2021年10月25日にIntelの次世代CPUである「Alder Lake」がAppleの「M1 Max」と同等の処理能力を保持したスペックであることが明らかとなりました。
計測は、「Core i9-12900HK」をGeekbenchにて実施しているようです。
IntelのAlder LakeことCore i9-12900HKのGeekbenchスコア
2021年10月25日にIntelの次世代CPUであるAlder Lake世代である「Core i9-12900HK」のGeekbenchスコアが公開されたことがわかりました。
Geekbenchに登録されたシングルコアスコアとマルチコアスコアは以下の通りとなっております。
「Core i9-12900HK」のベンチマークスコアは、シングルコアで1,851、マルチコアで13,256とハイスペックな構成であることがわかります。
AppleのM1 Maxと同等のスペック
最近話題となっている新型Macbook Proに搭載されているM1 Maxチップのスコアは、シングルコアで1,785、マルチコアで12,753となっております。
そのため、「Core i9-12900HK」はM1 Maxよりも4%ほど高いスペックを保持していることがわかります。
しかしながらGPU性能では、M1 Maxには及ばないことが想定されております。
理由としては、Alder LakeではIntel X3シリーズのGPUが搭載される見込みとなっておりますが、IntelのXeシリーズのディスクリートGPUである「Intel Iris Xe MAX Graphics」は、M1チップにすら勝てていないことが要因となります。
そのため、同じPCとしての快適性で評価すると、やはりAppleのM1シリーズのほうが高性能である可能性が高いと言えます。
しかしながら、M1 Maxを搭載したMacbook Proは税込みで419,800円となるため、費用対効果の面で考えるとまだWindows PCの方が強いのかもしれません。
また最近のリーク情報では、Macbook Pro 16インチモデルのM1 Maxモデルのみハイパワーモードが存在しているかもしれないという情報もあります。
M1 Maxは、14インチモデルでもカスタマイズすることで搭載することができますが、このハイパワーモードは16インチモデルのみで利用できるのではないか?と報じられております。
[Wccftech]
コメント