2018年8月20日にAppleが、iPhoneやApple Watchを車のキーとして利用することができる特許を申請したことが明らかとなりました。
Apple、iPhoneが車のキーとなる特許を申請!
2018年8月20日にAppleが、同社のスマートフォンであるiPhoneを車のキーとして利用することができる特許を申請していたことが明らかとなりました。
米国特許商標庁(USPTO)が8月16日に、AppleのiPhoneを車のキーとして利用することができる「スマートキー」を申請したことが確認されております。
「スマートキー」は、車のキーとして利用することができるため、車の開閉やエンジンの始動など、一般的な自動車用のキーと同じ動作を利用することができるようです。
一般的に鍵は、家の鍵や車の鍵、物置の鍵など多数の会議をキーケースに入れて管理する必要がありますが、「スマートキー」の登場により、キーレスが実現できるかもしれません。
Apple Watchでも車のキーとして利用可能か
Appleが提出した書類によると、iPhoneだけではなくApple Watchでも車のキーの代わりとして利用することができるようです。
車両に設置されている長波無線と磁気信号アンテナが、iPhoneとApple Watchと通信することがかのうであると記述されております。
各センサーが、iPhoneやApple Watchと通信することで、ドアの解錠と施錠、エンジンスタートなどが可能となるようです。
また、車の外にも複数のアンテナが用意されている想定となっている。
主に車の横やトランク周りにセンサーが反応するほか、機械学習によりユーザーの位置を正確に把握することができるようになるようです。
この機械学習は、ドアの開閉だけではなくユーザーの距離に応じて点灯やエアコンのオンなどを行えるようになるようです。
ワイヤレス充電も可能に
磁気アンテナは、iPhoneやApple Watchに使用されているワイヤレス充電と互換がある可能性があります。
車の中へ乗り込むとすでに車のどこにiPhoneやApple Watchが置かれているかアンテナで把握することができるため、車内へコイルを追加するだけでディバイスの位置を正確に把握することが可能となります。
実用化する際は、このワイヤレス充電が一般的に置くだけ充電となるのか、電気を照射する完全ワイヤレス充電となるか不明となっております。
しかし、すでに「スマートキー」は実用可能段階まで精度が上がってきているため、近い将来に実用化されることとなるでしょう。
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