2018年10月2日にAppleが、2018年モデルである「iPhone XS」と「iPhone XS Max」は、バッテリーが切れてから5時間以内であればエクスプレスカードに登録された「Suica」を改札口で利用可能であることを発表致しました。
2018年モデルiPhoneは、電池切れから5時間以内は改札口で利用可能
2018年10月2日にAppleが、サポートページにて2018年モデルである「iPhone XS」、「iPhone XS Max」がバッテリーが切れてから5時間以内であれば電子マネー「Suica」が利用可能であることを発表致しました。
2018年モデルである「iPhone XS」、「iPhone XS Max」には予備電力付きエクスプレスカードが新機能として追加されております。
エクスプレスカードへ交通機関電子マネー「Suica」を設定することができるため、iPhone本体のバッテリーが切れても利用可能であることが予想されておりました。
そして、本日Appleから正式に「予備電力付きエクスプレスカード」の説明が公開され、電源が切れていても利用可能であることが明らかとなりました。
2018年モデルiPhoneは予備電力で5時間以内であればFelliCaを利用できる
2018年モデルiPhoneには、エクスプレスカードのための予備電力が備わっているため、iPhoneがバッテリーが切れでも利用することができる。
予備電力付きエクスプレスカード機能は、iPhoneのバッテリーが切れてから5時間以内であれば改札口で「Suica」を利用することができるようだ。
具体的にAppleは、予備電力付きエクスプレスカードの説明を以下の用に公開している。
iPhone XS や iPhone XS Max では、iPhone の充電が必要な状態になっても最大 5 時間まで予備電力機能付きエクスプレスカードが使えます。
iPhone の充電が必要な状態になった時にエクスプレスカードを使えるかどうかを確認するには、iPhone のサイドボタンを押します。
ただし、この操作を何度も行うと、エクスプレスカード用の予備電力が大幅に減少する可能性があります。
また、iPhone の電源を切ると、この機能は使えなくなります。
これらをまとめると必要条件は以下の通りとなります。
- 予備電力付きエクスプレスカードに対応していること
- iPhoneのバッテリーが完全に切れていないこと
- バッテリーが切れてから5時間以内であること
予備電力付きエクスプレスカードに対応していない「iPhone X」や完全に電源が切れているiPhone XSシリーズでは利用することができませんのでご注意ください。
サイドボタンで起動するエクスプレスカードに注意
Appleの文章にはサイドボタンによりエクスプレスカードを呼び出すと大幅に電力を消費すると記載されていることがわかります。
充電が切れていてもサイドボタンで呼び出すことで、利用可能かどうか調べることができますが、注意しなければ予備電力を使い果たしてしまう恐れがあるようです。
エクスプレスカードは、最初に設定した「Suica」アプリ自動的に設定されますが、念の為確認しておくと良いでしょう。
複数の「Suica」を登録している場合は、「設定」「WalletとApple Pay」から変更することができます。
[Apple]
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