SONY、自動運転レベル2を実現した電気自動車(EV)「Vision-S」を発表

2019年1月9日にSONYが、CES 2020にて自社初となる電気自動車「Vision-S」を発表した事がわかりました。
「Vision-S」は、自動運転レベル2相当の実力があるとされたコンセプトカーとして登場しております。
SONY、自動運転レベル2相当のEV「Vision-S」を発表
2020年1月9日にSONYが、カンファレンスイベント「CES 2020」にて同社初となる電気自動車(EV)「Vision-S」を発表した事が明らかとなりました。
SONYは、「CES 2020」に登場しており、予想ではゲーム関連の発表が中心であり、他に注目すべき発表は薄いだろうと予想されておりましたが、なんと電気自動車のコンセプトカーとして「Vision-S」が登場しました。
「Vision-S」は、自動運転レベルがレベル2ほどである事から、半自動運転が行えるスペックで構成されている事が報じられております。
見た目は、Teslaの「Model 3」やポルシェの「Taycan」によく似ている事が確認できます。
完成車としてではなく各種センサーをアピールか
SONYは、「Vision-S」という車体を発表しましたが、目的はこの車両を完成させることではないと報じられております。
「Vision-S」を発表した目的は、SONYの得意分野である各種センサー類のアピールが挙げられます。
2020年は、自動運転レベルが大幅に上がる事が予想されている他、現在もEVや自動運転を目的としたスタートアップなどが多く登場しております。
また、近年日本で重要視されている安全性能に必要なハードウェアとしても役立つ事が期待されております。
SONYとしては、自動運転に必要なハードウェアの共有を目的としており、車体本体ではなく、部品で勝負を仕掛けるようです。
自動車産業への参入でSONYのエンターテイメントが浸透するかもしれない
SONYは、センサー類のアピールだけではなく、同社が提供しているエンターテイメントにもアピールしております。
EVは、充電中や自動運転中に搭乗者の時間を持て余してしまうため、エンターテイメントの必要性が重要となっております。
すでにSONYは、映画や音楽を中心としたエンターテイメントのノウハウがあるため、自動運転とEVにマッチした体験を提供する事ができます。
すでにTeslaは、車内でNetflixやYouTubeを視聴する事が可能となっており、将来的にはSONYアプリが登場するかもしれません。
[Vision-S]
お気軽にお書きください