Apple Vision Pro:ソフトウェア開発と展開
Appleは、今後のVRヘッドセットであるVision Proの最初のSDKをリリースした。
SDKには、開発者がVision Proでアプリをテストするために使用できるMac用シミュレーターが含まれている。
SDKには、VisionOSのホームビューも含まれているため、いち早く体験できる点が魅力的だ。
ホームビューには3つのセクションがある。
アプリランチャー、キーコンタクトとのFaceTimeをすばやく行う場所、13の異なる背景を選択する領域として用意されていることがすでに明らかとなっている。
最初のシミュレーターには、VisionOS用に最適化されたPhotos、Settings、Files、Freeform、およびSafariが含まれている。
ただし、Calendar、Maps、News、Reminders、およびShortcutsアプリはまだiPadバージョンであることがわかっている。
OSには、コントロールセンターと通知センターのほか、ゲストモードが存在する。
ユーザーは、iPhoneやiPadでこのようなモードを長い間求めてきたが、残念ながらVisionOSでは最初から搭載されることとなる。
つまり、iPadとはことなりMacのように家族間で共有するような設計であることが示唆される。
iOSおよびiPadOSのフレームワークの一部、つまりAppClips、WidgetKit、およびソーシャルタイは、VisionOS開発者には利用できない状態となっている。
また、AirPlayもデバイスではサポートは現時点ではされていない。
Vision Proは2024年初頭に発売される予定だが、Appleは、2015年に初代Apple Watchで行ったように、最初に購入予約を要求することを検討している。
Appleの次の製品
Appleは、Vision Proに加えて、次の製品にも取り組んでいることが報じられている。
- 2つのApple Watch Series 9モデル
- Apple Watch Ultraの更新バージョン
- M3 13インチMacBook Pro
- M3 ProおよびM3 Max 14インチおよび16インチMacBook Pro
- 24インチ画面の新しいiMac
- 新しいMacBook Airモデル
- OLED画面を備えた改良されたiPad Pro
- 新しいiPad Air
- AirPods Proの第3世代
- スマートディスプレイなどの新しいホーム機器
- 改良された仕様のApple TVセットトップボックス
Vision Proヘッドセットの次の世代は2025年まで発売されない可能性が高いですが、それまでは多くの新しいAppleデバイスが登場することとなる。
中でも3nmプロセスで製造されたM3チップに注目が集まる。
また、Appleは30インチ以上のディスプレイを搭載した新型iMacを準備中である噂もあるため、直近のAppleの発表は魅力的に思える。
その他では「AirPods(第3世代)」やスマートディスプレイなどのスマートディバイス、「Apple TV」などが登場することが予想されている。
[引用元:Bloomberg]
[画像引用元:Apple]
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