Google Pixel 4とPixel 4 XLが登場!指紋認証を廃止し顔認証へ-日本モデルはFeliCa対応

2019年10月16日にGoogleが、フラグシップスマートフォン「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」を正式発表したことが明らかとなりました。
「Pixel 4」では、デュアルカメラが採用されており、「Motion Sense」技術による顔認証に対応しております。
顔認証の採用に伴い、指紋認証が今回から廃止されております。
Google、Google Pixel 4とGoogle Pixel 4 XLを正式発表
2019年10月16日にGoogleが、発表イベントにて「Google Pixel 4」と「Google Pixel 4 XL」を正式発表したことが明らかとなりました。
Googleは、アメリカニューヨークで開催したイベント「Made by Google」にてフラグシップスマートフォン「Google Pixel 4」と「Google Pixel 4 XL」を正式発表しました。
「Google Pixel 4/4 XL」では、Pixelシリーズ初となるデュアルカメラが採用されております。
デュアルカメラは、1,200万画素の標準カメラと1,600万がその望遠カメラの構成となっております。
これまでGoogleは、ポートレート撮影などをAIによるソフトウェアで補っておりましたが、デュアルカメラが採用されることで精度が上がることが期待されております。
カメラからソフトウェアが完全に切り離されたわけではなく、超解像度ズームを「Super Res Zoom」と呼ばれるソフトウェアではっきりと撮影することが可能となりました。
また、ナイトモード「Night Sight」も強化され、暗いところでもきれいに撮影することが可能となり、夜空の星も撮影可能なまでにアップグレードされております。
他には、音声アシスタント「Google Assistant」が強化され、音声からの文字起こしなどが強化されております。
顔認証技術などを支えるMotion Sense
「Google Pixel 4/4 XL」の新機能の1つに「Motion Sense」が挙げられます。
「Motion Sense」を使用することで、スマートフォンに直接触らなくでもジェスチャーなどで操作が可能となりました。
ジェスチャー操作では、手を動かすだけでアラームと止めたり、再生中の音楽をスキップするなどが可能となるようです。
それだけではなく「Motion Sense」の採用に伴い、顔認証システムも搭載されました。
「Motion Sense」による顔認証は、スマートフォンを直視しなくても顔を近づけるだけで認証することが可能です。
この新しい顔認証システムの登場に伴い、これまでの指紋認証システムは非搭載となりました。
なお、日本国内で販売される「Google Pixel 4/4 XL」は、2020年春まで「Motion Sense」を利用することが出来ないことがアナウンスされております。
Pixel 4/4 XLは日本でも販売開始!日本モデルはFeliCaに対応
Googleは、日本向け「Google Pixel 4/4 XL」へFeliCaに対応することを正式発表しております。
SIM面では、従来式の物理SIMであるナノSIMに加えて、eSIMにも対応することが決定されております。
「Google Pixel 4」の構成は、5.7インチのFHD+ディスプレイを採用し、「Google Pixel 4 XL」は6.3インチQHDの有機EL(OLED)ディスプレイを採用しており、両モデルとも90ヘルツ駆動による滑らかな描写が可能となっております。
CPUには「Snapdragon 855」を搭載し、RAMは6GB、ストレージ容量は64GBと128GBでラインナップされております。
カラーバリエーションは、「Clearly White」と「Just Black」、「Oh So Orange」の3色構成となっております。
販売価格は、「Google Pixel 4」が799ドルからで、「Google Pixel 4 XL」が899ドルからの販売となります。
販売日は、2019年10月24日で全世界共通となっているようです。
なお、日本国内の販売価格は未だ発表されておりません。
しかし、PCWatchによると日本国内の販売価格が以下になることを報じております。
Pixel 4
- 64GB:89,980円
- 128GB:103,950円
Pixel 4 XL
- 64GB:116,600円
- 128GB:128,700円
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