【レビュー】SONYの純正ショットガンマイク「ECM-B10」をα7c iiで使ってみた!

ecm-b110_サムネイル

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目次

SONYのショットガンマイク「ECM-B10」をレビュー

ecm-b10_本体

α7c iiで動画撮影をしているときに、稀に音が反響していたり、歪があることが気になっていた。

また、風切り音が入ったりするため、最低限もふもふがほしいなぁと思っていた。

α7c iiへマイクを取り付ける際には、どうせなら装着すると給電できるマイクが良いと考えた。

結果として、コストパフォマンスが良さそうな「ECM-B10」が候補に挙がってきたので紹介していきたい。

「ECM-B10」は中古で購入した

ecm-b10_パッケージ

今回ご紹介する「ECM-B10」は、中古で購入した。

というのも、ポイントやクーポンが余っていたので、消化した形となる。

同梱物には、端子カバーやぽち袋があるみたいだが、中古であるため入っていたのは本体ともふもふのみとなる。

今回は、コスパ重視で製品選びを実施しているため、中間グレードの「ECM-B10」がちょうどよかった。

また、もう少し大きくて性能が高い「ECM-B1M」はα7c iiには大きすぎる。

コンパクトな「ECM-M1」は、定価で42,000円、セールで37,200円である。

金銭的に余裕があるのであれば「ECM-M1」を購入することをおすすめしたい。

「ECM-M1」と最後まで悩んだが、結局どちらを選んでも縦方向に長くなることは避けられず、利用面で変わらないことから「ECM-B10」を選択した。

「ECM-B10」の機能

ecm-b10_設定ボタン

ECM-B10の使い方についてなんだけど、正直なところUI的には初心者向けな匂いが全くせず、ボタンやスイッチが多すぎて拒否反応が出る。

初心者な筆者だからこそ、丁寧にまとめていきたいと思う。

[上部左]デジタル/アナログ切り替え

カメラがマルチインターフェースシューのデジタルオーディオインターフェースに対応している場合は、スイッチを「DIGITAL」を選択する。

これにより、ユニットと接続されたカメラがデジタル信号で通信することで、ノイズの少ない収録が可能となる。

逆にデジタルオーディオインターフェースに対応していない場合は、「ANALOG」を選択する。

基本的にα7c iiは、「DIGITAL」選択で良い。

[上部右]指向性選択スイッチ

文字どおり指向性飲む気を切り替えるスイッチとなる。

  • 上段/超指向性:正面の音を集中的に取得し、周りの音は抑える。インタビューなどに良い。
  • 中段/単方向:後ろの音を抑え、全方向からの音を収録。複数人の会話に最適。
  • 下段/全方位:前方や後方を含めた前方向の収録。周囲の雰囲気を収録したいときに最適。

[中央左]FILTERスイッチ

ノイズ関連のフィルタースイッチ。

  • NC:デジタル信号によるノイズカットを実施する。
  • LC:ローレベルのノイズキャンセル。風切り音や振動などの音をカットするレベル
  • OFF:ノイズフィルターをOFFにする。

特に気にならなければ、普段はNCで良い。

[中央右]ATTスイッチ

オーディオ収録に適したオプション。

歪を抑えたライブなどの大きな音を収録したい場合は、20dB。

静かな音を収録したい場合は、0dB。

それ以外の日常的なレベルでは10dBを選択すると良い。

なので、基本は「10dB」。

[下部左]AUDIO LEVELダイヤル

「オート/マンスイッチ」のマンスイッチで使用するダイヤル。

手動で収録する音量を調整する。

基本的にオートであるため、使用しない。

[下部右]オート/マンスイッチ

収録音量を調整するスイッチ。

AUTOだと自動で録音音量を調整する。

MANだと、「AUDIO LEVEL」ダイヤルの音量で収録する。

基本的にオートで良い。

「α7c ii」へ「ECM-B10」を取り付けてみた

ecm-b10_a7cii_取り付け

α7cへ取り付けてみるとこのような形となる。

完全にコンパクトなボディに対して、アンバランスな印象。

比較的小さいマイクを選択したはずなんだけど、想像の2倍は大きく見える。

大きく見えることはデメリットだと思うけど、目立ちたがり屋には良いかも知れない。

カメラヲタク以外からは、「このもふもふは何?」って聞かれるため、会話の話題作りに最適。

結局、「ECM-B10」を使ってみたどうだったのか?

α7c iiでは、動画収録時に音の歪み?や二重に収録されている点が気になっていたが、「ECM-B10」でNCモードを使用することでこの不満が解決された。

指向性に関しては、騒がしいところでは「超指向性」をすることで収録することができるようになった。

動画で後ろの音まで撮りたい場面はそんなに無いだろうから「全方位性」の使用頻度が低いと思われる。

あとは、デフォルト選択で良いため、多機能に見えてそこまでカスタマイズはできない印象。

ただし、そこまで用途も多いわけではないため、満足はしている。

警告として、マイクもカメラ沼の一種だと思っていて、何個も買う必要がないのであれば「ECM-B10」くらいの多機能マイクを1つ持っていおくくらいで物欲を制御したほうが良いと感じた。

「ECM-B10」の評価

α7c iiへ取り付けたが、音の収録には何一つ不満がなくなった。

気になるのは大きさくらいで、コンパクトなボディに対して縦方向への伸びが大きくなってしまった。

いつでも取り外せられるのは良い点だけど、ジンバル運用を開始すると、干渉が気になってくるだろう。

ひとまず、指向性のある収録が可能となったため、用途に合わせて音の品質を選択でいることは大きなメリットとなる。

動画も写真もできるα7c iiだからこそ、1つは持っておきたいマイクとしてベストであったと評価したい。

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