DJI OSMO ACTION 5 Proをレビュー!アドベンチャーコンボをチョイス!
DJI OSMO ACTION 5 Proのアドベンチャーコンボを購入したので紹介したい。

「RB UNIT」のシールが貼られているとおり、DJIの公式ストアにて販売されている整備品を購入した。
アドベンチャーコンボではあるが、整備品だと5.5万円で購入できたので、お得に購入することが出来た。
スタンダードコンボの場合は、以下の同梱物となる。
- カメラ本体
- バッテリー
- 接着式カーブベース
- 保護フレーム
アドベンチャーセットは、これらに加えて以下が付属される。
- バッテリー x2(合計3つ)
- 1.5m延長ロッド
- 多機能バッテリーケース
なお、本来の販売価格に関しては、以下となる。
- スタンダードコンボ : 55,000円
- アドベンチャーコンボ : 69,300円
整備品であれば、スタンダードコンボの価格で、アドベンチャーコンボへアップグレードできると認識しておけばわかりやすいだろう。
なお、前モデルではあるがOsmo Action 4のスタンダードコンボは整備品で35,200円で販売されている。
DJI OSMO ACTION 5 Proとinsta360 Ace Pro 2との比較!
正直なところ、DJI OSMO ACTION 5 ProとGoPro HERO13は、比較するにも熱暴走であったりなどのアドバンテージがDJI OSMO ACTION 5 Proのほうが強すぎる。
ただし、色合いはGoPro Hero 13の方が好みではあるが、色んな視点を考慮して、比較対象にすら挙げていない。
では、何と比較するか?となるが、insta360 Ace Pro 2がライバルになる。
DJI OSMO ACTION 5 Pro | insta360 Ace Pro 2 | |
---|---|---|
価格 | 55,000円 | 64,800円 |
センサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/1.3インチ |
ISO | 100~6400 | 100~6400 |
f値 | f2.8 | f2.6 |
最大解像度 | 4K | 8K |
スロー性能 | 4K/120fps | 4K/120fps |
最大FOV | 155° | 157° |
写真解像度 | 4000万画素 | 5000万画素 |
夜間性能 | SuperNight | PureVideo PureVideo Plus |
色 | 10bit | ライカレンズ 8bit |
log撮影 | D-Log M | i-Log |
耐水性 | 20m | 12m |
モニター | 両面タッチ | フリップ |
対応温度 | -20℃~45℃ | -20℃~45℃ |
バッテリー | 1950mAh | 1800mAh |
マイク | 3 | 3 |
重さ | 146g | 177.2g |
大きさ | 70.5 × 44.2 × 32.8 mm | 71.9 × 52.2 × 38 mm |
比較表は作ったが、総合的な品質は、insta360 Ace Pro 2の方が映像コンテンツとして高品質であると評価している。
やはり、ライカレンズによる恩恵が大きく、暗所性能や色合いなどが鮮やかと感じるところがある。
とは言え、DJI OSMO ACTION 5 Proはだめなのか?というとそうでもなく、log撮影しておいて後で色付すれば良い。
もちろん、色のにじみや光のギラツキなどに関してはどうしようもないが、ある程度はなんとかなる。
なによりも、価格面でアドベンチャーコンボで55,000円で購入できているので、コスパを重視するとDJI OSMO ACTION 5 Proの一択となる。
DJI OSMO ACTION 5 Proアドベンチャーコンボを開封!整備品だけど大丈夫?
DJI OSMO ACTION 5 Proアドベンチャーコンボを開封する。

アクセサリに関しては、保護フレームとマウント関連が同梱されている。

その他は、マウントアダプタなどが同梱されている。

本体については、傷1つ付いておらず、新品同様に感じられる。

背面に関してもかなりきれいだ。

RECボタンも全くテカリなどはない。

DJIの整備品は、新品同等の品質を持っており、保証も新品と同じものを受けられる。
また、DJI Careにも加入することができる。
傷や汚れ1つ見当たらないことから、使用としては全く問題ないだろう。
SDカードとバッテリーの取り付けは、サイドのフタを開けることでアクセスすることができる。


バッテリーには、取り外しが容易な取っ手があるので、扱いやすい。
DJI OSMO ACTION 5 Proへ保護フレームを取り付け!デメリットも紹介
保護フレームは、右上のレバーを開けることで開閉することができる。

DJI OSMO ACTION 5 Proアドベンチャーコンボへ同梱されていた保護フレームを取り付けるとこの様になる。

背面は、ガラスフィルムが干渉することがあるので、しっかりと位置決めをしてからロックする必要がある。

サイドには、縦撮りが可能なマウントアダプタが用意されている。

反対側には、電源ボタンとイヤホンジャックアダプタやUSB-Cポートがある蓋の開閉空間が存在する。

付属の保護フレームのデメリットとしては、SDカードやバッテリーを取り外す際に毎回取り外しが必要となる。
せっかく、アドベンチャーコンボでバッテリーが3つもあるのにケースを変える作業はデメリットでしかない。
付属していた延長ロッドは、最初はクイックリリースマウントが付いていない。

