2018年12月19日にYahoo!とSoftBankが提供している電子決済サービス「PayPay」が、システムの制限処理を悪用したクレジットカードの不正利用についてお詫びしていることがわかりました。
「PayPay」は、不正利用が無いことをカード履歴で確認することを推奨しております。
PayPay、クレジットカード不正利用問題で謝罪へ
2018年12月19日にYahoo!とSoftBankが提供している電子決済サービス「PayPay」にて起きている、クレジットカードの不正利用についてお詫びしていることがわかりました。
電子決済サービス「PayPay」は、12月頭に開催した「100億円あげちゃうキャンペーン」で一躍知名度を上げております。
「100億円あげちゃうキャンペーン」は、開催からわずか10日で予算である100億円を使い切った実績があります。
一方で、「PayPay」に登録していないユーザーから「PayPay」による支払いが確認されたとして、クレジットカードの不正に利用されていることが報じられております。
この問題に対して「PayPay」は、同社のWEBサイトにてお詫びのページを公開しております。
クレジットカードを持っているだけでPayPayの被害に
今回の問題は、「PayPay」への登録や使用の関係は無く、ただクレジットカードを持っているだけで不正利用に繋がる点が挙げられます。
クレジット決済にはセキュリティのための「セキュリティコード」を入力する必要があります。
通常であれば、クレジットカードの「セキュリティコード」の入力は、数回間違えるとロックが掛かる仕様になるのですが、「PayPay」の場合は、何回間違えても再入力することが可能となっております。
「セキュリティコード」は、クレジットカードの裏面にある3桁の数値で構成されているため、1000回試すだけでクレジットカードの「セキュリティコード」を総当たりすることができます。
「PayPay」による悪用方法は至って簡単で、「PayPay」でクレジットカードの「セキュリティコード」である数値をランダム入力を繰り返すことで、クレジットカードを悪用することができる。
見覚えのないクレジットカード請求が来たらどうするのか
12月14日に「PayPay」は、見に覚えのないクレジットカードの請求が来た場合、クレジットカード会社へ連絡することを推奨しております。
また、これ以上クレジットカードによる決裁を行わせないために、クレジットカードをロックする必要も出てきます。
「PayPay」としては、クレジットカードの利用履歴をチェックし、不正に利用されていないことを確認することを推奨しております。
12月18日には「PayPayアプリアップデートのお願い」として、クレジットカードの入力制限を設けることで、不正利用の対応を行ったと発表しております。
詳しい「PayPay」の情報は、「お客様へのお詫び」をご参照下さい。
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