど本サイトのアクセスユーザーもそうだが、音に対しての意識が強いため、動画の画質よりも音質に質を感じるユーザーも多いでしょう。
このようなターゲット層であれば、オーディオ関連に力を入れてもよいかと思います。
また、このサイトを見ているユーザーはオーディオ入門に近しいと思うので、最初の投資として、マイクとスタンドで1万、リセールバリューのよいAG03かAG06が無難な選択肢として良いと思われる。
AG03に関してはこちらとなります。
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