止めネジで固定することで、利用することができる。

保護フレームとクイックリリースマウントを取り付けるとこの様になる。

クイックリリースマウントは、マグネット式となっているが、保護フレームでも問題なく固定することができる。
保護フレームをつけながらバッテリーやSDカードを交換したい場合は、社外製の保護フレームを検討する必要がある。
Osmo Action 多機能バッテリーケース 2はモバイルバッテリーにもなる
「Osmo Action 多機能バッテリーケース 2」は、3つのバッテリーを一度に充電することが可能だ。

勘違いしやすい点としては、バッテリーケース自体にバッテリーが搭載されていないため、持ち運んでいる間に充電することは出来ない。
ただし、バッテリーが中に入っていればパワーバンクとして使えるため、モバイルバッテリーとして使用することができる。
microSDカードを2枚収納できるスペースが蓋側にも用意されている。
DJI OSMO ACTION 5 Proの写真性能
DJI OSMO ACTION 5 Proは、動画だけではなく写真も撮影できる。
曇りの天気で、試し撮りした写真は以下となる。

さらに広角にするとこの様になる。

やはり、広角側にすると端が歪んでしまうことがわかる。
ミラーレス一眼と異なり、歪み補正がやや弱い印象がある。
印象としては、スマホで撮影した感覚とあまり変わらない。
これは、イメージセンサーの大きさがスマホと同じ点が挙げられるだろう。
写真を撮影するのであれば、スマホで撮影したほうが利便性などの点でメリットを受けられると感じた。
DJI OSMO ACTION 5 Proの動画性能
DJI OSMO ACTION 5 Proの動画性能について触れていきたい。
まず、手ぶれ補正については文句の付けようがないほど自然に感じる。
広角側の歪みに関しては、個人的には好きではないため、標準の画角で撮影している。
log撮影の映像に関しては、ダイナミックレンジが効いているため、暗いところ明るいところがはっきりとしている。
しかしながら、ダイナミックレンジにより少し暗い印象の映像で取れてしまうため、log撮影をせずに色合いを気にするのであれば「Insta360 Ace Pro 」が良いだろう。
対策としては、設定である程度は明るくできるので、好みの色合いに調整すると良いだろう。
DJI OSMO ACTION 5 Pro向けに撮影したUlanziのネックマウント
今回購入したアクセサリには、MicroSDカードやガラスフィルムの他にUlanziのネックマウントを購入している。

Ulanziのネックマウントは、グニャグニャ曲がるタイプのネックとなる。

マウント部分は、回転式で脱着ができる。

固定するとこの様になる。

Ulanziのネックマウントには、クイックリリースマウントが付属していないので、別途購入した。

純正品で、2,000円くらいとなる。
よく考えたら、付属のミニクイックリリースマウントがあったので、購入する必要はなかったかもしれない。
Ulanziのマウントへクイックリリースマウントを取り付け、DJI OSMO ACTION 5 Proを固定するとこの様になる。

ネックマウントであるため、カメラを持たずに撮影できることから、両手を塞がずに撮影することができる。
デメリットとしては、首が疲れることと、視点が人の目線よりもやや下になることくらいだろう。
延長ロッドよりも重宝するアイテムとなるため、ご紹介させていただいた。
まとめ!DJI OSMO ACTION 5 Proの整備品は安い上にネックマウントを使用することで多様な場面で利用できる
まとめとして、DJI OSMO ACTION 5 Proの整備品は、GoProやInsta360 Ace Pro 2などと比較されることが多いが、やはり安いことは大きなアドバンテージだと感じた。
DJI OSMO ACTION 5 Proにて他社製品と明確に違うのは、強い防水性能と熱暴走しない安定さが強みだと感じた。
撮影性能について色に関しては、夜間じゃなければlog撮影をしておけば後でどうにでもなる。
カラーグレーディングの観点であれば、10bitで撮影されたDJI OSMO ACTION 5 Proの方が軍配が上がる。
付属品関してもデメリットは感じず、延長ロッドやバッテリーが3つ、バッテリーケース、クイックリリースマウントが2つなど必要十分だと感じた。
音に関しては、DJI製品なので同社メーカーの神マイクを利用することができる。
DJIマイクを使用できる点は、大きなメリットなので余裕がある人は購入してみてほしい。
また、DJI OSMO ACTION 5 Proの新品がほしい方は、以下のリンクよりご検討いただけますと幸いです。
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