Macbook Pro 16インチ、シザー式キーボードを採用か-バタフライキーボードを廃止へ

2019年7月27日にAppleが、2020年までに登場することが噂されている「Macbok Pro 16インチ」モデルにてシザー式キーボードを採用する可能性が浮上してきました。
Apple、Macbook Pro 16インチモデルへシザー式キーボードを採用か
2019年7月27日にAppleが、現在準備中と噂されている「Macbook Pro 16インチ」モデルにてシザー式キーボードを採用する可能性が明らかとなりました。
Appleは、次期Macbook Proのラインアップへ15インチモデルよりもわずかにディスプレイが大きい「Macbook Pro 16インチ」モデルを準備中であることが報告されております。
Apple関連のリーク情報で有名なチンミー・クオ氏によるとAppleは、「Macbook Pro 16インチ」モデルへシザー式キーボードを採用する予定であることが明らかとなっている。
これにより、「Macbook Pro 16インチ」モデルにはバタフライキーボードが採用されないこととなります。
2020年モデルのMacbook Proでは全てのモデルがシザー式キーボードへ
Appleは、2020年に販売するすべてのMacbook Proへシザー式キーボードを採用する予定であることが報告されております。
そのため、バタフライキーボードを採用しているモデルは、今年に登場するモデルで最後となることが予想されております。
今後、バタフライキーボードを採用しているMacを購入したい場合は、「Macbook Air」あるいは「Macbook Pro」の旧モデルを選択する必要があるかもしれません。
なお、バタフライキーボードはノートPC型Macのみ該当するため、デスクトップモデルである「iMac」や「Mac mini」ユーザーには影響ありません。
バタフライキーボードは問題が多すぎた
「Macbook 12インチ」から登場したバタフライキーボードですが、現在まで多くの問題を抱えておりました。
1つ目は、シザー式キーボードと比べて生産コストが高いため、Macbook本体の原価が挙がってしまう問題が挙げられております。
現在のバタフライキーボードは、第3世代のものですが、第2世代までキーの下にホコリが入ってしまうと反応しなくなる不具合を抱えておりました。
この問題は、第3世代のバタフライキーボードにてキーの下にシリコンの膜を採用することで、再発防止が行われております。
最近では、2019年3月に第3世代のバタフライキーボードに不具合が発生しているとして2019年7月までに販売していた「Macbook Air」と「Macbook Pro 13インチ」の無償修理プログラムを発表しております。
これらの経緯からバタフライキーボードには多くの問題があり、以前採用していたシザー式キーボードの方がコスト面と耐久面でも優れていると言えるでしょう。
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