山田照明 Z-LIGHT Z-81NBをレビュー
デスクトップかディスプレイライトが欲しいが、調べても1,000円~50,000円など幅広く存在している。
調べれば調べるほど光に対するそれぞれの製品の考え方があり、まさに沼状態であると言えるだろう。
そこで、日本で1946年に総合され今も多くのユーザーから支持を得ている「山田照明」のZライト(Z-LIGHT)を購入してみた。
購入したモデルは「Z-81NB」というモデルとなる。
なぜZ-LIGHTなのか
なぜこの度「Z-LIGHT」を選択したのか?について触れてみよう。
王道な理由ではあるが、優秀でコンパクトなクランプが挙げられます。
Z-LIGHTのクランプは、小型で調整用の6角ドライバーを収納できる点が大きなポイントです。
また、組み立ての際もアームをクランプに差し込むだけとなっており、アームの場所を変更したいときもクランプからアームを引き抜くだけと非常に操作性が良いです。
Z-LIGHTの魅力の1つには、LEDの特徴である鋭い光の制御が上手である事が挙げられます。
具体的に鋭い光は、影が多数発生し、ライトをつけているのに影の主張が強いため暗い部分が発生するのですが、Z-LIGHTは柔らかい影を作ることができるため、LED電球であるにも関わらず、ボールペンの影で文字が見えないと問題が起きません。
またライト性能としてもJIS規格のAAクラス相当の照度確保による目に優しい光を実現しながら、白熱灯100W相当の性能があります。
これらを要約すると、Z-LIGHTはデスクライトとしての光の質が非常に高いと抑えておいて差し支えないでしょう。
Z-LIGHT Z-81NBの特徴
「Z-LIGHT Z-81NB」の特徴について触れてみる。
主な特徴としては、通常のモデルと比較して「調色機能付き」という点がある。
調色機能により、ホワイトとオレンジの色を自由に変更することができる。
サムネイルにもある以下の画像のように、ヘッド部分が高級感のあるデザインが感じられます。
さらに真ん中に空いた空洞が、アームを調整するのに最適なデザインで、アームを鷲掴みして調整することができます。
なお、同じデザインの「Z-80N」という型番があります。
「Z-80N」との違いは、「Z-81」には人感センサーが備わっています。
そのため、トイレなどへ行った際には自動で消えて、席に戻ったときには自動でライトがついてくれます。
センサーは、画像の左側にありますが、ライトを直接見ることはないため、気にならないでしょう。
ライトの光の強さや色の調整は、右側に目立たないようにあるボタンを長押しして設定する。
なお、これから比較するにあたり上の画像がオレンジ点灯時の様子であることをお伝えしたい。
このように柔らかいオレンジ点灯ができており、いわゆる電球を連想させるような色をしていることがわかります。
ひと通り説明した上で最後の購入の決め手となったのは、Amazonにて定価29,800円がセールで13,980円で販売されておりました。
これは山田照明の歴史を体験する上でも買うしかないと判断しました。
Z-LIGHT Z-81NBのレビュー
Z-LIGHT Z-81NBのレビューに移りたい。
上のレビューにてオレンジ点灯を提示したので、次はホワイト点灯時の要素を記録する。
この時のデスク下の様子はこちら。
手元が期待したとおりのイメージで明るくなっている。
期待したような光が実現できていることは、実はいちばん重要な要素であり、明るすぎると目に刺さったり、影が暗かったりと行った様子がまったくない。
まさに期待したような光で照らしてくれている。
また、集中力を高められる要素も感じられており、目の前にある観葉植物が良い感じで照らされている。
続いて、オレンジ点灯時のデスク下はこの様になっている。
ホワイトな光は、集中力を引き出せるが、オレンジな光はオシャレ感が増しており、リラックスすることができる。
また、観葉植物の表情も少し変わった印象を得ることができる。
Z-LIGHTでは、エントリーモデルではオレンジ点灯ができないため、集中とリラックスを分けるのであればZ-81Nは最適となる。
このようにZ-LIGHTの良い点は、期待どおりの演出を脳内イメージどおりに再現してくれる点が優秀である。
Z-LIGHT Z-81NBを使ってみて気になったところ
Z-LIGHT Z-81NBを使ってみて気になった点を正直に挙げてみる。
それは、ディスプレイライトとして使おうとしたときに、デュアルディスプレイとモニタアームとでは相性が悪い点が挙げられる。
このように筆者の環境では、27インチのディスプレイにモニタアームを使用しており、左側にデスクライトを設置している。
この場合、ディスプレイの端がライトにより部分的に明るくなってしまう。
ホワイトな光の場合は、このように右側が照らされすぎてしまう印象がある。
これは、オレンジ色のライトでも同様な状態となる。
そのため、特定の条件下であるデュアルディスプレイかつモニタアームを使用している場合、光の当て方が難しい事がわかった。
そもそも、ディスプレイライトとして登場している商品ではないため、使用用途してデメリット言えないが、気になった点として挙げる。
デスクライト全般に言えるが、折り曲げられる角度や長さが決まっているため、デスクの環境によっては合う合わないがやはりある。
ディスプレイライトとして使用したい場合は、やはりディスプレイ上部につける本格的なものを使用したほうが良いだろう
総合的には買ってよかったと思っている
Z-LIGHT Z-81NBだが、総合的には買って正解だったと感じている。
想像したとおりの光を出すことができる魅力は期待以上で、集中とリラックスを簡単に切り替えることができる。
ディスプレイのライト問題も、光量を減らして角度を変えることである程度は気にならない程度で利用することができる。
さらに、角度調整はデザインが優れたヘッドがあるため、触るたびにテンションが上がる。
最大の決め手は、これらの機能が備わっているにも関わらず、定価から35%OFFな状態が続いている点が挙げられる。
デスクライトを検討している方は、一度は考えるZ-LIGHTですが、やはりおすすめできると言える結果となりました。
興味のある方は、以下にリンクを貼り付けておりますので、購入してみてはいかがでしょうか?
UPDATE:厚さ5cmの天板に変えたら取り付けられなかった話
しばらく使用して問題がなかったが、天板を厚さ5cmのものに変えてからクランプを取り付けることができなくなってしまった。
純正の別売りクランプを使用して解決した記録を書いたので見て欲しい。
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