【1年レビュー】iPhone 16 Proを振り返る!完成度が高いが望遠のノイズが課題-今後は最後の物理SIM対応Proシリーズとして需要が上がる見込み

iPhone16Pro_カメラ

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iPhone 16 Proを1年間使って分かったこと – 使用レビュー

iPhone16Pro_カメラ

iPhone 16 Proを1年間使用したので、総括として振り返ってみたいと思う。
2025年には新型のiPhone 17 Proが登場したが、これから型落ちモデルとしてiPhone 16 Proの購入を検討している方の参考になれば嬉しい。

総評としては、「望遠レンズを除けば、最高のiPhone」。万人におすすめできる1台だった。

iPhone 16 Proのバッテリー性能は文句なし。1年使用でも劣化ゼロ

iPhone 16 Proのバッテリー容量は3,577mAh。これは前モデル(iPhone 15 Proの3,274mAh)に比べて約9.25%増加している。

この影響なのか、バッテリーの持ちに困ったことがない。

さらに驚いたのは、1年使用してもバッテリー最大容量が100%のままだったこと。

iPhone16Pro_1年使用後のバッテリー最大容量

冷却ファン付きのワイヤレス充電器を使用しているとはいえ、この耐久性は非常に優秀だ。

バッテリー最大容量が100%であるため、中古として売る場合も査定額が上がる。

このバッテリーの耐久能力があれば、5年以上は問題なく使えるため、iPhone 16 Proは万人にオススメできそうだ。

また、中古でこれから購入するユーザーもバッテリー耐久性を信頼することで、コスパ良くスマホ購入計画を立てられるのではないだろうか。

なお、バッテリー寿命にはかなり意識していて、実際に活用しているファン付きの充電器などに関する記事は以下にまとめているので是非見てほしい。

チタンボディの質感と耐久性が圧倒的!熱は大して気にならない

iPhone16Pro_iPhone12mini_比較

iPhone 16 Proのチタン素材は、マットな質感と高い耐久性が特徴的だ。

チタン素材はマットな質感であり、防御力も非常に高く、ほとんど傷がつかない。

Apple Watch Ultraにもチタン素材が使用されており、頑丈への信頼性が高い。

iPhone 17 Proから再びアルミへ戻ったが、発表の際にアピールしていたチタンの排熱能力については気になったことがない。

むしろ、チップの製造プロセスが小さくなれば排熱も少なくなるため、どこかでチタンが復活して欲しいと願うほどだ。

なお、iPhone 17 Airは薄さと強度を担保するために引き続きチタンフレームが採用されている。

Proシリーズの強みであるLog撮影はしないし、カメラコントロールもただの起動ボタン

iPhone16Pro_カメラコントロール

最初のうちはiPhone 16 Proで気合を入れる場面でLog撮影をしていた。

Log撮影したのも10回ほどで、あとは普通の動画撮影しかしなくなる。

所詮は、1インチ以下のイメージセンサーである影響なのかそこまで大きな色の変更ができない印象を受けた。

そもそも、色が最初から濃すぎて触る気になれなかったのが正直なところだ。

最後にカメラコントロールだが、最初は頑張って使ってみたが、操作感が悪すぎる。

軽く押してダイヤル操作して、次の項目へ移って〜などとしている間に被写体を逃してしまう。

スマホのカメラは手軽に撮れることが強みであるから、ただのカメラ起動ボタンとして利用している。

将来的にカメラコントロールは、新たなアクションボタンとなると予想するほど使わない。

48MPで撮りたいのに、毎回設定が必要なのが面倒

iPhone16Pro_背面

iPhone 16 Proでは48MP撮影が可能だが、カメラアプリを開いた直後は自動で48MPにならない

そのため、毎回設定から48MPを選ぶ必要がある。
手軽さが命のスマホカメラでこれは致命的だ。

Appleがデフォルトで12MPにしているのは、おそらくストレージの節約を意識してのことだと思う。

ただし、せめて「48MP固定設定」くらいは用意して欲しかった。

1番嫌なところは望遠レンズのノイズがひどい

広角と標準レンズは、48MPだしf値も低く、満足できる写真が撮影できる。

対して望遠レンズは、12MP固定でf値もそこまで高くなさそうで、f2.8程度だ。

特に気になるのがノイズ。

  • 室内はもちろん、屋外の明るい場所でもノイズが目立つ
  • Lightroomなどで補正すれば多少は改善するが、シャープさが失われる

総合的には、望遠レンズは瞬間を取り逃がさない場面に使うもので、自分が近づけるのであれば、標準レンズで撮影することが多い。

なお、iPhone 17 Proから望遠レンズも48MPになったみたいで、ノイズも減っているようなので期待したい。

今後の注目点:物理SIM対応モデルとして一時的な人気が出るかも?

trinity_toughness_glass_iPhone16Pro_取り付け_縁

iPhone 17シリーズから日本版も含めてeSIM専用モデルとなったが、iPhone 16 Proは物理SIMに対応した最後のProシリーズである。

これは意外と大きなポイントだ。

  • 大手キャリアではeSIM切替に対応しているが…
  • 一部MVNOは未対応、または手続きが煩雑
  • eSIMトラブル時は「電話もできない」ため、サポート手段が限られる

これらの理由から、物理SIM対応のiPhone 16 Proは一時的に需要が高まる可能性があると予想している。

総評:望遠以外は“完成形”。今から買っても後悔しない

iPhone 16 Proは、バッテリー・ボディ・基本カメラ性能のすべてが非常に高レベルにまとまっている。
特に「長く使える端末」としては現行iPhoneの中でもトップクラスだ。

望遠レンズだけは今ひとつだが、それ以外は完成された一台。
これから中古や型落ちで検討する方にも、自信を持っておすすめできるiPhoneだ。

iPhone16Pro_カメラ

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