Echo Studio(第2世代)を2台購入したレビュー
最近は、音響環境にドはまりしていて、AKGのヘッドフォンなどを購入してはレビューしていた。
正直、今どきは有線のヘッドフォンに原点回帰するユーザーも少ないため、あまりネタとしては美味しくはなかった。
(個人的には大満足しているが、世間とのギャップを実感している。)
そこで、以前から興味があった音質として最高ランクに位置する「Echo Studio」に目をつけてみた。
完全に今どきなスマートスピーカーとして最高ランクの音響ガジェットとしてトレンドに乗っかってみたかった。
この最高音質のEcho Studioは、2台でステレオ環境を作成できることを知り、どうせなら2台購入してレビューしていきたいと思っている。
Echo Studioはしれっと第2世代になっている
Echo Studioが販売開始されたのは、2019年12月5日となり、約3年前に登場したディバイスとなる。
その後、2022年10月に新色である「グレーシャーホワイト」を発表し、ガジェッターからは第2世代と言われている。
具体的には、新色を追加したほかに新機能として空間オーディオ処理技術を使えるように進化しているようだ。
ただし、新技術はソフトウェアアップデートで提供しているため、ハードウェア的な進化は無いようだ。
ハードウェアの進化はないため、ガジェット好きなユーザーからは第2世代と言われているが、Amazonの商品ページでは世代の記述はない経緯となっている。
Echo Studioのデザインをチェック
今回購入したEcho Studio2台のレビューを始めていく。
購入したEcho Studioは、チャコールカラーとなる。
左が正面で、右が裏面となる。
正面の上部にボタンが配置されており、背面の下部には端子類が配置されている。
勘違いされやすいが、Echo Studioは360度スピーカーではない。
背面側にはスピーカーが配置されておらず、正面と上部、左右に向けてスピーカーが配置されているため、後ろ以外をカバーした構成となる。
Echo Studioの大きさについてだが、17.5×20.6cmと巨大である。
今回は、Amazon Primeセールよりも安かったため中古で購入したのだが、多くの説明欄に「設置場所に困った」と書かれている。
Echo Studioを購入する際には、音質や予算よりも設置場所を意識したほうが良いだろう。
Echo Studioの上部について
Echo Studioの上部はこのようなデザインとなっている。
ボタンに関しては、左からのこような配置となっている。
- ミュートボタン
- 音量小ボタン
- 音量大ボタン
- アクションボタン
マイクの数は7つとなっており、使用している限り上手く読み取ってくれている。
また、2台でペアリングしている構成のため、マイクが事実上2倍の14個あるため、聞き逃しはほぼ無い。
その他には、上部にライトリングがあり、「Alexa」と呼びかけると青色に光ったり、通知があればオレンジに光ったりとEchoシリーズの仕様としては変わらない。
Echo Studioの端子類
Echo Studioには、端子が用意されている。
左からmicroUSBポート、メガネ型の電源端子、ステレオミニジャック光デジタル入力兼用端子がある。
電源に関しては、ACアダプタがないためケーブルの取り回しは楽であるが、本体側は結構重い3.5kgとなる。
microUSB端子は、Fire TVの有線接続にも使用される「Amazonイーサネットアダプタ」を使用することでEcho Studioを有線接続で使用するために用意されている。
3.5mmのステレオミニプラグは、入力端子として使用されるため、テレビやPCの外部スピーカーとして使用することができる。
注意点としては、他のEchoシリーズは出力端子であるが、Echo Studioのみ入力端子であることに注意が必要だ。
Echo Studioの音質はどうなのか?
Echo Studioの音質に関して話していきたいが、前提として2台のステレオ環境であり、1台構成としてレビューしていないことを念頭に入れていただきたい。
他のEchoシリーズであるDotやShowシリーズと比較して、高・中・低の音域の品質が上がっているのは間違いない。
特に低音では、ベースの音がはっきり・くっきりするようになっている印象がある。
しなしながら、低音が強いため賃貸で使用する場合には近所に迷惑がかかる可能性がある。
そのため、音量はDotやShowよりも控えめに運用している。
イコライザも使用できるため、低音を抑えることでここらへんは解決することができるため、スピーカとして十分運用することが出来る。
AppleのHome Podと比較してどうか?
Appleのスマートスピーカーである「HomePod」と比較して音質を評価していきたい。
両方とも低音が強い今どきのスマートスピーカーである。
正直なところ、一般の人であれば音質的には同じくらいのランクである印象を受ける。
注意点としては、大きさが大きく違っており、Echo Studioの方が明らかに大きすぎる。
価格に関しても1台あたりはこの様になっており、圧倒的に異なっている。
Echo Studio | 29,980円(セールで22,980円) |
HomePod | 44,800円 |
価格としては、Echo Studioのセール価格で2台分がHomePodの1台分に相当する。
どちらも空間オーディオに対応しており、音声アシスタントも搭載しているため、大差はない。
もはや、Amazon Musicに加入しているのであれば、Echo Studioを購入すればよいのではないか?とすら思っている。
Echo Studioは2台必要なのか?
今回はEcho Studioを2台購入したが、結局2台構成のほうが良かったのか?について触れていきたい。
正直なところ、2台も不要ではないか?と思っている。
音質をこだわるのであれば、「Echo Show 5」で歌詞を表示させながら、出力端子を使用して好みのスピーカーから音質を流したほうが利便性も高いように思われる。
逆にEcho Studioを1台購入するのであれば、無印モデルである「Echo」を2台購入したほうが良いというレビューも見受けられた。
ポジショントークであるが、音楽をほぼ常時流している生活であることと、本ブログのネタになるため、Echo Studioの2台構成には満足している。
Echo Studioの2台ストレオ構成は誰にオススメできるのか?
結論としては、以下の要件を満たすのであればEcho Studioを2台購入しても良いと感じられる結果となった。
- Echo Studioを2台設置できるスペースがあること
- ほぼ常時音楽を流している
- Amazon Music Unlimitedに加入している
- 賃貸ではない。賃貸であればイコライザや音量調整を強いられる
このように条件としては結構絞られてくると思われる。
私のようにどうしてもEchoシリーズが大好きなEchoファンな人は、宗教上の理由でEcho Studioを2台購入するしか無いだろう。
なお、更に上の構成である外付けウーハーである「Echo sub」もあるのだが、販売終了しており、現在はプレミアム価格化としている。
個人的には、Echo Show 5と好きなスピーカーを組み合わせたほうが堪能できると思うので、参考にしていただけると助かります。
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