Meta、FacebookとInstagramにてブルーバッチのサブスクリプションを開始へ
メディアサイト「9TO5Mac」が報じている情報として、旧FacebookことMetaがFacebookとInstagramにてブルーバッチのサブスクリプション「Meta Verified」を開始したことが報じられました。
Facebookの親会社であるMetaのCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が、政府IDによるアカウント検証を利用したFacebookとInstagramの検証済みブルーバッチと「カスタマーサポートへの直接の問い合わせ」のサブスクリプションを提供したことが報じられております。
このサブスクリプションは「Meta Verified」と呼ばれているようです。
「Meta Verified」では、なりすましによる追加の保護やカスタマーサポートを直接受けられるサービスの他にも、ストーリーズやリールで利用可能な専用ステッカーなどの機能があります。
さらにクリエイターへのチップとしてMetaのデジタル通貨であるスターを毎月100個無料で付与などの特典が用意されているようです。
ブルーバッチのサブスクリプションの流れは、CEOがイーロン・マスク氏となったTwitterから始まる流れであると解釈できます。
Instagramのブルーバッチのサブスクリプション化は、以前から噂されており、本サイトでも以下の記事で報じておりました。
Meta Verifiedの月額料金はウェブで11.00ドル、iOSで14.99ドル
Metaのサブスクリプション「Meta Verified」は、サブスクリプションプランであるため月額料金として支払う必要があります。
ウェブブラウザ経由で契約する場合、月額11.99ドルであることが報じられておりため、日本円で約1,600円となります。
ただし、iOS版のFacebookおよびInstagramから「Meta Verified」を契約するには月額で14.99ドルとなっており、日本円で2,000円となります。
iOS版が高くなっている理由としては、Appleの30%の手数料金が反映されているものであると推測されます。
以前からAppleとFacebookが仲が悪いことで知られております。
プライバシー問題を警告するAppleと30%の手数料を問題視するFacebookの争いは昔から存在しております。
Meta Verifieは今週から一部の国でリリース-日本ではマイナンバーが必要となるかも
Meta Verifieは、今週からオーストラリアとニュージランドのFacebookユーザーに提供されることを発表されおります。
その後、他の国や地域へ拡大する方針となっております。
ザッカーバーグ氏の発表によると、ブルーバッチ精度は信頼性を高めるように設計していると主張しております。
Twitterのブルーバッチ精度とは異なり、Meta Verifieではユーザーがサインアップの一部として見もの認証のための政府IDを利用する点が大きいとしております。
確かにTwitterのブルーバッチは、現状は誰でもサブスクリプションへ加入していれば取得でき、悪意のあるユーザーが偽アカウントへブルーバッチを付与することができてしまいます。
これらの情報から日本で「Meta Verifie」がリリースされた場合、FacebookとInstagramでブルーバッチを取得するためにはマイナンバーを提出する必要が出てくるかもしれません。
ただ、他の国の政府IDと日本のマイナンバーは利用用途が異なるため、安易にシステム側へ渡すものではないため、日本でMeta Verifieがリリースされた場合、何を提出する必要があるのか?が重要になってくると思われます。
そのためまずは、日本でMeta Verifieがリリースされたときに、どの信用情報を提出する必要があるか?を見定めてから検討したほうが良いでしょう。
[引用元:9TO5Mac]
[画像引用元:Meta]
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