2020年11月17日にAppleから販売されたばかりの「iPhone 12 mini」のロッグ画面にてタッチ操作が不安定になる不具合が報告されていることが明らかとなりました。
本不具合は、「iPhone 12 mini」特有のアース関連の不具合ではないか?と報告されております。
iPhone 12 mini、ロッグ画面でタッチ操作が不安定になる不具合が報告される
2020年11月17日にAppleから発表された「iPhone 12 mini」にて、ロック画面上でタッチ操作が不安定になる事象が報告されていることが明らかとなりました。
ユーザーらの報告によると「iPhone 12 mini」にてガラスフィルムと本体を覆うタイプのケースを装着するとロッグ画面でタッチ操作が不安定になるようです。
具体的には、スワイプに失敗したり、パスワード入力をしようとしても入力がされなかったりすることが報告されております。
また、ロッグ画面上にあるライトの点灯ボタンやカメラボタンも押しづらい状況となってしまうようです。
さらに電話による着信があっても、ロック画面で正しい動作ができないため、電話に出ることができない事象も報告されております。
これらの問題は、「iPhone 12 mini」のアース不具合ではないかと報告されております。
ガラスフィルムとケースのいずれかを外すと解決する
本不具合は、アースの不具合であるため解決方法も存在しております。
具体的には、ガラスフィルムまたはケースのいずれかを外すことで正常に動作が可能となるようです。
また、アースが通れば解決する可能性もあるため、金属製のケースを採用することで解決するかもしれませんが現在そのような報告は挙がってきておりません。
ガラスフィルムとケースを付けたまま正常に動作することはできないのか?
ガラスフィルムとケースを付けた状態で不具合を緩和する方法があります。
1つ目は、Lightning端子を触ることでアースを逃しつつ、操作する方法となっており、この場合は片手操作が可能な「iPhone 12 mini」のメリットを下げる使い方となってしまいます。
2つ目は、パスワードを入力祭に親指の腹で押すのではなく、親指を立てて接地面積を小さくする方法が挙げられます。
接地面積を小さくする方法は、スワイプやカメラボタンなどでも有効ですが、あくまで緩和程度になります。
3つ目は、まだ根拠とは言い難いですが手をなるべく乾燥させないようにハンドクリーム等で常に潤わせる方法です。
これらの方法以外に解決策は見つかっておらず、Apple側の対応が求められております。
アース問題はソフトウェア・アップデートで解決することは難しく、最悪の場合リコールとなるかもしれません。
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