2019年10月10日にSONYが、次世代ゲーム機「PlayStation 5(プレイステーション5/PS5)」を2020年の年末商戦に販売開始することを正式発表したことが明らかとなりました。
SONYは、次期PlayStationの名称が「PlayStation 5」となることも正式に発表しております。
新機能としては、ハプティック技術の搭載やアダプティブトリガー、Ultra HD Blu-、3Dオーディオ対応などが挙げられております。
SONY、次期PlayStationの名称が「PlayStation 5」となることを正式発表
SONYは、「PlayStation 4」の次の次世代ゲーム機を開発していることが報じられておりますが、ソニー・インタラクティブエンタテインメント社長兼最高経営責任者(CEO)のジム・ライアンが新たな次期PlayStationに関する情報を公開しております。
同氏は、初代PlayStationを販売開始した1994年から現在まで「数字に」こだわってきたことを発表している。
これは、「PlayStation Super」や「PlayStation Max」でもなく、シンプルに1,2,3,4と数字を重ねてきたことをアピールしている。
そのため、次期PlayStationの名称が「PlayStation 5」となることは誰でもわかる法則であるとコメントを残しております。
この上で、ジム・ライアン氏は次期PlayStationの正式名称が「PlayStation 5」となることを正式発表しました。
同氏は、「ようやくこの名前を口にすることが出来て、とてもうれしく思っています。」と語っており、「肩の荷が下りた気分だ」とコメントを残しております。
PlayStation 5は2020年の年末商戦に販売開始
ジム・ブライアン氏は、「PlayStation 5」の販売日に関して2020年末を予定していることを発表しております。
これは、2020年の年末商戦に向けてリリースする予定であることをアピールしております。
「PlayStation 5」には、カスタムSSDが採用されていることが発表されております。
発表された内容からは、3Dオーディオ処理専用ユニットの採用や最大8Kの映像出力、ハプティック技術が搭載されることとなる。
映像面では、「Ultra HD Blu-ray」に対応しているほか、8K/60Hz記録対応、4K/8Kコンテンツの録画再生機能も備わっているようです。
PlayStation 5ではコントローラーが大きく進化
ブライアン氏は、「PlayStation 5」ではコントローラーに2つの重要なイノベーションがあると語っております。
1つ目のイノベーション「ハプティック技術」
1つ目は、初代PlayStationのコントローラにもあった「振動機能」から発生した「ハプティック技術」を採用する点が挙げられます。
ハプティック技術を採用することで、これまで以上にユーザーの手で多彩な反応を感じすることができると明かしております。
たとえば、レースゲームで車が壁に衝突する感覚と、フットボールで相手にタックルするときの感覚は全く違うと語っている。
同氏は、ハプティック技術を採用することで草をかけぬけ、泥の中を這い回る感覚さえ感じすることができるとコメントしている。
2つ目のイノベーションアダプティブトリガーによる「L2/R2」ボタンの進化
2つ目は、「PlayStation 5」から導入される「アダプティブトリガー」であることがあげられます。
具体的には、アダプティブトリガーと呼ばれるL2/R2ボタンの進化となっているようだ。
アダプティブトリガーにより、ユーザーがゲームでプレイしたアクションに合わせてL2/R2のトリガーに反発力が生まれる機能となっているようです。
これにより、弓矢を引く感覚がこれまで以上にリアルに再現できるほか、使い方次第で多彩なリアリティを実現することが可能となる。
弓以外では、オフロードで車を運転した際のアクセスの感覚が、岩場の地形をリアルに表現することができると言われております。
PlayStation 5のスペック
現在報じられている「PlayStation 5」の情報から明らかとなっているスペックは以下のとおりとなっております。
ゲーム機本体
- CPU:x86-64-AMD Ryzen “Zen2″, 8cores/16threads
- GPU:AMD Radeon RDNA(Radeon DNA)-based graphics engine
- 3Dオーディオ処理専用ユニット
映像関連
- 4K/8K解像度対応(ゲームのみ?)
- PlayStation 4との互換機能
- PlayStation VR対応
コントローラー
- ハプティック技術
- アダプティブトリガー(L2/R2への抵抗機能)
メディサ
- Ultra HD Blu-ray対応
- ゲームディスクとして100GBの容量に対応
これらのアップグレード内容から、「PlayStation 5」が大幅なアップグレードが施されていることがわかります。
スペックが高すぎるため、販売されるときの販売価格も値上がりされる可能性もありますが、魅力的な構成と言えるでしょう。
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