新機能:72時間以内に元のパスコードに戻ることが可能
iOS 17では、iPhoneやiPadでのパスコードの忘れや意図しない変更に対する保護機能が強化された。
具体的にパスコード変更後、古いパスコードを使用する機会が72時間与えられるようになった。
MacRumorsによれば、パスコードを変更してから72時間以内に誤ったパスコードを入力すると、iOS 17はiPhoneのロック画面に新しい「パスコードを忘れましたか?」オプションを表示するようになった。
これをタップすると、以前のパスコードを使用してiPhoneにアクセスするオプションが表示される。
前のパスコードを無効化するオプションも追加
ただし、Appleは常に、前のパスコードを使用したくないユーザーもいることを考慮している。
「Face IDとパスコード」メニューの設定アプリには、「前のパスコードの有効期限を切れにする」というオプションもあるようだ。
これにより、以前のパスコードはすぐに無効化され、それを一切使用することができなくなることが報じられている。
この機能がiPhoneユーザーにとって便利な理由はいくつか挙げられる。
例えば、子供がいたずらでiPhoneのパスコードを変更してしまった親にとって救済処置となる。
その他にも、子供が自分のiPhoneやiPadのパスコードを変更し、新しいパスコードを忘れてしまった場合も役に立つ。
また、ユーザーが単に忘れっぽい場合も考えられる。
iOS 17によるパスコード変更の柔軟性向上
以前は、パスコードを忘れた場合にデバイスを消去してリセットするためには、Apple IDとパスワードが必要であった。
今回報じた72時間の猶予が与えられる新機能は、救済処置の手間が大幅に減らすことができる。
iOS 17は現在、開発者向けのベータテスターに提供されている。
来月には一般のベータ版が公開され、一般のユーザーには9月のいつかにリリースされるスケジュールとなる。
常に、機能や変更点は最終公開までに変更される可能性があるため、注意して欲しい。
[引用元:MacRumors]
[画像引用元:MacRumors]
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