2018年10月5日に業界団体「Wi-Fi Alliance」が、Wi-Fi規格の名称をよりわかりやすくするために「802.11ax」を「Wi-Fi 6」へ変更することを発表致しました。
今後Wi-Fi規格は、簡単な数字で呼ばれることとなり、過去のWi-Fi規格も数値の連番で管理されることとなります。
Wi-Fiの名称が数値の連番へ変更!802.11axがWi-Fi 6へ
2018年10月5日に業界団体Wi-Fi Allianceが、Wi-Fi規格の名称を数値の連番で呼称することを正式に発表致しました。
Wi-Fiの次世代規格である「802.11ax」という名称は、IT業界に馴染みのあるユーザーであれば苦労することが無いが、老若男女には分かりづらい名称であることは間違いないでしょう。
Wi-Fi Allianceは、「802.11ax」の名称をよりわかりやすくするために「Wi-Fi」と数値を組み合わせた「Wi-Fi 6」へ変更することを発表致しました。
これにより、Wi-Fi規格が新しいものなのか簡単に把握することができるようになります。
過去のWi-Fiでは優劣が付きにくい
現在の最新規格である「802.11ac」と「802.11n」と言われてた時に、どの規格が最新であるか把握することができませんでした。
しかし、「Wi-Fi 6」へと名称が変更されることで、連番が大きいほうが新しい規格であると簡単に把握する事ができるようになります。
これは、今後最新のWi-Fiルーターを購入したい時に連番が大きいモデルを購入すれば誤って旧モデルを購入する心配が無くなります。
Wi-Fiルーターは、高いモデルですと2万円ほどかかるため、こうした取り組みは消費者の悩みを1つ解決してくれると言えるでしょう。
旧規格もWi-Fiと数値へ置き換えられる
次期Wi-Fi規格である「802.11ac」が「Wi-Fi 6」へ置き換えられることが発表されましたが、これまでのWi-Fi規格もWi-Fiと数値の名称へ変更されます。
過去のWi-Fi規格は、1~5の数値で新しい準に振り分けられております。
- 802.11a:Wi-Fi 1
- 802.11b:Wi-Fi 2
- 802.11g:Wi-Fi 3
- 802.11n:W-Fi 4
- 802.11ac:Wi-Fi 5
- 802.11.ac:Wi-Fi6
さらに各Wi-Fi規格をひと目で把握できるようなビジュアルのサンプルも公開しております。
このロゴを見るだけで、Wi-Fiルーターがどの規格まで対応しているのかすぐに把握することができます。
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