雨や雪からレンズを守りたい!特にSONYのカメラやレンズは・・・
防水防塵の最強カメラとして「OM SYSTEM」の「OMシリーズ」が挙げられるが、SONYのカメラは防水には弱いイメージがあります。
特にα7C iiは、公式の仕様にて防塵防滴については配慮した設計と書かれており、完全に防ぐことは出来ないと明記されています。
また、SONYのレンズに関しても、同じく、完全に侵入を防ぐことは出来ないと明記されています。
そのため、雨や雪などの悪天候な状況では、カメラとレンズを守る必要があります。
さらに外で超望遠レンズを使用する場合、持ち運びと安全性を配慮した運用が重要となってきます。
今回は、望遠レンズを外で使うにあたり、快適に安全に立ち回るためのアイテムを揃えてみたので、ご紹介します。
Leofotoのワンタッチストラップ「SP-01」で超望遠レンズの機動力をアップさせる
先日、超望遠レンズとしてSONYの「SEL200600G」を購入しました。

比較的に大きな超望遠レンズであるため、持ち運びが大変です。
カメラ側にストラップを付けて運用すると、マウント部分に負荷がかかるため、可能であればレンズ側にストラップを付けたいと考えておりました。
そこで、Leofotoのワンタッチストラップ「SP-01」が最も理想的だったので購入してみました。

ストラップ本体は、黒色で丈夫なナイロン素材で出来ています。

金具に関しても、ステンレスとアルミ合金素材でできており、信頼性を担保しているようです。

「SP-01」は、片方の金具を反対側のアタッチメントへ取り付けることでができます。

以下のように、反対側のアタッチメントへ取り付けることで、ストラップとして完結することが出来ます。

スペックに関しては、ベルトの長さが1,100mm~1,780mmとなります。
ベルトの幅は、31mmで重量は275gです。
別売りのアダプターを用意することで、三脚にも使えるようになります。
Leofoto ストラップ「SP-01」は、レンズフット「SF-02」のワンタッチストラップで取り付け可能
今回、Leofoto SP-01を購入した理由は、SEL200600Gをレンズ側で固定して持ち運びたいからです。
SEL200600Gには、Leofotoのレンズフット「SF-02」へ交換済みです。

今回のストラップ「SP-01」は、レンズフット「SF-02」で使用できるワンタッチストラップに対応しております。
このように内面が銀色の穴に対して、「SP-01」のアタッチメントを固定することができる。

ストラップを取り外す場合は、上部の「PUSH」を押すだけで簡単に外すことができる。

デメリットとしては、持ち運んでいる最中に「PUSH」を誤って押してしまうことがないか?が気になるところです。
すでに1ヶ月ほど使用しておりますが、誤って押してしまうようなシチュエーションには遭遇していないですが、気をつけたいところです。
超望遠レンズ向けのカメラ用レインコートはNEEWERを選択!
続いて、カメラとレンズ用のレインコートについてです。
当初は、SONYから最近発表された純正のレインコートやROLANPROのレインコートを検討しておりました。
ROLANPROは、欲しい迷彩柄が売り切れており、SONY純正は高すぎるため、選ぶのに苦労をしました。
様々なレインコートの仕様やスペック、価格を見てみるとNEEWERが良さそうだったので、購入してみました。
NEEWERのレインコートは、長さを調整することができ、セール時で3,000円ほどで購入することが出来ます。
レインコートは、永久的に使い続けることは難しいため、使い捨て前提と考えると、3,000円は良い選択肢と言えるでしょう。
NEEWERのレインコートは、専用のケースに入った状態で梱包されております。

レインコート本体の裏面には、チャックがあり、こちらからカメラを入れます。

また、チャックを半明けにすることで、三脚との干渉も起きません。
NEEWERの上部は、ロゴがあるだけです。

試しにSEL200600Gと大きさを比較してみると十分な幅と長さがあることがわかります。

NEEWERは、長さを調節することができるため、多くのレンズに適応することが可能です。
NEERWERのレンズコートを三脚をつけた状態で使ってみた
前提条件として、SEL200600Gを三脚に取り付けたシチュエーションで考えてみました。

NEEWERのレンズカバーをカメラへ取り付けるとこのように全体を覆うことが出来ます。

レンズフット側は、ゴム紐で固定することが出来ます。

すでに防水対策でROLANPROのカバーを取り付けているため、映り込み防止のために少し短めに固定してみました。
NEEWERを選んだ最大の理由は、左右の穴から手を入れることでカメラの操作ができることに魅力的に感じたからです。

このように手も濡れず安全にカメラのディスプレイを見ながら操作することができます。
デメリットとしては、窓がアイカップ側の近接センサーに反応してしまうため、高い頻度で画面がブラック・アウトしてしまいます。
使用する際は、画面の設定で近接センサーを制御すると良いでしょう。
上部にあるNEEWERのロゴ部分は開閉することができます。

これにより、カメラ側へストラップを取り付けた状態で運用することも可能です。
また、工夫次第でマイクだけ外へ出すことも出来そうです。
この将来的な拡張性も考慮してNEEWERはベストな選択肢であると感じています。
NEERWERのレインコートは、ズームリングや絞りリングと干渉する
NEEWERの最大のデメリットは、長さ調整のためにレンズの中間付近でゴム紐により固定しております。
このゴム紐が、ズームリングや絞りリングと干渉してしまうようです。

また、マイクを使用している場合は、ズームリング操作時にレインコートの擦れる音が入ってしまうかもしれません。
総合的には満足しておりますが、ズームリングと干渉しないように工夫や慣れが必要だと感じています。
まとめ!レインカバーとワンタッチストラップがあれば、撮影の雨天決行もできるようになる!
まとめとして、以下の2つのアイテムは外での以下の観点で撮影が楽になります。
| 商品名 | 得られる効果 |
|---|---|
| Leofoto SP-01 | 超望遠レンズの持ち運びの簡略化とマウントの負担軽減 |
| NEEWER レインコート | 雨や雪への対策。レンズの長さに依存しない拡張性と操作性 |
超望遠レンズを持っているのであれば、Leofotoのレンズフットとワンタッチストラップを併用することで、持ち運びと三脚の切り替えがスムーズになります。
今回レビューしたワンタッチストラップは、アタッチメントを揃えることで、三脚側にも使えるようになります。
雨や雪の中で撮影したい場合、レンズとカメラは濡らしたくないものです。
持っているレンズや将来的に購入する予定のレンズなどを配慮し、どの長さのレンズでも適応できるNEEWERのレインコートは柔軟性があると評価できます。
のぞき窓やカメラへのアクセスも良く、最初のレインコートとしてオススメできる製品だと思います。
北海道での撮影は雪の中での撮影が多いため、お試しで検討されてみてはいかがでしょうか。


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