2019年1月23日にAppleが、2020年モデルのiPhone全てに有機EL(OLED)ディスプレイを採用する可能性が浮上してきました。
これにより、ジャパンディスプレイの液晶ディスプレイの採用は、2019年モデルで打ち切りとなるかもしれません。
Apple、2019年モデルiPhoneすべてにOLEDディスプレイを採用
2019年1月23日にAppleが、2020年モデルのすべてのiPhoneへ有機ELディスプレイことOLEDディスプレイを採用する可能性が浮上してきました。
メディアサイト「AppleInsider」によるとAppleは、2020年モデルのiPhone全てにOLEDディスプレイを採用することを発表しております。
現行モデルのiPhoneである「iPhone XS」と「iPhone XS Max」にもOLEDディスプレイが採用されておりますが、「iPhone XR」のみ液晶ディスプレイが採用されております。
将来的にAppleはすべてのモデルをOLEDへ切りかることが予想されておりましたが、来年に実施されるようです。
ジャパンディスプレイの液晶ディスプレイはどうなるのか?
「iPhone XR」向けにディスプレイを提供しているジャパンディスプレイは、2020年モデルのOLED化により大きな痛手となることあ予想されております。
ジャパンディスプレイは、2018年3月まで収益の半分以上をAppleからの共給で得ており、Appleに依存していることが報じられております。
現在「iPhone XR」は、販売台数の伸び率の低減による減産の影響により、ジャパンディスプレイが台湾の「TPK Holdings Co.」、中国の「Silk Road Fund」から出資を受けるための交渉に入っていることが報じられております。
現在もジャパンディスプレイは金銭関連で問題が発生しておりますが、2020年はさらに問題が肥大化することが予想されております。
2020年モデルのすべてのiPhoneが10万円を超えるかもしれない
現在のAppleのラインナップでは、OLEDディスプレイを搭載しているすべてのモデルの販売価格が10万円を超えております。
そのため、2020年モデルiPhoneすべてにOLEDディスプレイが使用されることで、エントリーモデルでも10万円を超える可能性があります。
iPhoneの販売価格が10万円を超えることで低所得層はもちろん、分割払い時に査定が必要になるなど様々な問題が発生する。
日本では、大手3キャリアがスマートフォンの取り扱いを止め(あるいは縮小)、ネットワークのみの販売に注力する情報も挙がってきているため、消費者にとってiPhoneの購入は痛手となるかもしれません。
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