iFixit、M2 Pro Macbook Proの分解レポートを公開
Appleが販売開始したばかりのM2 Proチップを搭載した新型Macbook Proの分解レポート動画をiFixitが公開したことがわかりました。
iFixitは、解体レポートを公開することで有名で、修理のしやすさの指標であるスコアを公開しております。
今回のM2 Pro Macbook Proに対するスコアとしては、10点満点中5点と評価しております。
M1 Proモデルが4点であったため、わずかにスコアが上昇したことがわかります。
これは、アメリカにて起きている修理の権利が要因であることが考察されております。
Appleは、近いうちにM2 ProとM2 Maxチップ搭載Macbook Pro向けに修理マニュアルを公開すると言われております。
M2 Pro Macbook Proは前モデルからほとんど変更なし
今回、iFixitが公開したM2 ProとM1 Pro搭載Macbook Proの比較がこのとおりとなっております。
このようにバッテリーやファンの形状だけではなく、パット見た限りロジックボードのパーツを含めて全く同じであることがわかります。
iPhone 14の場合、外観はiPhone 13と同じですが内部構造は大きく変わっていたのに対して、M2 Pro Macbook Proに関しては中身も同じそうです。
そのためAppleとしてM2モデルは、M1モデルのマイナーアップデートであることが伺えます。
やはり、スペック的な本命としては3nmプロセスで製造されるであろうM3チップ搭載モデルが本命であることが考えられます
関連記事として、なぜM3チップ搭載Macbook Airを待つべきかを考察した記事を以下に貼ります。
M2 Pro Macbook Proが壊れたらロジックボード交換
M2 Pro Macbook Proの解体レポートの話しに戻りましてiFixitは、Appleの設計に対してロジックボードにパーツをすべて集約することはリスクであると指摘している。
WindowsノートPCであれば、メモリSSDなどは、ユーザーの手によって交換(難易度は異なる)することができます。
これに対してAppleは、全てのパーツをロジックボードと一体化しているため、1つのパーツが故障するとロジックボードごと交換する必要があります。
Appleは、M1チップより1つのチップでCPUからメモリ、GPUまですべて1つにまとめております。
これによりパフォーマンスの向上を行っておりますが、リスクとして修理の際はロジックボード交換しか修理方法が無いデメリットがあります。
[引用元:iFixit]
[画像引用元:iFixit]
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