ジャンク修理の話を始める前に伝えたいこと
まず、ジャンク修理に関する記事をこれから書きますがジャンク修理を推奨するものではないことを明言しておきます。
ジャンク修理は、感電やバッテリーの爆発など数々のリスクがあるため、自信の無い方は素直に止めておいたほうが良いでしょう。
当サイトでは、以下のBeats Studio 3のようなジャンク修理を行っております。
当サイトが活動してから日が浅いですが、過去に3台のiPod Touchの修理や8台のSwitchのjoy conやプロコンの修理、Macbook Airやおもちゃなど多くのジャンク修理を行ってきました。
これらのジャンク品を修理経験を元に、教訓としてこの記事を記載していることを前提に読んでいいただきたい。
また、この記事を読んでジャンク品を買って直して売るという戦略を考えている人は、先に割りに合わないことをお伝えしておく。
【1つ目】ジャンク修理は安いけどリスクがつきもの
ジャンク品を安く仕入れて使用することは最もコストパフォーマンスが良いです。
画像のBeats Studio v2のように海外で人気な製品は互換部品が多く、修理しやすい傾向にあります。
他にもDyson関連のジャンクやMacなどのPC系、Nintendo Switchなども有名なグローバル製品はネット上に多くの互換パーツがあります。
しかしながら、バッテリーなどの互換パーツは純正品よりも品質が低いことが多いため、爆発のリスクなどもあります。
その他の注意事項としては、購入時の注意外から想定していたジャンク理由よりもよりも大きな問題があることとも多いです。
これらの要因により自分で直せなければ、ただゴミを買っているのと同意義であることを意識して購入しましょう。
素直に安く製品がほしいのであれば、総合的に考えると中古品を買ったほうが良い事が多いので、中古相場もリサーチすることをおすすめします。
【2つ目】ジャンク詐欺が運命を分かれる
一昔前まではヤフオクやハードオフにしかジャンク品がありませんでしたが、フリマアプリにも多くジャンク品が登場してきました。
ただし、フリマアプリではすでにジャンク品の修理に失敗したものや記載している内容よりも大幅に破損している製品がずらりと並んでおります。
特に多いのが修理に失敗した製品で、開けたときに修理を実施しようとした痕跡が残っており、ネジが馬鹿になっていることがあります。
稀にラッキージャンクとして初期化で直ったりするものもありますが、期待しないほうが良いでしょう。
そのためフリマアプリでジャンク品を購入する際は、程よいジャンク品を購入することをおすすめします。
【3つ目】ジャンク修理に必要な工具や技術
ジャンク修理に必要な工具は以下のものが挙げられます。
- ハンダゴテ
- 特殊ドライバー
- ネジ置き場(想像以上に重要)
- プラリペアなどの接着剤
特に海外製品ですと特殊ドライバーが必須となります。
稀に互換製品と一緒にドライバーも付いてきますが、ネジ山が馬鹿になることが多いのでドライバーセットを用意したほうが良いでしょう。
特殊ドライバーセットには、接着剤をはがずためのヘラなどが用意されているため、1使っておけば一通りの準備が完了します。
また、ネジをなくさないためにマグネット式のネジ置き場を購入しておくと作業が楽です。
iPod Touchのバッテリーなどの交換にはハンダゴテとハンダ除去、フラックスが必要となります。
断線修理等でもハンダゴテは必須となりますので、ジャンク修理に挑戦する際には用意して置かなければなりません。
以下のはんだセットは、導通確認が可能なテスターも付いているのでおすすめです。
基本的にジャンク品は年季の入った物が多いので、作業中にプラスチックが割れることや補強が必要な場合があります。
その際にプラリペアを使用することで、ある程度の修理は可能となります。
最後に部品の仕入れに関しては、aliexpress.comが有名です。
個人的には、単純な部品であれば良いですが、精密パーツやバッテリーなどはアフターケアが怖いので保証のあるところで買ったほうが良いです。
【4つ目】何よりもした準備と自身が必要。自己責任で実施するように
ジャンク品修理の際は、品選びから工具品も重要ですがいちばん大事なのは予備知識となります。
今の時代はYouTubeにて修理動画が豊富に上がっているので、修理したい製品のジャンク修理動画を5つ以上見することをおすすめします。
恐らく、はじめの頃は緊張して手が震えてしまうことや、後のプライベートな予定が迫ってきたことで焦ってしまうことがあります。
このような状況がないように事前に心も時間も余裕を持つ頃が大切です。
最初のジャンク修理は、慣れない工具に苦戦するかと思いますが、はじめは誰でも失敗します。
あくまで自己責任であることを念頭に置き、リスクの少ない修理から練習することが良いでしょう。
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