macOS Mojave 10.14.4、SafariがWEBページのダークモードにも対応へ

2019年1月29日にAppleが、Mac向けのOSである「macOS Mojave 10.14.4」にてSafariによるWEBページのダークモード表示が可能となっていることが明らかとなりました。
「prefers-color-scheme」を使用したサイトでは、白色をベースとしているデザインを黒色として表示することが可能となるようです。
macOS Mojave 10.14.4のSafariでWEBページのダークモードが適応可能に
2019年1月29日にAppleがデベロッパー向けに公開している「macOS 10.14.4」にて、ウェブブラウザ「Safari」によるWEBのダークモードに対応したことがわかりました。
Appleは、2018年9月にリリースした「macOS Mojave」にて、ダークモードをリリースしております。
ダークモードは、黒色を主体として表示することができるモードで「メール」や「iTunes」、「カレンダー」などで利用することができます。
これまでも「Safari」にてダークモードを適応することができましたが、メニューバーを黒くする程度に留まっておりました。
しかし、Appleがデベロッパー向けに提供している「macOS 10.14.4」では、WEBページそのものへダークモードの適応が可能となっているようです。
ダークモードの対象となるには「prefers-color-scheme」の使用が必要
Appleは、2018年10月に開催した「Safari Technology Preview 68」にて「prefers-color-scheme」を発表しております。
「prefers-color-scheme」は、ダークモードコンテンツのスタイリングのためのメディアクエリーをサポートした機能として発表されております。
この実験的な機能は、「macOS Mojave 10.14.4」のデベロッパー版に同梱されてており、初めて「Safari」ブラウザに入ることとなりました。
本機能は、Safariの[ 開発 ]メニューの[ 実験機能 ] →[ダークモードCSSサポート ]で手動で有効と無効を切り替えることができます。
対応サイトは自動的にダーク表示適応される
デベロッパー版である「macOS Mojave 10.14.4」の「Safari」では、ダークモードに対応したWEBページであれば自動的にダークカラーへ変更するようです。
対応していないWEBサイトであれば、いつもどおりの表示となるため、変化は見られないようです。
現在正式リリースされている「macOS 10.14.3」では、WEBページのダークモードに対応しておりませんが、次期バージョンにて対応することが予想されております。
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