有機ELディスプレイ搭載の新型iPad Proは価格が20万円以上となるかもしれない
メディササイト「MacRumors」が「THE ELEC 」から得た情報によるとAppleは、次期iPad Proにて有機ELディスプレイことOLEDディスプレイを採用することが噂されていることがわかった。
iPhoneにはすでに有機ELディスプレイが搭載されており、皆さんは見慣れているが、いよいよiPad Proにも搭載されるようだ。
有機ELディスプレイは、現在搭載されている液晶ディスプレイよりも高額であるが、消費電力性能と黒の発色の良さ、コントラストの高さが特徴的なディスプレイとなる。
ただし、有機ELディスプレイを搭載することで大幅な値上げが実施されることが予想されており、価格は799ドルとなる見込みであることから日本円で20万円超える想定となる。
ディスプレイサプライチェンの調査会社のCEOであるRoss Young氏もAppleが有機ELディスプレイを搭載することでコストが嵩むと指摘している。
新型iPad Proは、11インチモデルで20万円、12.9インチで25万円か
同誌によると新型iPad Proの価格は11インチモデルで1,500ドル、12.9インチで1,800ドルとなる見込みとなる。
そのため日本円で、11インチモデルは20万円、12.9インチは25万円程となる見込みとなる。
また、現在の日本は絶賛円安傾向にあるため、新型iPad Proが発表される際には予想よりも価格が上がっている可能性がある。
参考までに現在のiPad Proで比較すると、11インチモデルは799ドル、12.9インチモデルが1,099ドルとなっている。
日本では、11インチモデルは124,800円、12.9インチモデルが172,800円となっている。
つまり、新型iPad Proでは60%~80%もの値上げが実施されることを意味しており、大幅な値上げと言わざるを得ない状態となる。
iPad Proが20万円ならMacbook Airを買えばいいじゃない
新型iPad Proが、20万円からの販売となるのであれば、もはやMacbook Airを購入したほうが合理的だと思えてくる。
2023年3月10日の執筆時点ではあるが、M1チップを搭載したMacbook Airの販売価格が134,800円、M2チップを搭載したMacbook Airは164,800円で販売されている。
iPad Proの場合、使い回しは可能ではあるが20万円に加えてApple Pencil(第世代)の19,880円、Macgic Keyboardで44,800円がプラスされる。
このように考えると、27万近いiPad Proを購入するよりMacbook Airを購入したほうが遥かに合理的であることがわかる。
ただし、AppleもMacbookをタッチパネル化と有機ELディスプレイ化を進めるであろうから、Macbookも将来的にねあげされることが予想される。
現時点では、新型iPadを購入するよりはMacbook Airを購入することを強く勧めたい。
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