2019年2月6日にAppleが、通話アプリ「FaceTime」のバグを見つけた14歳の少年に対して、報奨金を支払うことを約束したことが明らかとなりました。
Apple、FaceTimeのバグを見つけた14歳の少年へ報奨金の支払いを約束
2019年2月6日にAppleが、同社ブランドの通話アプリである「FaceTime」のバグを見つけた14歳の少年に対して、報奨金を支払うことを約束したことが明らかとなりました。
14歳の少年は、先日リリースされた「iOS 12.1.4」にて「FaceTime」のグループ通話におけるバグを発見していたことが報じられております。
発見されたバグは、「FaceTime」のグループ通話にて受信者が応答する前に音声や映像を発信者が見聞きしてしまうというものでした。
本バグを受けてAppleは、一時的に「FaceTime」によるグループ通話機能を停止しております。
FaceTimeを見つけた14歳の少年は?
「FaceTime」のバグを見つけた14歳の少年は、米アリゾナ州に住むグラント・トンプソン君です。
グラント君は、CNBCのインタビューに対して、母親のミッシェルさんとバグ発見当時のエピソードを語っております。
バグを発見できたのは、人気ゲーム「フォートナイト」をプライ中に偶然発見したと語っております。
グラント君は、見つけたバグを友人たちに話すと「これはクールだ」となる話題になったようです。
バグ発見後は、母親経由で1月19日にAppleへメール・Twitter、Facebookを使用してバグ報告を行いましたが、連絡がなかったようです。
その後、「FaceTime」のバグがメディアで報じられれるようになった頃にAppleからようやくコンタクトがあったようです。
Appleの重役がグラント家へ訪問
バグが大々的に報じられた4日後の2月1日にAppleの重役がグランド君に会いに訪問してきたと語っております。
Appleの重役は、グラント君へ「バグ・バウンテイプログラム(バグ発見者への報奨金)」を権利があることを語ったようです。
母親であるミッシェルさんは、グラント君が見つけたバグで得られる報奨金で、大学進学資金として活用したいとコメントしております。
グラント君もAppleがユーザーのプライバシーを守ると信じているとコメントしており、今後もApple製品を愛用していくと語っております。
[CNBC]
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