Tesla、HW4.0がリークされる!カメラが11個となりフロントに3つのカメラを搭載か

〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

目次

Tesla、HW4.0がリークされる-CPUなどを解説

Twitterにてgreen(@greentheonly)氏が、Teslaの新しいハードウェアであるHW4.0を入手したことをツイートしていることが確認されました。

同氏は、対比として現行のHW3とHW4を並べて比較しております。

上がHW3.0で下がHW4.0

HW4.0では、HW3.0よりもボードが薄くなっているのですが、オートパイロットコンピューターとGPUが同じボードに搭載されているようです。

HW3ではボードで別れていたのですが、HW4.0で一体型となりました。

ボードの構成については、これまでどおり2つのチップで構成されているようです。

ボードのデザインが大きく変更されており、左右対称の設計となっていることがわかります。

部品点数も大幅に多くなっていることも確認することができ、部品が多い方がHW4.0とすぐにわかります。

これから述べるスペックを含めてHW4.0では大幅なコストアップされていることが挙げられます。

HW4.0のスペック

スペックとしては、メモリ16GBのストレージが256GBが搭載されているようです。

CPUとGPUに関してはAMD製で変更がないようです。ただし、型番が変更されていることからHW3.0と違うチップが搭載されている。

CPU性能に関してはHW3では12コアでしたが、HW4.0では20コアまで拡張されております。

具体的には、5クラスター×4で20コア構成であることが伝えられております。

クロック周波数は、アイドルで1.37GHzで最大で2.35GHzとなります。

正直、期待されていたほどのスペックアップはされていないようです。

HW3からの乗り換えは期待できなさそう

HW3とHW4.0のハードウェアを比較してみるとこの様になる。

上がHW4.0で下がHW3

このようにボードの大きさが異なっており、HW3の横長からHW.4.0では正方形に近くなっていることが挙げられます。

また、上に伸びている冷却バルブの位置やコネクター類、ネジ止め穴まで全体的に設計が異なっている。

このことから、現行のHW3.0からHW4.0への乗り換えは不可能であることが予想されます。

イーロン・マスク氏もHW3.0にて完全自動運転を実現できると発言していたため、有料オプションであるFSDを購入しているユーザーでもHW4.0へ乗り換えることが難しいと推測できます。

カメラが11個に拡張か

HW4.0のボードでは、カメラ関連のアップデートが確認されております。

green(@greentheonly)

現在のカメラには8個ですが、HW4.0のコネクターにより新しいカメラが12個であることが確認されております。

1つのポートは、スペアというラベルが付いているため、HW4.0では11個であることがほぼ確定されます。

バンパーへカメラが追加される?

HW4.0のラベルを見ると新しく追加される3つのカメラはバンパーに搭載されることが判明しております。

Model Yなどの背の高いクルマに関しては、衝突リスクがありましたが、バンパーカメラにより死角が減りそうです。

おそらく、3つのカメラはバンパーの左右と中央に搭載されることが予想されております。

ラベルからもSVCと書かれており、SVCとはバンパーを差しているため文字からも確認できます。

プロジェクト「ハイランド」と呼ばれるフルモデルチェンジされた「Tesla Model 3」の試験車両をみても、フロントとリアが隠されていることがわかります。

https://twitter.com/tesla_raj/status/1626097483435905024?s=20

Teslaが、フロントとリアを隠している理由は様々ですが、大きな理由の一つには新しく追加されたカメラを隠したいことが挙げられる。

そのため、プロジェクトハイランドでは、大きなデザイン変更がないことが予想されております。

Teslaとしては、3月のイベントにてプロジェクトハイランドの「Tesla Model 3」を発表したかったと思われますが、HW4.0のリークにより、発表前に明らかとなってしまった結果となります。

なお、プロジェクトハイランドに関しては、以下の記事でも解説しているので、ぜひ読んで欲しい。

HDレーダが追加されることも確認

文章からHW4.0にて、レーダーが追加されることが明らかとなっております。

文章からもHW4.0からもPHOENIX製のハイレゾリューションレーダーが搭載されることが確認できております。

レーダーに関しては、イーロン・マスク氏が自動運転技術ではカメラだけで良いと発言し、レーダーを削除したモデルを一部出荷しておりました。

しかしながら、意味としては高性能なレーダーがあれば話は別であるということであることが後に判明し、HW4.0にてレーダーが復活した流れとなります。

GPUが強化される

新しいGPUモジュールも搭載されることがコネクタから判明しております。

GPUモジュールのメーカーが不明ですが、以前よりも大きくなっていることが報告されております。

Tesla車両にとってGPUはやや弱い傾向にあるのと、一部のオートパイロット関連でGPUを使用して速度調整を行っている。

そのためGPUの強化は、一部地域ではオートパイロットの性能改善に繋がることが期待されております。

消費電力が上昇

パワーコンディションも強化されているようです。

これにより、HW4.0はHW3よりもアイドリング時の消費電力が2倍となることがわかっております。

HW3の最大消費電力は約100Wでしたが、HW4ではさらに大きな電力を消費することとなります。

HW2.5からHW3のバージョンアップの際は、交換可能な設計を維持ししたため、同じ箱の形に抑える必要がありましたが、HW4ではこの制約がありません。

そのため、HW4.0ではHW3との互換性を廃止したことで、制限が無いことからより大きな電力を消費し、より高性能となりました。

HW4.0が搭載されるモデル

HW4.0に関しては、すでに一部のTesla Model SとTesla Model Xにて搭載されているようです。

green氏によると生産はしているが、まだ納車は開始していないようです。

これは、Teslaが3月1日に発表するインベスターデイにて初めてHW4.0を公開したいためだと推測できます。

インベスターデイでは、プロジェクトハイランドの「Tesla Model 4」とHW3、そして新しいプラットフォームが発表されることが期待されております。

中国のギガファクトリーでは、2月末までの2週間の期間でTesla Model 3/Yの生産ラインの改良のため、ストップすることが報じられております。

これらの情報を組み合わせると、プロジェクトハイランドのTesla Model 3にてHW4.0が搭載される可能性が高い。

プロジェクトハイランドのTesla Model 3が発表されたあとにTelsa Model YにもHW4.0が搭載されることが予想できます。

[引用元:green(@greentheonly)]

[画像引用元:green(@greentheonly)(1), green(@greentheonly)(2), green(@greentheonly)(3)]

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次